オ・ユナ
オ・ユナは1980年蔚山生まれの女優である。第1世代のレースクイーンとして人気を集めた後、女優に転身。『恋愛時代』『一度行ってきました』などで実力を認められ、自閉症の息子を育てるシングルマザーとしての率直な発信でも支持を得ている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
舞踊の夢からレースクイーンへ
華やかなレースクイーン時代の陰には、早くに諦めた夢があった。1980年11月21日に当時の慶尚南道蔚山市で生まれ、京畿道城南で少女時代を過ごした彼女は、中学生まで現代舞踊に打ち込んでいたが、家の経済事情が悪化してレッスンを続けられなくなった。高校を出てから1年ほどは定まった仕事もなかったが、たまたま足を踏み入れたレースクイーンの世界で頭角を現し、2000年の第1回「サイバー・レーシングクイーン」選抜大会で優勝した。2002年のソウルモーターショーでは起亜自動車ブースの目玉だったコンセプトカーの担当に選ばれ、彼女の出番になるとカメラを抱えた来場者が押し寄せたという。
歌手志望を経て女優に
レースクイーンとして名を上げた後、2003年ごろには歌手を目指して1年ほど練習生生活も経験している。ダンスはこなせたものの歌は練習を重ねても伸びず、自ら見切りをつけた。この時期の収穫が、同じ事務所の練習生だった歌手アイビーとの出会いで、2人は今も親しい。演技の世界に進むことには内向的な性格もあって迷いがあったが、一足先に俳優デビューしていた弟に励まされて決心し、2004年のSBSドラマ『嵐の中へ』(原題)で女優としての一歩を踏み出した。
活動の歩み
演技派としての評価
レースクイーン出身という経歴もあって、デビュー当初は演技を不安視する声が少なくなかった。流れを変えたのは2004〜05年のシットコム『オールドミスダイアリー』で、続く2006年の『恋愛時代』ではSBS演技大賞の助演賞を受け、実力派として認められるようになる。以後は『外科医ポン・ダルヒ』『勉強の神』『アテナ-戦争の女神-』『お金の化身』『師任堂、色の日記』などで主演と助演の両方を担った。医師や刑事のような都会的な役が似合う一方、悪女役や抜けたところのあるコミカルな役にも対応でき、どんな役でも一定以上の水準に仕上げる女優として現場の信頼を得ている。
遅咲きの受賞とバラエティ
2006年以降は長く受賞に恵まれなかったが、2020年のKBS『一度行ってきました』でKBS演技大賞の助演賞と大韓民国文化芸能大賞の最優秀演技賞を受けた。同年から出演した料理バラエティ『新商品発売 ピョンストラン』でも人気を集め、KBS芸能大賞で2年続けて受賞している。2023年には『仮面の女王』に主要キャストとして出演し、2025年以降は『ソロだから2』(原題)などのバラエティにも出演。2026年の映画『私の名前は』(原題)や、主演作『ミスマッチ』(原題)にも名を連ねている。
エピソード
息子と歩む日々
2007年1月に結婚し、同年8月に長男を出産したが、2015年に性格の違いを理由に離婚し、親権を得た。2009年には甲状腺がんの手術を受け、半年ほど声が出なかったという。息子が自閉症であることは、息子が小学校高学年になってから公表した。ほかの親たちを励ましたいという思いからで、軍隊を経験できないかもしれない息子の代わりに体験して話して聞かせたいと『本物の男300』に出演したこともある。漫画家チュ・ホミンは、彼女の姿に勇気をもらって自分の息子の障害を公表したと語っている。2026年7月には自身のYouTubeチャンネルで一般人男性との再婚を報告した。
飾らない人柄と美談
若い頃から大人びた役が多く、20代半ばで『オールドミスダイアリー』の独身女性を、続く『恋愛時代』では離婚したシングルマザーを演じた。そのためバラエティでは「老け顔」といじられることもあったが、『ラジオスター』では笑って受け流している。ハングル表記が一字違いの先輩女優오유나(日本語ではやはりオ・ユナ)とは、出演料が互いの口座に振り込まれる取り違えが何度もあったという。障害のある子どもが虐待を受けた事件では、面識のなかった被害児の母親からのメッセージを自身のSNSで紹介し、世論を喚起したことでも知られる。『ピョンストラン』ではアワビを使ったキンパで初出演・初優勝を果たし、莞島郡から感謝状を贈られた。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- オ・ユナ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 仮面の女王 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 呪呪呪/死者をあやつる者 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 師任堂、色の日記 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 復讐のカルテット — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08