キム・ビョンチョル
キム・ビョンチョルは1974年生まれの韓国の俳優である。演劇と映画の端役で長く下積みを重ね、『太陽の末裔』『トッケビ』で脚光を浴びた。『SKYキャッスル』の父親役で百想芸術大賞を受け、『ドクタープリズナー』以降は主演も務める。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
演劇から始まった道
中央大学芸術大学で演劇映画学を学び、2001年ごろから舞台に立ち始めた。チェーホフの『三人姉妹』やドストエフスキー原作の『罪と罰』など、古典劇を中心に経験を積んでいる。映画デビューは2003年の『黄山ヶ原 ファンサンボル』で、役は新羅の密偵という端役だった。それでも本人は、この作品をいまも最も愛着のある一本に挙げている。翌2004年にはホラー映画『R-POINT』で兵士チョ・ビョンフン上等兵を演じ、以後も多くの映画で脇役を重ねた。兵士、下士官、将校と軍人役が多いのも、この時期からの特徴である。
活動の歩み
遅咲きのブレイク
長い脇役時代を経て、2016年のKBS『太陽の末裔 Love Under The Sun』で主人公ユ・シジンの直属の上官パク・ビョンス中佐を演じ、広く顔を知られるようになった。同じ作家が手がけた『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』では宿敵パク・チュンホンを演じ、短い出番ながら強烈な悪役として視聴者の記憶に刻まれた。以後も『雲が描いた月明り』『トンネル』『ミスター・サンシャイン』などヒット作への出演が続く。2018年から翌年にかけてのJTBC『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』では、「ピラミッドの頂点に立て」と子どもたちを追い立てる父親チャ・ミンヒョクを怪演し、第55回百想芸術大賞のテレビ部門男性助演賞を手にした。
主演俳優へ
2019年の『ドクタープリズナー』では主人公と対立するソン・ミンシクを演じ、デビュー18年目にして初めて主演級の役を担った。この作品で同年のKBS演技大賞ミニシリーズ部門男性助演賞を受けた。同年の『安いです、千里馬マート』ではつかみどころのない社長チョン・ボクドンを演じてコメディの才も示す。その後もNetflix『今、私たちの学校は…』のイ・ビョンチャン、JTBC『医師チャ・ジョンスク』の浮気夫ソ・イノ、KBS『完璧な家族』(2024年)などに出演。2025年にはNetflix『キャッシュロ』(原題)にも顔を見せた。映画ではキム・ナムギル、パク・ボゴム主演の時代劇『夢遊桃源図』(原題)にも出演している。
エピソード
「破局」の男の素顔
『トッケビ』でパク・チュンホンが口にした「破局だ」という台詞はあまりに有名になり、「パグク(破局)」が彼の愛称になった。『SKYキャッスル』のチャ・ミンヒョクまで「チャ・パグク」と呼ばれたほどである。しかし素顔は役柄と正反対で、照れ屋で物静か。番組で子ども役の若手俳優たちにメッセージを送る際も「俳優さん」と呼び敬語を使い、そのギャップがファンを喜ばせた。『SKYキャッスル』で妻役を演じたユン・セアも、実際の彼は物腰が柔らかく、頼みごとを何でも聞いてくれる人だと証言している。
噂と共演者との縁
俳優チョ・ウジンとよく似ていると言われ、2人がそろって出演した『ミスター・サンシャイン』では、そっくりな2人を並べるカメラワークが笑いどころとして使われた。実際にも親しい間柄だという。また『SKYキャッスル』で夫婦役を演じたユン・セアとは交際の噂が流れたが、ユン・セアは良い同僚だと説明している。独身で、結婚には前向きだと語ったことがある。2026年には『トッケビ』10周年を記念したtvNの旅番組にも出演した。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- キム・ビョンチョル — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 完璧な家族 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 医師チャ・ジョンスク — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- トンネル — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ミスター・サンシャイン — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 今、私たちの学校は… — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08