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パク・ジミン

지민Jimin
BTS歌手

パク・ジミンは1995年釜山生まれの歌手で、BTSのメンバー。現代舞踊で釜山芸術高校に首席入学した経歴を持ち、2013年にBTSとしてデビューした。2023年のソロ曲『Like Crazy』で、韓国のソロ歌手として初めて米ビルボードHot 100の1位を獲得した。[4][10]

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-08

生い立ちとデビューまで

ストリートダンスから現代舞踊へ

パク・ジミンは1995年、釜山に生まれた。中学時代はストリートダンスに夢中だったが、中学3年生になる年に父親へ「現代舞踊を習いたい」と申し出た。急な進路変更だったため、父を説得するまでには時間がかかったという。目標は現代舞踊で芸術高校に進学することで、放課後は舞踊教室へ通い、周りの生徒の何倍も練習を重ねた。本人は後に、当時の先生の指導は厳しくてつらかったが、それでも楽しかったと振り返っている。始めた時期が遅かったぶん、それだけ切実だったのである。[3]

首席入学と恩師の証言

現代舞踊を始めて約1年で、ジミンは釜山芸術高校に現代舞踊で首席入学した。同校で現代舞踊の首席合格者が出たのは初めてだったとされる。彼を指導した舞踊教室の院長は、普通の生徒は「どうやるんですか」と聞いてくるが、ジミンは自分で動きを変えてみてから「これで合っているか見てください」と持ってきたと証言している。教室が釜山から金海へ移転した後も、彼は講師を追って通い続け、一度も休まなかったという。院長は、上手な子は多いが大切なのは可能性と心構えで、ジミンはそのすべてを備えていたと語った。[4]

オーディション合格と上京

高校在学中、ジミンは釜山で行われたビッグヒット・エンターテインメントのオーディションに合格した。地元紙の報道によれば、練習生として過ごした期間は1年に満たず、7人のなかで最も遅くチームに加わったメンバーだった。練習生になるとソウルの学校へ転校したが、現代舞踊とアイドルの振付はあまりに違い、当初は苦労したとされる。一方で、その経験から生まれた美しい身体の線は、のちにBTSの振付を象徴する要素の一つになった。デビュー後も母校の舞踊祭に花輪や直筆サインを贈るなど、釜山芸術高校とのつながりを保っている。[5][4]

活動の歩み

BTSのステージを担う踊り手

2013年6月、ジミンはBTSのメンバーとしてデビューした。グループではボーカルラインの一人であると同時に、ステージの印象を左右する踊り手として存在感を高めていった。Weverse Magazineのレビューは、『FIRE』のミュージックビデオで「333」と呼ばれる3分33秒の場面、ダンスと歌と表情がかみ合った『血、汗、涙』の冒頭、『Spring Day』のソロダンス、『Black Swan』の表現力などを、彼のキャリアを彩る名場面として挙げている。ソロ曲『Serendipity』では、現代舞踊で培った繊細な動きがとくに際立ったと評された。[8][4]

自作曲『Promise』とOST

2018年12月31日、ジミンは初の自作曲『Promise(約束)』を公開した。同年10月7日、ニューヨークのシティ・フィールド公演の最中に「状況がつらくても、自分で自分を苦しめないと約束しよう」と考えたことが出発点だった。2019年1月の配信では、つらいときに素直につらいと言えない自分がもどかしく、同じように本音を言えない人も多いはずだと思ったと説明している。2022年4月にはtvNドラマ『私たちのブルース』のOST『With you』を親友のハ・ソンウンと歌い、初めてドラマのOSTに参加した。[7][9]

『FACE』でビルボード1位

2023年3月24日、初のソロアルバム『FACE』を発表した。Weverse Magazineのレビューによると、複数の作曲家から曲を集めるのではなく、同じ事務所のプロデューサー3人と約10か月かけて少しずつ作り上げた作品である。タイトル曲『Like Crazy』は米ビルボードHot 100で初登場1位となり、ジミンは韓国のソロ歌手として初めて同チャートの首位に立った。それまでの最高位はPSY『江南スタイル』の2位だった。アルバムもBillboard 200で2位に入り、韓国国内では100万枚以上を売り上げた。[8][10][11]

兵役中の『MUSE』と除隊

2023年12月、ジミンはジョングクとともに陸軍に現役兵として入隊した。服務中の2024年7月19日には、ミューズ(創作の源)を探す過程を描いた2枚目のソロアルバム『MUSE』が発売された。タイトル曲『Who』はHot 100に初登場14位で入り、通算33週チャートインして、2025年4月の時点でK-POPの楽曲として最長の記録と報じられた。2025年6月11日、京畿道漣川の第5歩兵師団砲兵旅団での18か月の服務を終えて除隊し、集まったファンに「待っていてくれてありがとう」と感謝を伝えた。[12][13][14]

