キム・ヒウォン
京畿道南楊州出身の俳優・演出家。長い劇団生活と無名時代を経て、映画『アジョシ』の悪役で注目され、『ミセン-未生-』『ムービング』などで欠かせない名脇役となった。2024年には『照明店の客人たち』で演出家としてもデビューした。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
試験会場を出て劇団へ
1971年、京畿道南楊州に生まれた。進学をあきらめていた彼は、大学入試の当日、この成績では無理だと途中で試験を投げ出し、会場を出る際に遅刻して入れずにいた女子受験生に自分の代わりに入るよう促したという。帰りの地下鉄で新聞の劇団員募集を見つけ、生計のためと割り切って応募したところ合格したのが演技の始まりだった。舞台で経験を重ねるうちに本格的に学びたくなり、20代半ばにソウル芸術大学の演劇科に入った。だが生活は苦しく、20代後半には演技を離れてオーストラリアに渡り、ペンキ職人として働いた時期もある。2000年のシドニー五輪の際、韓国から公演に来た演劇仲間たちが、自分が塗装した会場の舞台に立つ姿を見て、もう一度演技をしようと決めたという。
活動の歩み
悪役から演出家まで
帰国後もしばらく芽が出なかったが、イム・チャンジョンらの後押しで2007年の映画『1番街の奇跡』に出演し、映画俳優としての道が開けた。2010年の『アジョシ』で見せた冷酷な悪役マンソクで一気に顔を知られ、劇中のせりふから「防弾ガラスの人」というあだ名まで付いた。テレビでも『星から来たあなた』、tvN『ミセン-未生-』のパク課長役などで憎まれ役を引き受け、2015年のMBC演技大賞では『怒りの母』(原題:앵그리맘)でミニシリーズ部門のベスト助演賞を受け、デビュー後初の受賞となった。2017年の『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』で釜日映画賞の助演男優賞に輝いた。2023年のディズニープラス『ムービング』でも存在感を示し、2024年には同じくディズニープラスの『照明店の客人たち』で初めて演出を担当して好評を得た。2026年4月公開のディズニープラス『ゴールドランド』(原題:골드랜드)では、パク・ボヨン主演の物語で刑事キム・ジンマンを演じている。
エピソード
強面の素顔は小心者
スクリーンでは非情な男ばかり演じてきたが、実際の性格は人見知りでおとなしい。酒はほとんど飲めず、無理に1杯飲むと全身が赤くなってすぐ眠ってしまうため、周りに迷惑をかけないよう飲まなくなったとラジオで話している。tvNのバラエティ『車輪のついた家』では、トレーラーを運転するためにヨ・ジングとともに特殊大型免許を取得した(ソン・ドンイルは不合格だった)。親しい後輩のパク・ボヨンとは2020年、地方の食堂で二人でいるところを目撃されて熱愛説が流れたが、実際はイ・グァンスも来る予定だったのが都合がつかなかっただけだった。彼は迷惑をかけたと気に病んで1年ほど連絡を控え、それに傷ついたパク・ボヨンが明け方に電話して不満をぶつけたことで、ようやく元の仲に戻ったと彼女が2026年に明かしている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- キム・ヒウォン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 隠された時間 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ハンガン警察 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 바퀴 달린 집 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08