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ソン・ヒョンジュ

손현주Son Hyun-joo
俳優・女優

ソン・ヒョンジュは1965年生まれの俳優。1991年にKBS公採タレント14期でデビューし、長い下積みを経て『バラ色の人生』で主演級に浮上。『追跡者 THE CHASER』でSBS演技大賞の大賞を受け、映画『かくれんぼ』のヒットなどで「信じて見る俳優」となった。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

演劇一筋の学生時代

1965年6月24日生まれ。ソウルの陽正中学校、大元高校を経て中央大学の演劇映画学科に進み、のちに同大学院で芸術学の修士課程も修めた。本人は演技を「宿命のようなもの」と表現し、ある瞬間に俳優になると決めたわけではなく、自然とその道を歩んでいたと振り返る。演劇映画学科が全国にわずかしかなかった時代、願書はすべて演劇映画科に出したといい、大学時代は年に7〜8本の公演づくりに没頭する「学校しか知らない学生」だった。1989年に舞台でキャリアを始め、1991年にKBS公採タレント14期として放送界に入った。

活動の歩み

顔は知られても名前は知られない時代

放送界に入ってからの数年間は、目立たない役が続いた。人気ドラマに出ても出番は1回きりという仕事が多く、セリフがひと言もない役さえあった。視聴者に存在を覚えてもらえたのは、1995年の日日ドラマ『風は吹いても』でハン・ジニとコンビを組んでからである。翌1996年のKBS『初恋』では、チェ・スジョンとペ・ヨンジュンが演じる兄弟の姉の夫で、夜の舞台に立つ歌手チュ・ジョンナムを演じた。早々に退場するはずだった脇役は人気を集めて固定の役となり、劇中歌『見ていても会いたい君』はラジオで繰り返し流れ、「チュ・ジョンナム・メドレー」のアルバムまで発売された。そして2005年、チェ・ジンシルと夫婦を演じた『バラ色の人生』で妻を裏切る夫に扮し、視聴率40%台の大ヒットによって主演級の俳優と認められた。

大賞受賞とスクリーンでの飛躍

一方で、家族ドラマの中年男性という型にはまるのではないかという見方もあった。それを覆したのが2012年のSBS『追跡者 THE CHASER』で、娘を失った刑事ペク・ホンソクの執念を全身で演じ、同年のSBS演技大賞で大賞を手にした。2013年は映画での飛躍の年となり、『シークレット・ミッション』では工作員を鍛える冷酷な北朝鮮軍の教官に扮し、初めて単独で主役を担った『かくれんぼ』は観客500万人を突破した。その後も『スリーデイズ~愛と正義~』の大統領、映画『悪のクロニクル』、映画『보통사람』(普通の人)など多彩な役をこなし、『보통사람』でモスクワ国際映画祭の男優賞を受けた。2020年には『梨泰院クラス』の主人公の父親役で特別出演ながら強い印象を残し、同年の『模範刑事』では刑事役で主演、2022年の映画『ハンサン ―龍の出現―』では元均を演じた。2025年には映画『소주전쟁』(焼酎戦争)に出演し、2026年10月9日に始まるSBSドラマ『닥터X: 하얀 마피아의 시대』(ドクターX 白いマフィアの時代)では病院長プ・スングォンを演じる。

エピソード

「国民的憎まれ役」の代償

浮気する夫を演じた『バラ色の人生』の放送中は、役と本人を重ねる視聴者が少なくなかった。見ず知らずの年配の女性が放送局までやって来て、彼の生き方をいさめていったこともあるという。共演のチェ・ジンシルと食事に出かけた店では、彼女の前にはごちそうが並んだのに、自分の席には小鉢がひとつ置かれただけだったという笑い話も残っている。のちに『追跡者』で大賞を受けた際には、アイドルもスターもいないドラマだと言われ続けたことを打ち明け、「だから死に物狂いでやった」と語った。

後輩への言葉とネットの人気画像

アイドル出身の後輩にも分け隔てがない。2017年の『クリミナル・マインド:KOREA』では、ガールズグループSONAMOOのニューサンが本読みの席で先輩たちの視線を気にしていたところ、ここに来た以上は誰もが俳優だという趣旨の言葉をかけて励まし、ニューサンはのちにその一言に感動したと明かしている。ネット上では、2004年のMBC単発ドラマで扮装したみすぼらしい姿の写真が、物乞いの画像として「勉強しないとこうなる」というミームに長く使われてきた。本人はのちに、あれは物乞いではなく占い師の役だったと明るく説明している。

プロフィール

生年月日
1965年6月24日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2022年トレーサーAmazonで探す트레이서 (드라마)出演[2]
  2. 2020年梨泰院クラスAmazonで探す이태원 클라쓰出演[3]
  3. 2017年クリミナル・マインド: KOREAAmazonで探す크리미널 마인드出演[4]
  4. 2020年模範刑事Amazonで探す모범형사出演[5]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. ソン・ヒョンジュ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. トレーサー — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. 梨泰院クラス — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. クリミナル・マインド: KOREA — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  5. 模範刑事 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08