ソン・スンホン
ソウル出身の俳優。ファッションモデルからシットコムで人気を得て、2000年の『秋の童話』でアジアを代表する韓流スターとなった。『エデンの東』でMBC演技大賞を受賞し、近年は映画『ヒドゥン・フェイス』で再評価を受けている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
ビリヤード場の写真で合格
ソン・スンホンは1976年10月5日、ソウルで生まれた。本名はソン・スンボクで、芸名として使っていた「スンホン」に後に正式に改名している。1995年、カフェでアルバイトをしていたところ、衣料ブランドの社員から名刺を渡されモデルにならないかと誘われたが、芸能界は自分と無縁だと笑って受け流したという。ところが半年ほど経って、同じ会社がモデルを募集する広告を見つけ、友人とビリヤードをしながらインスタントカメラで撮った写真で応募したところ、最終選考を通過した。こうしてカジュアルブランド「STORM」のモデルとして芸能界入りし、この選考の場でソ・ジソブやウォンビンとも出会っている。
活動の歩み
『秋の童話』と『エデンの東』
1996年、MBCの青春シットコム『男3人女3人』に途中から加わり、イ・ウィジョンとのカップル役で一気に注目を浴びた。その後『그대 그리고 나(君、そして私)』などのドラマを経て、2000年のKBS『秋の童話』でソン・ヘギョの相手役ユン・ジュンソを演じる。結ばれない悲恋を描いた同作はアジア各地で放送され、共演のウォンビンとともに韓流スターの代表格となった。2002年以降は映画にも進出し、『氷雨』などに主演した。兵役を経て2008年に主演したMBC『エデンの東』は30%前後の高視聴率を記録し、同年のMBC演技大賞をキム・ミョンミンと共同で受賞した。
挑戦と再評価の時期
2010年代は『マイ・プリンセス』『Dr.JIN』『男が愛する時』とドラマ主演を続ける一方、2014年の映画『情愛中毒』で禁断の愛に溺れる軍人を演じ、上海国際映画祭にも招かれた。2015年にはリウ・イーフェイと共演した中韓合作映画『제3의 사랑(第三の愛)』が中国で公開された。2017年には『師任堂(サイムダン)、光の日記』に出演し、映画『대장 김창수(大将キム・チャンス)』で初の悪役に挑んだが興行は振るわなかった。それでも2021年の『ボイス4』で存在感を示し、2024年の映画『ヒドゥン・フェイス』は青少年観覧不可の作品ながら観客100万人を突破して評価を取り戻した。同年には『プレーヤー2』、2025年には『금쪽같은 내 스타(かけがえのない私のスター)』にも主演している。
エピソード
兵役不正と大賞をめぐって
2004年、ソン・スンホンはドラマ『悲しき恋歌』の撮影準備中に芸能人の兵役不正事件に巻き込まれた。ブローカーに金を渡し、尿検査を偽装して腎臓疾患の判定を受け兵役免除になっていたことが明らかになり、本人は過ちを認めて再検査を受けた。役は降板となり、同年11月に陸軍へ入隊して2006年に満期除隊している。この事件を機に、該当疾患の免除基準は厳格化された。また『エデンの東』での大賞受賞には演技力に見合うのかという批判も集まったが、本人は後に、大賞は自分の力ではなく作品のスタッフを代表して受け取ったものだと語り、「自分の演技に胸を張れるときに大賞をもらいたい」とも述べている。
友情と恋愛、素顔
無名時代のソ・ジソブが終電を逃すとソン・スンホンの家に泊まっていたという話は有名で、二人は今も親友として知られる。恋愛では、Fin.K.Lのソン・ユリとはモンゴルでのファッションショーをきっかけに熱愛説が流れたが、双方が否定している。中国の女優リウ・イーフェイとは2015年に交際を認め、2018年に破局したと報じられた。トーク番組では、20代のころは演技を単なる仕事と考えていたが、30代でファンレターを読んで意欲が湧き、以前なら断っていたはずの『情愛中毒』の役を引き受けたと明かしている。2015年には模範納税者として大統領表彰を受け、東日本大震災の際に2億ウォンを寄付するなど、寄付活動でも知られる。
プロフィール
作品
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出典
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