ソ・ヨンヒ
ソ・ヨンヒはソウル出身の俳優である。『チェイサー』の被害者役で注目され、『ビー・デビルド』で主演女優賞を受けた。スリラーからコメディ、家族劇まで役柄の幅が広い実力派として知られる。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
再現ドラマから舞台へ
ソウルで生まれたソ・ヨンヒは、東国大学で演劇映画を専攻した。正式なデビュー作として本人が挙げるのは1999年の舞台『モスキート』だが、カメラの前に初めて立ったのはその前年、1998年にMBCの事件再現番組『警察庁の人々』に出演したときである。映画では2003年頃から脇役として起用されるようになり、コメディ『ムドリ』が初の主演作、ホラー『恩師の恩』(原題『스승의 은혜』)が初めて物語の中心人物を演じた作品となった。ただ、この時期の一般的な知名度はまだ低く、作品を観ても名前までは知られていない俳優の一人にとどまっていた。舞台で鍛えた基礎が、のちに極限状態の人物を演じる際の土台になったとみられている。
活動の歩み
『チェイサー』と『ビー・デビルド』
彼女の名を一気に広めたのは、2008年の映画『チェイサー』である。演じたのは、連続殺人犯の家に送り込まれて囚われてしまう女性ミジン。追い詰められて震える芝居は高く評価され、観客の多くがこの人物を通して作品の恐怖を体感した。2年後の2010年には『ビー・デビルド』(原題『김복남 살인사건의 전말』)で主人公キム・ボンナムを演じる。離島で家族から虐げられながら耐え続け、娘の死をきっかけに凶行へ走る女性という難役で、大韓民国映画大賞の主演女優賞を手にした。授賞式で語った飾らない受賞の言葉には、客席の俳優たちが涙ぐむ姿も中継に映った。
「千の顔」を持つ脇の柱
その後は映画とドラマを行き来しながら、主演から助演まで幅広く出演を続けている。映画では『探偵 ザ・ビギニング』『探偵:リターンズ』、時代劇ホラー『女哭声』などに出演し、2024年にはSBS『7人の復活』、ENA『夜限写真館』、KBS2『怪しい彼女』と話題作に相次いで顔を出した。2025年にはTVING『私が死ぬ一週間前』で主人公の母親を、MBC『メリー・キルズ・ピープル』にも出演し、2026年にはNetflix『参教育』に特別出演して悪役を演じ、短い出番ながら評判を呼んだ。可憐なヒロインもいれば、たくましい母親やコミカルな脇役、冷酷な殺人者もいる。彼女のフィルモグラフィーには「ありふれた役」がほとんど見当たらない。
エピソード
体当たりの撮影の記憶
『チェイサー』の撮影では、冷たいタイル張りの床で長時間手足を縛られ、口に猿ぐつわをかまされたまま演じた。外した後に口元が思うように動かなくなったが、周囲に心配をかけまいと黙っていたことを、2022年にテレビ番組で明かしている。一方、『ビー・デビルド』で主演女優賞を受けた際には、地味で生活感のある役が続いていたこともあって、授賞式の映像を見た人々から「こんなにきれいな人だったのか」と驚く声が相次いだ。もっとも本人は、賞を取れば人生が変わると思っていたのに、翌年は出演作がなく、トロフィーを手に落ち込んだほどだったとインタビューで振り返っている。平凡な顔立ちを理由に役を断られることも多かったという。私生活では2011年に結婚し、その後娘を出産している。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ソ・ヨンヒ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 探偵:リターンズ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 女哭声 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 죽지않는 인간들의 밤 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- The Apartment Is Beautiful — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 事故物件 歪んだ家 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 미드나잇 호러: 6개의 밤 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 私が死ぬ一週間前 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09