コ・アソン
1992年生まれ、ソウル出身の女優。子役として出演したポン・ジュノ監督の『グエムル -漢江の怪物-』で広く知られ、『スノーピアサー』を経て、映画とドラマの両方で主演を張る実力派へ成長した。2026年には初舞台にも挑んでいる。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
赤ちゃんモデルから子役へ
コ・アソンは1992年8月10日、ソウルで生まれた。カメラの前に立ったのは物心がつく前で、4歳のときにMBCの赤ちゃんモデル選抜番組で2位に入ったのが最初のテレビ出演とされ、6歳ごろにはカード会社の広告にも起用されている。俳優として本格的に歩み始めたのは2004年、KBSの子ども向けドラマ『울라불라 블루짱』(ウラブラ・ブルーチャン)で主演を務めてからである。転機はそのわずか2年後に訪れた。まだ中学生だった彼女はオーディションを経て、ポン・ジュノ監督の『グエムル -漢江の怪物-』で主人公カンドゥの娘ヒョンソ役に選ばれる。学業も手放さず、のちに成均館大学で心理学を学んだ。
活動の歩み
ポン・ジュノ作品で世界へ
2006年公開の『グエムル -漢江の怪物-』で、コ・アソンはソン・ガンホ演じる父親の娘として怪物にさらわれる少女を演じ、作品の大ヒットとともに一躍その名を知られることになった。2013年にはポン・ジュノ監督と再び組んだ『スノーピアサー』で、ソン・ガンホ演じるセキュリティ専門家の娘ヨナに扮し、クリス・エヴァンスら海外の俳優と英語圏の大作に参加している。ドラマでは受験ドラマ『勉強の神』や、財閥一家の内幕を描いたSBS『風の便りに聞きましたけど!?』で注目され、映画では『ビューティー・インサイド』、ホラー『オフィス』と出演の幅を広げた。巨匠作品と商業作品の双方に名を連ねてきた点が、同世代の中でも際立つ経歴である。
主演女優としての現在
20代後半からは、作品の顔として物語を引っ張る役が増えた。独立運動家ユ・グァンスンの獄中生活を描いた『抗拒:ユ・グァンスン物語』(原題『항거: 유관순 이야기』)で主人公を演じ、1990年代の大企業で働く高卒女性社員たちを描いた『サムジンカンパニー1995』でも中心に立った。ドラマでは2017年のMBC『自己発光オフィス』、2022年の『トレーサー』などで主演を務めている。2023年には、20代後半の女性が仕事も家族も恋人も置いて単身ニュージーランドへ渡るチャン・ゴンジェ監督の『한국이 싫어서』(韓国が嫌いで)が釜山国際映画祭の開幕作に選ばれ、2024年8月28日に劇場公開された。原作はチャン・ガンミョンの同名小説で、彼女は主人公ケナを演じている。
エピソード
デビュー22年目の初舞台
映像一筋だったコ・アソンは、2026年5月、LGアートセンター・ソウルで上演されたチェーホフの『ワーニャ伯父さん』で初めて演劇の舞台に立った。演出はソン・サンギュで、イ・ソジンが演じるワーニャの姪ソーニャ役で、2人にとってともに初の演劇出演だった。インタビューでは、重圧から寝言で独白を口にしていたと姉に言われたことや、毎日開演のかなり前から舞台に上がって台詞を頭から復習していることを明かした。さらにソーニャの姿勢や身ぶりは演出家の実演を真似て作ったといい、終盤の慰めの場面には現代人が聞きたい優しさを込めたかったと語っている。その場面で共演のイ・ソジンを泣かせることを密かな目標にしていたというのも、肩の力が抜けた彼女らしい話である。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- コ・アソン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 自己発光オフィス — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- トレーサー — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- イ・ドゥナ! — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08