クァン・ソヒョン
慶尚北道安東出身の女優。ミュージカル俳優として長く舞台に立ったのち、映画『マドンナ』で主演格の役を得てスクリーンに本格進出し、『虐待の証明』では虐待する母親役で映画評論家協会賞の助演女優賞を受けた。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
安東から演劇の世界へ
1987年に慶尚北道安東市で生まれ、地元の女子高校を経て大学の演劇学科で学んだ。在学中から舞台に関心を寄せ、2007年のミュージカル『ビューティフル・ゲーム』でデビューする。以後は『ヘアスプレー』の主人公トレイシー、『グリース』、創作ミュージカル『歌うシャイロック』など、数多くのミュージカルに出演し、歌と演技の両面で基礎を固めていった。
活動の歩み
『マドンナ』と『虐待の証明』
映像の世界で名を知られるきっかけになったのは、シン・スウォン監督の映画『マドンナ』(2015年)である。“マドンナ”とあだ名される未婚の母ミナを演じ、社会の片隅に追いやられた女性の内面を生々しく表現した。作品はカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に招待され、彼女も一躍注目を集める。その後、イ・ジウォン監督の『虐待の証明』(2018年)では、幼いジウンを追い詰める母親ジュ・ミギョンを演じ、観客に強い嫌悪感を抱かせるほどの迫真の演技で、映画評論家協会賞(映評賞)の助演女優賞を受賞した。
エピソード
悪役ほど評価される女優
『虐待の証明』の母親役は、子どもを傷つける救いのない人物でありながら、彼女の演技によって単なる悪人では片づけられない現実味を帯びた。舞台で培った身体表現と、『マドンナ』で見せた弱い立場の女性への眼差しが、正反対の役柄で生かされた例といえる。ミュージカル出身でありながら、映画では華やかさよりも人間の暗部を引き受ける役で存在感を示してきた。なお、ガールズグループ4minute出身の同名の歌手兼女優がいるため、作品情報では生年や所属で見分ける必要がある。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- クァン・ソヒョン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 虐待の証明 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09