キム・テウ
中央大学演劇映画科出身の俳優。1996年にKBS公開採用タレントとしてデビューし、ホン・サンス監督作品や時代劇の王・権力者役で存在感を示してきた。眼鏡の知的な印象と、外すと鋭くなる顔立ちを生かした悪役でも知られる。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
教授を望んだ父との攻防
ソウル・瑞草区で育ったキム・テウは、成績のよい模範生だった。両親は息子が学問の道へ進むものと考えていたため、演劇で俳優を目指すと打ち明けると大いに戸惑ったという。最終的に父は中央大学演劇映画科への進学を認めたが、その条件は「演劇を専攻して教授になれ」というものだった。俳優の仕事を始めてからも反対は続いたが、比較的早くスターの仲間入りを果たしたことで両親の見方は変わり、後に同じ道へ進んだ弟で俳優のキム・テフンが「兄を見習え」と言われるほどになった。
活動の歩み
映画と時代劇で重ねた主役級
1996年にKBS第18期公開採用タレントとしてデビューし、ペ・ヨンジュン主演『初恋』で主人公の大学の同期を演じて顔が知られるようになった。1997年の映画『接続 ザ・コンタクト』でスクリーンに進出し、1998年のドラマ『嘘(거짓말)』でKBS演技大賞の男性新人賞を受賞。2001年『バス、停留所』では孤独な塾講師、2004年『顔のない美女』では精神科医を演じた。ホン・サンス監督の『浜辺の女』『よく知りもしないくせに』に続けて出演し、コ・ヒョンジョンの相手役を重ねたことでも知られる。2015年『懲毖録』の宣祖役でKBS演技大賞優秀賞を受け、その後も『哲仁王后』の金左根、『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』の光海君など、時代劇の王や権臣を数多く演じている。
エピソード
「バカの演技をするんですか」
『初恋』の撮影では、当初キム・テウの出番は少なかったが、ペ・ヨンジュンが彼を気に入り、大学の場面に一緒に出してほしいと制作陣に提案したという。本人は後のインタビューでこれを感謝とともに振り返っている。『懲毖録』で頼りない宣祖を演じる際は、台本を受け取るなり「これからバカの演技をしなきゃいけないんですか」と冗談を言ったという。映画『観相師』で文宗を演じた際には、大きな耳が王の相にぴったりだと占い師たちに評された。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- キム・テウ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08