チョン・ヘジン
劇団出身の女優で、映画『王の運命 ―歴史を変えた八日間―』で青龍映画賞助演女優賞を受賞した。『ミスティ』『ハント』などで硬質な存在感を示し、夫イ・ソンギュンとの死別を経て2025年にドラマへ復帰した。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
演出志望から舞台女優へ
1976年生まれ。1997年のミスコリア大会に慶尚南道代表として出場した経歴を持つ。もっとも女優になるつもりはなく、祥明大学で映画を学ぶ学生だった。映画を観るのは好きでも、自分が演じる側に回るとは考えていなかったという。1998年、映画『죽이는 이야기(殺す話)』に端役で出演したことが運命を変える。その後、演出家イ・サンウが率いる劇団チャイムに加わり、舞台の世界に入った。同年から劇団チャイムの俳優として『도덕적 도둑(道徳的な泥棒)』『통일 익스프레스(統一エクスプレス)』などに立った。当時は本名で活動するのを嫌い、「チョン・イダ」という芸名を使っていた。
活動の歩み
遅咲きの映画賞
映像の世界には2002年のドラマ『네 멋대로 해라(勝手にしやがれ)』の端役で入り、2004年には『ごめん、愛してる』でソ・ジソブ演じる主人公の姉ソギョンを演じた。ただ、広く名前が知られるのはそこから10年ほど後のことである。2015年、イ・ジュニク監督の『王の運命 ―歴史を変えた八日間―』で思悼世子の母・暎嬪を演じ、青龍映画賞の助演女優賞を手にした。舞台で鍛えた抑制のきいた演技が、ソン・ガンホ、ユ・アインと並ぶ大作の中で評価された形である。
冷たく強い女性像
2018年のドラマ『ミスティ』では、キム・ナムジュ主演のミステリーでソ・ウンジュを演じ、感情を抑えた佇まいで物語に緊張をもたらした。この頃から、主演を支えながら作品全体の空気を引き締める役回りを任されることが増えていく。2019年の犯罪映画『ビースト』では刑事に危険な取引を持ちかける情報屋チュンベを演じ、2022年のイ・ジョンジェ監督作『ハント』では安企部の要員パン・ジュギョンとして銃撃戦もこなした。2023年末に夫を亡くしたあと活動を控えていたが、2025年3月放送の『라이딩 인생(ライディング人生)』で約2年ぶりにドラマへ戻った。大峙洞の幼児向け塾通いを背景に三世代の母娘を描く作品で、仕事と子育てに追われるワーキングマザーのイ・ジョンウンを演じた。同年には劇団チャイムの舞台『안트로폴리스Ⅱ』にも出演している。
エピソード
イ・ソンギュンとの歳月
私生活では、7年の交際を経て2009年5月に俳優イ・ソンギュンと結婚し、同年と2011年に息子が生まれた。演技派夫婦として知られたが、2023年に夫が麻薬使用疑惑で警察の捜査を受けていると報じられ、同年12月27日に夫が死去したことで、家族は大きな悲劇に見舞われた。本人は葬儀を終えたのち公の場から距離を置き、2025年の復帰作を終えた際には、母と娘が互いを理解していく過程を演じたことが忘れられない経験になったと振り返った。素顔は音楽好きで、子どもの頃はヘヴィメタルに夢中になり、ジャズも好むと話している。ドラマは一度見始めると止まらず、夜通し見続けて朝に子どもを学校へ送り出す時間になってしまうこともあるため、シーズンものは避けているという。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- チョン・ヘジン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 黄泉がえる復讐 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- ミスティ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- ビースト — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 白頭山大噴火 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- ハント — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- クロス・ミッション — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 新入社員カン会長 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09