イ・ジェヨン
1963年生まれの俳優。大学演劇から出発し、映画『友へ チング』の組長役や『野人時代』の日本人警部ミワ役で強烈な印象を残した。権力者や悪役を中心に、コミカルな役までこなす名脇役である。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
哲学科と演劇サークル
イ・ジェヨンは1963年、江原道春川市に生まれた。中学生のときに学校の団体鑑賞で観た演劇『アイランド』に強く心を動かされ、のちに人生の意味を探したいと考えて釜山大学の哲学科に進んだという。入学後は、4年間ただで芝居を存分に観られると思って演劇サークルに入ったが、先輩たちにすぐオーディションを受けさせられ、新入生歓迎公演の主役に選ばれたと振り返っている。1983年に舞台で俳優として歩み始め、演劇で地力を蓄えたのち、1997年の映画『억수탕(オクス湯)』の端役で映画デビューした。
活動の歩み
悪役と権力者の顔
映画『友へ チング』では敵対組織「20世紀派」のボス、サンゴンを演じて強烈な存在感を示した。同じ2001年のSBS『ピアノ』でのヤクザ「毒蛇」を経て、2002年のSBS『野人時代』で朝鮮の人々を苛烈に追い詰める日本人警部ミワを演じ、知名度を一気に高めた。2005年のMBC『第5共和国』では全斗煥の側近イ・ハクボンを演じたほか、『海神-HESHIN-』『朱蒙』『根の深い木』など時代劇にも多数出演。2010年にはSBS『大物』でSBS演技大賞の男性助演賞(ドラマスペシャル部門)を受けた。近年も『鋼鉄の雨』や『エージェント・キム: リアクティべーティッド』などで北朝鮮の権力者を演じている。
エピソード
老け顔と苦しかった30代
実年齢より上に見られることが多く、2012年のKBS2『棚ぼたのあなた』で父親役として特別出演した際、息子役のイ・ヒジュンとは16歳しか違わなかった。ハングルではサムスン電子の李在鎔会長と同じ名前だが、漢字は「李在龍」と異なる。2026年8月にはウェブ番組で、30代に舞台活動と生活の苦しさからうつ病を患い、7〜8年にわたって薬を飲み続けていたと告白した。入院を勧められても公演や家族のために断ったといい、いつかこの痛みを演技で伝えたいという思いが支えになったと語っている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- イ・ジェヨン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 鋼鉄の雨 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- エージェント・キム: リアクティべーティッド — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09