パク・ヨンギュ
1953年大田生まれの俳優。舞台出身で、1998年のシットコム『順風産婦人科』のミダルの父役で国民的な人気を得た。息子の死による長い空白を経て復帰し、大河ドラマ『鄭道伝』の李仁任役で演技派として再評価された。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
大田から演劇の道へ
パク・ヨンギュは1953年10月28日、当時の忠清南道大田市に生まれ、学生時代をすべて地元で過ごした。工業高校を出たあとはアルバイトを転々とし、1974年にソウル芸術専門学校の演劇科へ入学した。兵役を終えた1980年から恩師オ・テソクの劇団で本格的に舞台に立ったが、結核を患い2年ほど休演した時期もある。1985年にMBC『ベストセラー劇場』でテレビに初出演し、翌1986年にMBCの特別採用タレントとなった。1989年にはアルバム『カメレオン』を出し、歌手としても顔を知られた。
活動の歩み
シットコムの顔から重厚な悪役へ
大きな転機は1998年からSBSで放送された『順風産婦人科』である。本人と同名の“ミダルの父”を演じたこのシットコムでSBS演技大賞のシットコム部門を毎年のように受賞し、2000年には同部門の大賞に輝いた。映画では1999年の『アタック・ザ・ガス・ステーション!』のガソリンスタンド社長役も当たり役となった。2010年に続編で復帰してからはドラマに軸足を移し、2014年のKBS大河ドラマ『鄭道伝』で高麗末期の権臣・李仁任を演じると、コミカルな印象を覆す老獪な演技が絶賛された。2025年にはKBS『ヴィランの国』に出演している。
エピソード
息子の死とカナダでの日々
2004年、アメリカに留学中だった一人息子が交通事故で亡くなり、彼は深い喪失感から芸能活動を退いた。その後は長くカナダで暮らし、心の傷と向き合う時間を過ごしたことを公にしている。2019年には再婚し、2024年にはKBS芸能大賞で人気賞を受けるなどバラエティでも親しまれている。『鄭道伝』のキャスティング当初は喜劇のイメージが強い彼に権力者役が務まるのかと危ぶむ声もあったが、放送が進むにつれて彼の台詞が次々と名言として語られるようになり、実質的な主役とまで評された。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- パク・ヨンギュ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- シークレット・ジョブ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- ヴィランの国 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09