チョン・ホソク
チョン・ホソク(J-HOPE)は光州出身の歌手で、2013年にBTSのラッパー兼ダンサーとしてデビューした。ストリートダンスを原点に、ソロでは『Jack In The Box』や『HOPE ON THE STREET VOL.1』を発表し、兵役を終えた2025年に初のソロワールドツアーを行った。[17][10][13]
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-08
生い立ちとデビューまで
光州のダンスクルーで育つ
チョン・ホソクは1994年に光州で生まれた。中学生のころには地元のヒップホップダンスクルー「NEURON(ニューロン)」に加わっている。2024年のドキュメンタリーで本人が振り返ったところでは、当時はダンス教室の受講料を払えず、正規のレッスンには出られなかった。そこで教室に顔を出しては、休憩時間に音楽が流れる合間に踊り、先輩たちが習った内容を聞いて覚えたという。その熱意に気づいた先輩たちから「一緒に踊らないか」と誘われたことが転機となった。うれしくてありがたかったと語る彼は、それから本格的にダンスに打ち込み、やがて歌手を夢見るようになった。[5][6][1]
初舞台からBTSデビューへ
初めて舞台に立ったのは2008年、光州の5・18記念文化センターで上演されたダンスミュージカル『残響(잔향)』だった。本人はのちにこの場所を「根っこの根っこ」と呼び、デビューしてできることは増えたが、自分の始まりはここだと語っている。ダンスクルー時代の最初の公演もこの会場だった。地方のストリートダンサーとして腕を磨いた彼は、2013年6月13日、7人組BTSのメンバーとしてシングル「No More Dream」でデビューする。メンバーはRM、JIN、SUGA、J-HOPE、JIMIN、V、JUNG KOOKで、彼はラッパー兼ダンサーとしてグループのパフォーマンスを支えることになった。[5][3][17]
活動の歩み
ミックステープでソロの一歩
グループ活動と並行して、個人名義の音楽も発表してきた。2018年3月に公開した初のミックステープ『Hope World』は、米ビルボードのアルバムチャート「ビルボード200」に63位で初登場し、翌週には38位まで上がった。聯合ニュースはこれを、K-POPのソロ歌手として同チャートの最高位だと伝えている。発売直後には米国や英国を含む63か国のiTunesアルバムチャートで1位になった。BTSでミックステープを出したのは2015年のRM、2016年のSUGAに続いて3人目である。2019年には米歌手ベッキー・Gを迎えた「Chicken Noodle Soup」を発表し、ビルボードのシングルチャート「ホット100」(10月12日付)に81位で初登場した。[8][9]
初のソロアルバムとロラパルーザ
2022年6月中旬にBTSがグループ活動の一時休止を表明した後、メンバーで最初にソロ作品を出したのが彼だった。7月15日に初のソロアルバム『Jack In The Box』を発表すると、発売直後に49か国のiTunesアルバムチャートで1位を獲得した。同月31日には米シカゴの大型音楽フェス「ロラパルーザ」でメインステージのひとつのヘッドライナーを務め、韓国人アーティストとして同フェスのメインステージに初めて立った。アルバム収録曲「MORE」で幕を開け、「Blue Side」「Safety Zone」「What if...」、BTS「Dynamite」のトロピカル・リミックスなど約20曲を披露している。[10]
兵役中に届けたダンス企画
2023年4月18日、江原道原州の陸軍新兵訓練所に入所し、JINに続いてBTSで2人目の兵役に就いた。服務中の2024年春には、ストリートダンスを主題にした企画『HOPE ON THE STREET』が公開された。本人が企画と主演を担ったドキュメンタリーシリーズは、大阪、パリ、ニューヨーク、ソウル、光州を訪ねて現地のダンサーと踊りで交流する内容で、ポッピング、ハウス、ヒップホップ、ロッキングといった多様なジャンルに挑んでいる。TVINGとPrime Videoで配信され、同名のスペシャルアルバムにはGaekoとユン・ミレを迎えた「NEURON」、JUNG KOOKとの「i wonder...」、ベニー・ブランコとナイル・ロジャースが参加した「lock / unlock」などが収められた。[11][6][7]
初のソロツアーと完全体復帰
除隊後の2025年2月28日から3月2日まで、ソウルのKSPOドームで自身初のソロワールドツアー「HOPE ON THE STAGE」を開幕した。発表時点の計画では、ロサンゼルス、シカゴ、メキシコシティ、マニラ、さいたま、大阪、シンガポール、バンコク、マカオ、台北など15都市で31公演を行うとしていた。ソウル公演では未発表の新曲「Sweet Dreams」をサプライズで披露し、3月7日にミゲルを迎えたデジタルシングルとして正式に発表している。2026年3月20日にはBTSが3年9か月ぶりの完全体アルバムとなる5thアルバム『ARIRANG』を発表し、翌日にソウルの光化門広場で無料のカムバック公演を開いた。4月からは34都市で82公演を行うワールドツアー「ARIRANG」も予定された。[13][14][17]
エピソード
ロラパルーザでの第一声
