チ・ヒョヌ
チ・ヒョヌは1984年ソウル生まれの俳優・ギタリスト。バンド「ザ・ナッツ」のギタリストとして世に出た後、シットコム『オールドミス・ダイアリー』で人気を得て俳優へ転身。2021年の『紳士とお嬢さん』でKBS演技大賞の大賞を受賞した。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
ギター少年から芸能界へ
本名はチュ・ヒョンテ。ソウル・城東区で育ち、音楽家の兄の影響もあって早くからギターに親しんだ。芸能界との接点は高校2年生だった2001年、バンド「ムンチャイルド」(のちのエム・シー・ザ・マックス)のセッションギタリストを務めたことにさかのぼる。その後、所属事務所が結成したバンド「ザ・ナッツ」にギタリストとして加わり、「サランエ・パボ(愛のバカ)」などのヒット曲で知られるようになった。ミュージックビデオなどで顔が知られたため、ボーカルと勘違いされることも多かったと本人は振り返っている。演技を始めた理由については、のちに番組で「生計のためだった」と率直に明かしている。
活動の歩み
「国民の年下男」の誕生
俳優としては2002年のEBSドラマ『学校の話』で初めてカメラの前に立ち、翌2003年にはKBSの第20期公開採用タレントに最年少で合格した。転機は2004年のKBSシットコム『オールドミス・ダイアリー』である。年上の女性に一途な若いプロデューサー役が当たり、「国民の年下男」という呼び名が定着した。この成功を機に軸足を演技へ移し、ザ・ナッツからは自然に離れていった。その後も『黄金のりんご』『オーバー・ザ・レインボー』『メリ・テグ 恋の共同戦線』『イニョン王妃の男』など、ラブコメから時代劇ファンタジーまで幅広い作品で主演を重ねた。2012年8月に陸軍へ入隊し、2014年5月に兵長で満期除隊している。
遅れてきた大賞と新境地
除隊後はドラマに加え、映画『輝く瞬間』(2021年)でコ・ドゥシムと共演し、済州の海女と年下のドキュメンタリー監督の恋を演じた。大きな山場となったのが2021〜2022年のKBS週末ドラマ『紳士とお嬢さん』である。3人の子を育てる誠実な会長イ・ヨングク役で、作品は最高視聴率38.2%を記録し、デビューから20年あまりで初めてKBS演技大賞の大賞を手にした。2024年には週末ドラマ『美女と純情男』に主演し、2025年にはMBNの政治ミステリー『ファーストレディ』で、大統領当選直後に妻へ離婚を切り出す男ヒョン・ミンチョルという、それまでの「誠実な男」とは趣の異なる役に挑んだ。
エピソード
ファンの前での公開告白
私生活で最も話題を集めたのは2012年の出来事である。『イニョン王妃の男』で共演したユ・インナに向けて、同年6月のドラマ終了記念ファンミーティングの場で、大勢のファンを前に「インナさんを本当に愛しています」と突然告白し、芸能界の伝説的な場面として今も語り継がれている。ユ・インナは約10日後、自身がDJを務めるKBSのラジオ番組で交際を認めた。しかし交際はチ・ヒョヌの入隊をはさんで約2年続いたのち、除隊直後の2014年5月に破局が伝えられた。
3Gフォンと兄とのバンド
大賞受賞の瞬間、名前を呼ばれて戸惑ったように周囲を見回した表情はネットミームとなり、飾らない人柄を象徴する場面として親しまれている。2020年には『私は一人で暮らす』に出演し、長く使い続けていた3Gの折りたたみ携帯で写真を撮る姿や、思い立って旅に出る気ままな休日を見せて反響を呼んだ。同年には兄のユンチェらと4人組バンド「サゴリ・グオッパ」を結成して約9年ぶりに歌手活動を再開。音楽活動では「俳優の自分とは別人だから」と本名のヒョンテを名乗り、シングルの宣伝のためにようやくスマートフォンに替えてInstagramを始めたことも、ファンを喜ばせた。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- チ・ヒョヌ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 美女と純情男 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 紳士とお嬢さん — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08