7人での再始動

2026年3月20日、BTSは約3年9か月ぶりのグループアルバムとなる5thアルバム『ARIRANG』を発表した。ジミンはアルバムの核心について、新しく、より良いものを見せなければという重圧と数え切れない悩みはあるが、それでも泳ぎ続けて止まらないという決意を表現したかったと語っている。4月9日には高陽総合運動場で、34都市85公演を予定するワールドツアー『ARIRANG』が開幕した。ジミンはこのツアーについて、これまでとはまったく違う演出を見せようとしていると述べ、音楽面だけでなく視覚的にも豊かな公演づくりに力を入れたと説明した。[16][17]

エピソード

受け継がれたライダージャケット

デビュー8周年に合わせてBTSのYouTubeチャンネルで公開された企画で、ジミンは練習生時代に先輩メンバーから譲られたライダージャケットの話をしている。最初に着ていたのはシュガで、デビュー後にJ-HOPEへ渡り、「ライダージャケットは代々受け継ぐものだ」という言葉とともにジミンの手元に来たという。2021年のWeverse Magazineのインタビューの時点でも、彼は寒い日にはそのジャケットを取り出して着ていると紹介された。[6]

『Butter』での苦戦と裸足

同じ2021年のインタビューで、ジミンは『Butter』の振付が想像以上に難しく、練習中に「なぜこんなに体が動かないんだろう」と思ったほどだと明かしている。そこでJ-HOPEやV、ジョングクの踊り方を見比べ、力の抜き方や入れ方を組み合わせて自分の形を探した。英語曲では発音によって声の出る位置も変わるため、ジョングクと相談しながら歌い方を一から研究し直したという。また、舞踊的な振付を踊るときは裸足がいちばん自由に表現できるとして、2020年のMAMAでの『ON』の舞台も裸足で踊りたかったが、危険なため断念したと語っている。[6]

『FACE』に刻んだ生活の音

『FACE』の2曲目『Interlude : Dive』のクレジットには、ジミン自身がフォーリー(効果音)とアンビエンスを担当したと記されている。公演でファンに明るくあいさつする声の前に、すすり泣くような声を置き、最後は水を注いで飲む音で終わる構成で、華やかなスターの姿と個人の苦しみを重ね合わせた。制作過程はWeverseで公開された『Jimin's Production Diary』に記録されている。同作を論じたWeverse Magazineのレビューによれば、準備段階ではアイドルとしてのパフォーマンスに焦点を当てたアルバムも考えたが、最終的には自分の話を音楽にする道を選んだという。[7][8]

故郷と子どもたちへの寄付

ジミンは2021年、釜山地域で自立を準備する若者の支援、コロナ禍で経済的に苦しむ子育て家庭への支援、劣悪な住環境の改善のために、児童福祉団体「チョロクウサン(緑の傘)」へ1億ウォンを寄付し、同団体の高額寄付者の会に名を連ねた。団体は2025年、彼に感謝牌を贈っている。デビュー前に通った舞踊教室とのつながりも続いており、院長によれば、デビュー後もサイン入りのCDを送ったり電話で近況を伝えたりしていたという。[15][4]

プロフィール

生年月日
1995年10月13日[1]
出生地
釜山広域市[1]
国籍
韓国[1]
職業
歌手[1]
関連グループ
BTS[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2019年BRING THE SOUL: THE MOVIEAmazonで探す브링 더 소울 : 더 무비出演[2]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. パク・ジミン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. BRING THE SOUL: THE MOVIE — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. BTSヒストリー:ジミン② 中学3年で現代舞踊の道へザ・ファクト/参考出典/確認日 2026-10-08
  4. BTSヒストリー:ジミン③ 恩師が語る練習の虫だった少年時代ザ・ファクト/参考出典/確認日 2026-10-08
  5. BTSジミン、ビッグヒットのオーディションに合格するまで釜山第一経済新聞/参考出典/確認日 2026-10-08
  6. ジミン「この大変な状況でも応援し続けてくれる人たちがいる」(『Butter』発表インタビュー)Weverse Magazine/本人・関係者インタビュー/確認日 2026-10-08
  7. ジミンというジャンル:ソロ1st『FACE』レビューWeverse Magazine/参考出典/確認日 2026-10-08
  8. ジミンの心を読む:『Jimin's Production Diary』レビューWeverse Magazine/参考出典/確認日 2026-10-08
  9. ジミンとハ・ソンウン、『私たちのブルース』OST『With you』を発売スターニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
  10. ジミン『Like Crazy』、韓国のソロ歌手として初めてビルボードHot 100で1位聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
  11. ジミン、『Like Crazy』でソロ初のHot 100首位Variety/参考出典/確認日 2026-10-08
  12. ジミン、服務中に2ndソロアルバム『MUSE』を発売聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
  13. ジミン『Who』、Hot 100に通算33週チャートインスターニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
  14. ジミンとジョングク、18か月の兵役を終えて除隊聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
  15. チョロクウサン、ジミンらの高額寄付者クラブ加入を発表聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
  16. BTS、約4年ぶりの完全体アルバム『ARIRANG』を発表聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
  17. BTS、高陽からワールドツアー『ARIRANG』を開始聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08