サイモン・ドミニク
釜山出身のラッパーで、本名はチョン・ギソク。愛称は「サムディ」。アンダーグラウンドで頭角を現し、E SENSとのデュオSupreme Teamでメジャーデビューした。AOMGの共同代表やバラエティ出演でも知られ、2026年に正規アルバム『ONYX』を発表した。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
釜山の少年がヒップホップに出会うまで
1984年、釜山に生まれた。ヒップホップにのめり込んだきっかけは中学2年の頃、音楽雑誌で紹介されていたヒップホップのコンピレーション盤を自分で買って聴いたことだと本人は語っている。中学在学中の1998年にはすでに仲間と「Black Area」というクルーを作っていた。芸名の「サイモン」は映画『デモリションマン』の登場人物から、「ドミニク」はカトリックの洗礼名から取ったものである。2004年には地元の仲間を中心にクルー「Illest Konfusion」を立ち上げ、のちにE SENSやスウィングス、ビンジノらも名を連ねる集団へと育っていった。
活動の歩み
アンダーグラウンドの新星からSupreme Teamへ
2005年、Addsp2chのアルバムへの参加を皮切りに、数多くのアンダーグラウンド作品に客演して名前が知られるようになった。当時のシーンでは、大邱のE SENSと並ぶ「釜山の新人」として注目を集めた存在である。クルー「ジギーフェラーズ」での活動を経て、2007年にE SENSとSupreme Teamを結成し、ダイナミック・デュオが率いるAmoeba Cultureと契約。2009年のミニアルバムでメジャーデビューし、2010年の正規1集とそのリパッケージ収録曲「ッテンッテンッテン」で評価を固めた。MBCのバラエティ『熱い兄弟たち』でも人気を得たが、2013年にE SENSが事務所との契約を解除し、グループは事実上の解散状態となった。2011年にはプロデューサーLoptimistと組んだソロ作『SNL LEAGUE BEGINS』も出している。
AOMG共同代表と『SHOW ME THE MONEY』
2014年1月にAmoeba Cultureとの6年間の契約を終え、同年3月の誕生日公演でジェイ・パクが設立したAOMGの共同代表就任を発表した。かつて『SHOW ME THE MONEY』には出ないと公言していたが、2016年の『SHOW ME THE MONEY 5』にグレイとのプロデューサーチームで出演し、ビワイを優勝へ導いた。2018年6月には予告なしのリリースでアルバム『DARK ROOM : roommates only』を発表。それまでの力強いスタイルから一転した内省的な作風で、叔父との個人史を歌った「チョン・ジンチョル」が大きな話題になった。2018年7月に共同代表を退任し、その心境を曲「Me No Jay Park」に込めた。2024年7月にはAOMGとの専属契約が終了。2026年5月14日には、事前告知なしで正規アルバム『ONYX』を発表し、久しぶりのフルアルバムで健在ぶりを示した。
エピソード
出演を渋った番組で見せた面倒見
『SHOW ME THE MONEY』には一時期否定的で、出演を打診されても繰り返し断っていた。考えを変えたのは、アルバム制作で家にこもる自分をよそに、共同代表のジェイ・パクが会社のために奔走していたことが大きく、母親に「どうして出ないの」と聞かれたことも一因だったと後に語っている。出演後は、他のプロデューサーより丁寧に講評する姿が目立った。駆け出しの頃、先輩にラップの意見を請うのに苦労した記憶があったからだという。その姿勢が評判を呼び、他チームで不合格になった参加者が次々と彼のもとへ評価を求めに来る場面も生まれた。仲間思いの一面は番組の外でも見られ、2015年10月にはE SENSの控訴審に出廷し、兄貴分として今後は彼を支えると寛大な判断を求めた。
『私は一人で暮らす』と騒動
親しみやすい素顔が広く知られたのは、2018年のMBC『私は一人で暮らす』出演である。釜山なまりの決め台詞を連発し、パク・ナレとの微妙な関係も視聴者を楽しませた。チョン・ヒョンムから薄毛対策にいいとされる黒豆をもらって喜ぶ場面も話題になった。ただ、SNSのライブ配信で暴言を吐いたことが問題となって番組を一度降板し、のちに改めてゲストとして登場している。さかのぼって2015年9月には『覆面歌王』に「ファッションピープルかかし」の名で出場し、ラップではなく歌で勝負した。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- サイモン・ドミニク — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 乗り換え恋愛~新たな出会いの始まり~ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08