コ・ヒョンジョン
コ・ヒョンジョンは韓国の女優。1989年のミスコリア出場を機に芸能界入りし、1995年『砂時計』で頂点に立った直後に結婚・引退。2005年に復帰すると『善徳女王』のミシル役などで2年連続の演技大賞を受け、現在も主演作を重ねている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
ミスコリアから農村ドラマへ
1971年、全羅南道和順郡の生まれ。東国大学で演劇を学んでいた1989年、ミスコリア大会で「善」に選ばれたのが芸能界入りのきっかけだった。華やかな肩書きを得ながら、女優としての出発点に選んだのは1990年のKBS農村ドラマ『대추나무 사랑걸렸네(ナツメの木に愛が実った)』で、演じたのは農家の娘マルスクという素朴な役である。同じ時期にはバラエティ番組の司会やラジオDJも任され、新人ながら幅広い場で顔を売っていった。
活動の歩み
『砂時計』の頂点と突然の引退
1991年のMBC大作『黎明の瞳』で注目され、1993年には最高視聴率51.6%の『엄마의 바다(母の海)』、1994年には脚本家キム・スヒョンの『작별(別れ)』に起用されるなど、人気作家の作品が続いた。決定打は1995年のSBS『砂時計』で、最高64.5%を記録し、放送時間には街から人が消えて「帰宅時計」と呼ばれたほどだった。ところが放送終了直後、新世界グループ創業家の長男と結婚して芸能界を退き、24歳での電撃引退は大きな騒ぎとなった。結婚生活は2003年に離婚で終わっている。
復帰後の再ブレイクと新境地
2005年、SBS『春の日』で10年ぶりにドラマへ戻り、視聴率30%を超えるヒットとなった。その後はホン・サンス監督の映画『浜辺の女』(2006年)や『キツネちゃん、何しているの?』『히트(HIT)』と異なるジャンルに挑む。2009年の『善徳女王』では権力を握る美女ミシルを演じて社会現象を起こし、MBC演技大賞の大賞と百想芸術大賞TV部門大賞を獲得。翌2010年の『大物』でもSBS演技大賞の大賞に輝いた。健康問題による休止を挟んだ後は、2021年『あなたに似た人』、2023年Netflix『マスクガール』で初のOTTシリーズに挑み、2025年にはSBS『사마귀: 살인자의 외출(カマキリ:殺人者の外出)』で連続殺人犯チョン・イシンを演じて好評を得た。
エピソード
ミシル役の裏側と現場での気前
『善徳女王』は時代劇が初めてで迷っていたが、ミシルは25話あたりで退場すると聞いて「それなら」と引き受けたという。ところが人気が出て出番は延び続け、結局50話まで撮影。延長分の8話はノーギャラで出演したと伝えられる。撮影現場では、当時広告モデルを務めていたニンテンドーDSをスタッフに150台贈ったほか、2021年には撮影先のコンビニで約150人のスタッフに好きな物を選ばせて全額支払い、店の商品が品切れになったという逸話も残る。一方、過酷な日程に「正気なの?」と口にしていたことが、強い人という印象につながったのではないかと本人は振り返っている。
降板騒動と闘病の告白
評価が割れる出来事もあった。2018年のSBS『リターン』では、演出のチュ・ドンミンPDとの意見対立から放送途中で降板し、現場でのもみ合いを証言する報道も出たが、所属事務所は暴行説を否定した。2024年1月、YouTubeチャンネル『요정재형』に出演した際には、路上で倒れるほど体調を崩し、2年間治療を受けていたと告白。同じ回では「私、思ったより優しいんですよ」と冗談を飛ばし、大きな反響を呼んだ。同年12月には『ナミブ』の制作発表会当日に体調を崩して救急搬送され、発表会を欠席。後にSNSで大きな手術を無事に終えて回復していると自ら報告した。離婚後は子どもたちと会えていないことも、たびたび率直に語ってきた。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- コ・ヒョンジョン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ナミブ 砂漠と海の夢 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- あなたに似た人 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- マスクガール — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08