ロラパルーザのステージで、彼は「BTSのJ-HOPEだけど、Jayと呼んでくれていい」と英語であいさつし、観客から大きな歓声を浴びた。「Chicken Noodle Soup」の途中にはベッキー・G本人が予告なく登場して会場を驚かせ、客席ではJIMINがパフォーマンスに合わせて踊る姿もファンに目撃されている。公演の終盤には韓国語で、このアルバムは自分の欲と未熟な情熱から始まったと振り返った。スケジュールの多くは実は恐れの連続だったが、どれも意味のある時間であり、それを乗り越えた自分を誇りに思いたいと語って、ソロ活動の一区切りとした。[10]
古巣NEURONとの再会
『HOPE ON THE STREET』の最終話で、彼は光州のNEURONの仲間を訪ねた。クルーのメンバーは、今も踊りへの欲を持ち続け、自分らしさがはっきりしているからこれからも伸びていくはずだと期待を寄せ、偉ぶってもおかしくない立場なのに昔と変わらず人を思いやると評した。仲間たちはクルー時代の思い出を収めたアルバムを贈り、最後は皆で「NEURON」に合わせてフリースタイルで踊った。本人は「根っこを忘れずに生きていく。僕らはNEURONだから」と語っている。音楽評論家は、曲名が神経細胞、クルー名、歌詞の「new run(新たな出発)」の三重の意味を持つと指摘した。[6][5][7]
誕生日に母校の後輩へ寄付
2019年2月18日、自身の誕生日に合わせて、児童福祉団体の緑の傘子ども財団(초록우산어린이재단)光州地域本部を通じて1億ウォンを寄付した。使い道に指定したのは、母校である光州市北区の国際高校に通う低所得家庭の後輩たちの支援で、財団が対象の生徒を選んで奨学金を届ける計画だと発表された。世界中のファンが寄付を続けていることを知り、自分も加わりたいと考えたという。前年12月にも、決して公表しないでほしいと頼んだうえで1億5000万ウォンを寄付しており、合計2億5000万ウォンで同財団の高額寄付者の会「グリーンノーブルクラブ」の146人目の会員になった。[16]
除隊の日と新曲の舞台裏
2024年10月17日の除隊の日には、先に除隊していたJINが大きな花束を手に部隊の前まで出迎え、2人は抱き合って喜んだ。本人は取材陣に敬礼したうえで、1年6か月の服務中は助教を務めて行軍が多く、そのたびに声をかけてくれた原州の市民に感謝したいと述べた。2025年の「Sweet Dreams」は、ロサンゼルスで初めて参加したソングキャンプで生まれた曲で、本人はこの作り方が想像以上に楽しく、多くの曲ができたと明かしている。幼いころから聴いてきたミゲルとの共演には深く感動したという。続く「MONA LISA」では作詞にも加わった。[12][14][15]
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- チョン・ホソク — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- BRING THE SOUL: THE MOVIE — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- BTS公式プロフィールBIGHIT MUSIC/公式一次情報/確認日 2026-10-08
- j-hope「HOPE ON THE STREET VOL.1」BIGHIT MUSIC/公式一次情報/確認日 2026-10-08
- J-HOPEのドキュメンタリー『HOPE ON THE STREET』光州編公開、「根っこを忘れない」エクスポーツニュース(ネイト掲載)/参考出典/確認日 2026-10-08
- 「自分の根っこは忘れない」BTSのJ-HOPE、ダンスドキュメンタリー最終話を公開アジア経済(ネイト掲載)/参考出典/確認日 2026-10-08
- J-HOPEの歌、J-HOPEのダンス、J-HOPEのストリート(『HOPE ON THE STREET VOL.1』評)Weverse Magazine/参考出典/確認日 2026-10-08
- J-HOPEのミックステープ『Hope World』、ビルボード200で38位に上昇聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
- J-HOPE、BTSメンバー初のソロでホット100入りBillboard/参考出典/確認日 2026-10-08
- J-HOPE、韓国人初のロラパルーザ・メインステージ出演Korea JoongAng Daily/参考出典/確認日 2026-10-08
- BTSのJ-HOPEが兵役開始聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
- BTSのJ-HOPEが除隊「大きな応援と愛に感謝」、JINと抱擁SBSニュース/公式一次情報/確認日 2026-10-08
- BTSのJ-HOPE、2月にソウルKSPOドームからソロワールドツアー開始KBSニュース/公式一次情報/確認日 2026-10-08
- BTSのJ-HOPEが「Sweet Dreams」を発表聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
- BTSのJ-HOPE、新曲「MONA LISA」を発表へ聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08
- J-HOPE、誕生日に母校の後輩のため1億ウォン寄付SPOTV NEWS(ネイト掲載)/参考出典/確認日 2026-10-08
- BTS、5thアルバム『ARIRANG』でカムバック、完全体で活動第2幕聯合ニュース/参考出典/確認日 2026-10-08