イ・ジュン
舞踊を専攻したダンサー出身で、2009年にMBLAQのメンバーとしてデビューした俳優・歌手である。グループ脱退後は俳優業に専念し、『お父さんが変!?』などで評価を得た。近年は『1泊2日』シーズン4での活躍でバラエティでも存在感を高めている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
舞踊エリートとしての出発
イ・ジュンは1988年2月7日にソウルで生まれた。本名はイ・チャンソンである。少年時代から体を使った表現に打ち込み、ソウル芸術高校の舞踊科を卒業したのち、韓国芸術総合学校の舞踊院に進学した。国内でも指折りの専門教育を受けたダンサー候補だったが、芸能活動が本格化すると学業との両立が難しくなり、同校は中退している。後にアイドルとして見せた柔らかく正確な動き、俳優としてのアクションの身のこなしは、この時期に鍛えた基礎に支えられている。
ハリウッド映画とMBLAQ
もともと志していたのは歌手より俳優で、いくつものオーディションに挑んでは落ちていたという。やがてRain(ピ)が率いるJ.Tuneの練習生となり、2009年にはRain主演のハリウッド映画『ニンジャ・アサシン』で、主人公ライゾの少年時代を演じて映画デビューを果たした。本人によれば、「イ・ジュン」という芸名もこの撮影のころにRainが付けてくれたものだという。同じ年の10月15日、RainがプロデュースしたボーイズグループMBLAQの一員として歌手デビュー。舞踊で培った技術を生かし、センター兼メインダンサーとして、ボーカルも担当した。歌のパートはデビュー当初が最も多く、他のメンバーの比重が増え、チョンドゥンがラップからボーカルへ移ったこともあって、後期には少なくなった。それでもステージの中央で踊る彼の姿は、グループの象徴的な場面として記憶されている。
活動の歩み
アイドルから俳優へ
MBLAQ時代のイ・ジュンは、ダンスだけでなくトークの面白さでも知られ、グループの中でもバラエティ出演が特に多いメンバーだった。並行して演技の仕事も増やし、2013年の映画『배우는 배우다』(俳優は俳優だ)で初主演を務める。俳優という職業そのものを題材にした作品で、大胆な露出を含む演技に挑み、アイドルのイメージを脱ぎ捨てたと評された。歌手活動と並行しながらの主演作で、アイドル出身俳優としての彼の出発点として今もよく挙げられる一本である。その後もドラマ『カプトンイ』(2014年)、『풍문으로 들었소』(噂で聞いた、2015年)などに出演。2014年12月には、所属事務所との契約終了を受けてチョンドゥンとともにMBLAQを脱退することが公式に伝えられ、俳優業に専念する道を選んだ。
『お父さんが変!?』で飛躍
俳優としての評価を決定づけたのが、2017年のKBS2週末ドラマ『お父さんが変!?』である。主人公一家の隠された息子という設定のトップスター、アン・ジュンヒを演じ、高視聴率の週末枠で幅広い世代に名前を知られた。この役で同年のKBS演技大賞では長編ドラマ部門の男性優秀賞を受賞した。同じ年の10月18日には、グループ脱退後初めてのソロ曲『내가 주고 싶은 건』(僕があげたいもの)を発表した。作詞・作曲を手がけたのは元MBLAQのチョンドゥンで、入隊を前にファンへ贈る一曲となった。
除隊後の大作と『1泊2日』
2019年に兵役を終えると、作品の規模は一段と大きくなった。Netflixシリーズ『静かなる海』(2021年)、tvN『不可殺』(2021年)、KBS2の時代劇『最愛の敵〜王たる宿命〜』(2022年)、SBS『7人の脱出』(2023年)と、SFや時代劇、復讐劇まで幅広いジャンルで強い個性の役を任されている。2025年12月にはKBS2の単発ドラマ企画『러브 : 트랙』の一編『별 하나의 사랑』で主演を務めた。一方、2024年からはKBS2『1泊2日』シーズン4の固定メンバーとして出演し、同年のKBS芸能大賞で優秀賞とベストチームワーク賞を、2025年には最優秀賞を受け、バラエティでも番組の中心的存在になった。
エピソード
「Rainの顔を見に」受けた面接
J.Tuneに入ることになった経緯は、本人がたびたび笑い話として語っている。俳優を目指して落選を重ねていたころ、受かるつもりもなく「Rainの顔でも見てこよう」という軽い気持ちで同社のオーディションに足を運んだところ、思いがけず合格したというのである。この思いがけない合格が、ハリウッド映画への出演とMBLAQでのデビューへと一気につながった。2026年には、『1泊2日』や野球場の応援席でチェ・イェナの『キャッチ・キャッチ』のチャレンジを全力で踊る姿がショート動画で拡散した。真剣すぎる踊りが笑いを誘ったことに、本人は「自分では格好いいと思っていた」と戸惑いを見せ、その反応がまた話題を広げた。
パニック障害と兵役
2017年10月、イ・ジュンは陸軍の現役兵として入隊した。しかし入隊前から患っていたパニック障害が服務中に悪化し、治療を受けながらの生活が続いた。審査の結果、2018年3月に補充役へ編入され、残りの期間は社会服務要員として勤めることになる。当時、事務所は残りの期間も社会服務要員として誠実に務めるとの立場を示している。2019年に召集解除となり、その後は作品とバラエティで休みなく活動を続けている。
共演から始まった公開恋愛
私生活で大きな話題になったのが、女優チョン・ソミンとの交際である。2人は『お父さんが変!?』で相手役として共演したことをきっかけに親しくなり、2017年10月ごろから交際を始めたとされ、2018年1月1日に双方の事務所が交際を認めた。入隊中も関係は続き、芸能界では珍しい息の長い公開カップルとして注目されたが、2020年6月に破局したことが明らかになった。交際期間はおよそ2年半で、別れの理由は明かされず、今後は良い同僚として過ごすと伝えられた。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- イ・ジュン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 7人の脱出 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 静かなる海 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 不可殺 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 最愛の敵〜王たる宿命〜 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08