シム・ウンギョン
シム・ウンギョンは1994年生まれの韓国の俳優である。子役として頭角を現し、『サニー 永遠の仲間たち』『怪しい彼女』で主演女優の地位を築いた。日本映画『新聞記者』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受け、日韓両国で活躍している。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
内気な少女が選んだ演技
シム・ウンギョンは1994年5月31日生まれ。演技を始めた理由は、内向的な性格を変えたかったからだという。2004年のMBCドラマ『결혼하고 싶은 여자』(結婚したい女)でデビューし、その後『ファン・ジニ』ではハ・ジウォン、『太王四神記』ではイ・ジアの少女時代を演じ、同世代を代表する子役の一人と目されるようになった。ホラー映画『불신지옥』(不信地獄)などにも出演している。2011年に映画『サニー 永遠の仲間たち』で初主演を務めて大ヒットを記録すると、同じ年に渡米して高校に留学した。子役として過ごしてきたため、普通の学生生活を送ってみたかったのが理由とされる。ピッツバーグの高校から半年後にニューヨークのプロフェッショナル・チルドレンズ・スクールへ移り、2013年6月に卒業した。
活動の歩み
『怪しい彼女』の大ヒット
留学中も演技の勘を失わないよう、2012年の『王になった男』に侍女サウォル役で出演し、観客1,000万人を超えるヒットとなった。2014年の『怪しい彼女』では、見た目と中身の年齢が食い違う難しい役柄をコメディとして演じ切り、映画評論家イ・ドンジンをはじめ、多くの評者から高く評価された。観客動員は800万人を超えている。2016年は主演の『널 기다리며』(君を待ちながら)のほか、『新感染 ファイナル・エクスプレス』では特殊メイクのため本人と気付かれにくいゾンビ役、アニメ『ソウル・ステーション/パンデミック』では声の出演をこなし、初めての独立映画『걷기왕』(歩く王)にも主演した。2017年の『捏造された都市』、2018年の『念力』『宮合』と出演作は途切れなかった。
日本で開いた新たな扉
2017年に日本進出を打ち出し、2019年の映画『新聞記者』で東京新聞の記者・望月衣塑子の著作を原案とする政治サスペンスに主演した。日本人俳優が皆断ったため起用されたという噂も流れたが、プロデューサーの河村光庸は来韓時に、他の俳優には打診していないと否定している。この作品で2020年の第43回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受け、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』で高崎映画祭の主演女優賞も獲得した。その後も日本ドラマ『七人の秘書』やNHK『群青領域』に出演し、2021年には日本アカデミー賞の司会も務めた。三宅唱監督の『旅と日々』は2025年のロカルノ国際映画祭で金豹賞に輝き、この作品で韓国人として初めてキネマ旬報ベスト・テンの主演女優賞を受けた。2026年3月にはtvNドラマ『대한민국에서 건물주 되는 법』(韓国でビルオーナーになる方法)で悪役ヨナを演じ、母国でも改めて評価されている。
エピソード
ソ・テジ好きの映画マニア
明るく豪快なコメディのイメージとは裏腹に、素顔は口数の少ない内向的な性格だと本人は語っている。2008年のロックフェスでソ・テジの公演を見てファンになり、2012年には彼の8集活動をまとめたDVDのナレーションまで担当した。一方で、早くから「天才」と呼ばれた重圧もあり、2025年のインタビューでは長いスランプに陥って演技をやめようと考えた時期があったと打ち明け、今もそれを乗り越える途中だと語っている。2020年に韓国の所属事務所との契約を終えた後は、日本の事務所ユマニテに籍を置いたまま韓国ではフリーの期間が続き、2023年に韓国の事務所パンファーレと専属契約を結んだ。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- シム・ウンギョン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 捏造された都市 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- マネーゲーム — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08