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コ・アラ

고아라Go Ara
俳優・女優

コ・アラは1990年晋州生まれの俳優。2003年に青少年ドラマ『반올림』の主役で中学生デビューし、『応答せよ1994』で演技派としての評価を固めた。『花郎〈ファラン〉』『ミス・ハンムラビ』など話題作に主演し、日本映画にも出演した。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

軍人の家庭で育った少女

コ・アラは1990年2月11日、慶尚南道の晋州市で生まれた。父親が軍人だったため、幼いころは家族とともに各地を転々とし、デビュー前の学生時代の多くは全羅道の光州で過ごしたとされる。将来の夢として思い描いていたのは女優ではなくアナウンサーで、人前で話す仕事への憧れがあったという。芸能界との接点は、まったく思いがけない形で訪れることになる。

応援に行って大賞を受賞

2003年、中学生だったコ・アラは、SMエンターテインメントが主催する「SM青少年ベストコンテスト」に出場する友人を応援するため会場へ足を運んだ。友人のバックダンサーとして一緒に舞台に立ったところ、肝心の友人は落選し、彼女の方が選ばれるという思わぬ展開になった。結果は8,000人を超える応募者の頂点となる大賞と、ビジュアル部門の賞の同時受賞である。この出来事を機にSMと契約し、芸能界入りが決まった。

『반올림』で国民的な妹に

契約からほどなく、KBSの青少年ドラマ『반올림』(四捨五入の意)の主役オーディションに挑んだ。倍率は1,000倍近かったとされるが、彼女は主人公イ・オクリム役を勝ち取り、2003年11月の放送開始とともに本格デビューを果たした。同じ事務所のキム・ヒチョル、キム・ギボムらと共演した同作は、十代の成長を描く作品としては異例の人気を集め、「オクリム」は彼女の代名詞となった。

活動の歩み

新人賞と日本映画への進出

2006年のドラマ『눈꽃』(雪の花)では主人公ユ・ダミを演じ、本格的な正統派ドラマに初挑戦した。母娘の確執を描くこの作品で、翌年の百想芸術大賞TV部門女性新人演技賞を受賞している。同じ時期には日本にも活動の場を広げた。反町隆史がチンギス・ハーンを演じた2007年の大作『蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜』には、4万人規模とされるオーディションを経て出演。2009年には黒木メイサ主演の『スバル』にも参加した。国内では『누구세요?』(どなたですか?)や、東方神起のユンホと共演した『맨땅에 헤딩』(裸地にヘディング)など主演作が続いた。

伸び悩みと『応答せよ1994』

成人後は、整った容姿に比べて演技が物足りないという厳しい評価に悩まされた。2012年の映画『ペースメーカー』『パパ』はいずれも興行的に振るわず、オクリムのイメージから抜け出せない時期が続く。流れを変えたのが2013年のtvN『応答せよ1994』である。下宿を営む家の娘ソン・ナジョンを、飾らない生活感と明るさで演じきり、相手役チョンウとの息の合ったやり取りも好評を博した。同作の大ヒットで、彼女は「演技の上手い俳優」という評価をようやく手にした。作り込んだ美しさよりも、隣にいそうな自然さが彼女の武器になることを示した作品だった。

時代劇から法廷ドラマまで

その後はジャンルの幅を広げた。2014年のSBS『너희들은 포위됐다』(君たちは包囲された)ではチャ・スンウォン、イ・スンギと共演し、新米刑事役で同時間帯視聴率1位に貢献。2015年の映画『朝鮮魔術師』で時代劇に初挑戦し、2016年の映画『探偵ホン・ギルドン 消えた村』にも出演した。同年12月からはパク・ソジュン、パク・ヒョンシク共演の青春時代劇『花郎〈ファラン〉』でヒロインのアロを演じた。2018年のJTBC『ミス・ハンムラビ』では正義感あふれる新任判事パク・チャオルムを好演。続いて2019年のSBS『ヘチ 王座への道』、2020年のKBS『ドドソソララソ』、2025年のTVING『춘화연애담』(春画恋愛譚)と主演作を重ねている。

エピソード

役のために7kg増量

『応答せよ1994』で評価を一変させた背景には、徹底した役作りがあった。地方から上京した大学生たちの日常を描く作品で、ごく普通の女子大生ナジョンを演じるため、彼女は体重を7kg増やし、メイクも最小限に抑えた。それまでの華やかなアイドル的イメージを自ら手放したことで、視聴者が親しみを感じる等身大のヒロイン像が生まれたと評価された。劇中の父母役ソン・ドンイル、イ・イルファとの自然な家族の掛け合いも、この作品の名場面として今も語られる。

撮影中の負傷と再出発

2019年3月、『ヘチ 王座への道』の撮影で慶尚北道の聞慶セジェを訪れていた際、走る場面で転倒して右足首の靭帯を断裂した。ギプスでの治療が必要となり、制作陣の配慮で数回分の放送には登場しなかった。2016年の映画『探偵ホン・ギルドン』では、当初はカメオとしての特別出演を打診されていたと明かしている。完成作での登場は短く、試写会では分量の少なさを自ら惜しみ、続編に期待していると冗談まじりに語った。所属事務所の面では、2016年11月に13年在籍したSMとの契約を終え、翌2017年1月にイ・ジョンジェとチョン・ウソンが設立したアーティストカンパニーへ移籍した。移籍後最初の主演ドラマとなった『ミス・ハンムラビ』は、現職判事が自身の小説をもとに脚本を書いた作品で、彼女はキム・ミョンス演じる冷静な先輩判事と対照的な熱血新人を演じた。

「国民の携帯」の顔

十代のころはCFの女王としても知られた。なかでもサムスン電子の携帯電話「エニコール」の広告に起用された機種は、ヒットにあやかって「コ・アラフォン」の愛称で呼ばれ、当時は誰もが持っていたと言われるほど売れた。デビューから20年以上がたった今も若々しい容姿は変わらず、30代半ばを迎えてもオクリム時代の面影がそのまま残っているとたびたび話題になる。2025年の『춘화연애담』では、自由奔放に育った王家の末娘ファリ公主を演じ、自ら恋を探しに出る主人公として久々の時代劇ロマンスに挑んだ。

プロフィール

生年月日
1990年2月11日[1]
出生地
晋州市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2020年ドドソソララソAmazonで探す도도솔솔라라솔出演[2]
  2. 2016年花郎Amazonで探す화랑出演[3]
  3. 2016年花郎Amazonで探す화랑演奏・歌唱クレジット[3]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. コ・アラ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. ドドソソララソ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. 花郎 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08