チェ・ウォニョン
チェ・ウォニョンは1976年生まれの韓国の俳優である。2002年の映画『色即是空』で端役デビューし、『百年の遺産』でのイメージ転換を経て、善人の父親役から冷酷な悪役までこなす実力派バイプレーヤーとして定着した。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
美術専攻からの転身
チェ・ウォニョン(本名チェ・ソンウク)は、もともと演技とは縁のない美術系の学生で、大学では舞台美術を専攻していた。兵役は俳優を志す前に済ませており、1996年12月に陸軍の現役兵として入隊し、第28歩兵師団で服務している。俳優の道を考え始めたのは大学在学中の20代半ばで、趣味で観ていた映画がきっかけだったという。以後は映画のオーディションに通い続け、落選を重ねた挑戦は20回近くに達した。道が開けたのは2002年の映画『色即是空』である。主人公の同級生役で審査を受けた彼に、居合わせた監督と主演俳優があれこれと質問を投げかけ、数日後にその役での起用が決まった。これがスクリーンデビューとなった。
活動の歩み
悪役で開いた新境地
デビュー直後は映画の現場が中心で、テレビに姿を見せるようになるのは2000年代後半、地上波の単発ドラマに出始めてからである。184センチの長身と穏やかな顔立ちから、当初は一途な好青年や「室長」タイプの役柄が多かった。その印象を覆したのが2013年のMBC『百年の遺産』で、情けなく自分勝手な夫キム・チョルギュを演じて知名度を大きく上げた。同じ年には『相続者たち』で主人公を温かく見守る父ユン・ジェホを演じ、正反対の人物像を続けて見せている。翌2014年の『夜警日誌』では特別出演の王・ヘジョン役で狂気をにじませ、短い出番ながら視聴者の記憶に残った。
受賞と出演作の広がり
初めて賞を手にしたのは2017年である。この年は『花郎<ファラン>』で情の深い父アン・ジゴンを、『マッドドッグ』で冷酷な悪役チュ・ヒョンギを演じ分け、KBS演技大賞の助演男優賞につながった。2019年の『ドクタープリズナー』では黒幕イ・ジェジュンを演じ、同賞でミニシリーズ部門の男性優秀賞を受けている。2022年にはMBC『ゴールデンスプーン』での演技が評価され、MBC演技大賞のベストキャラクター賞も手にした。ほかに『SKYキャッスル』『サンガプ屋台』『シュルプ』などに出演し、映画では『パスト ライブス/再会』で主人公ノラの父を演じた。2026年は前半だけで5本のドラマに名を連ね、『恩愛する盗賊様よ』(原題)とJTBC『みんな自分の無価値さと戦っている』(原題)ではレギュラー、残る3本は特別出演だった。
エピソード
共演がつないだ縁
妻は女優のシム・イヨンである。『百年の遺産』で相手役を務めたことがきっかけで交際に発展し、ドラマ終了後の2014年2月に結婚した。夫婦の間には娘が2人いる。バラエティでは2021年にSBS『マッナムの広場』の第2期メンバーに加わり、ペク・ジョンウォンらと地方の食材を使った料理に取り組んだ。左利きで、包丁も箸も左手で扱う姿が番組で見られた。
軍隊時代の思い出話
兵役にまつわる話題も持っている。陸軍の訓練所では、歌手のユン・ジョンシンがすぐ一期上の訓練兵だったという。MBC『ラジオスター』に出演した際には、そのユン・ジョンシンの軍隊時代のエピソードを披露してスタジオを沸かせた。また、軍生活中に手に大きなやけどを負った経験があることも明かしている。なお、2022年のMBC演技大賞でベストキャラクター賞を受けた際には、壇上で妻シム・イヨンへの感謝を口にしている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- サンガプ屋台 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
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- マッド・ドッグ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 花郎 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08