イ・ユヨン
イ・ユヨンは1989年ソウル生まれの女優である。美容室勤務を経て韓国芸術総合学校に進み、在学中の2014年に映画『봄(春)』で海外映画祭の主演女優賞を獲得。『背徳の王宮』で新人賞を総なめにし、その後は『トンネル』など映画とドラマを行き来して活躍している。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
美容室から演劇院へ
イ・ユヨンは1989年12月8日、ソウル北東部の蘆原区中渓洞で生まれた。高校を出てすぐ大学には進まず、しばらくは美容室でアシスタントとして働いていた。進路を演技に切り替えたのは20代に入ってからで、22歳になった2010年に韓国芸術総合学校演劇院の演技科へ入学する。この年の同期にはキム・ゴウン、パク・ソダム、アン・ウンジン、イ・サンイ、キム・ソンチョルらがおり、のちに「伝説の学番」と呼ばれる顔ぶれだった。その中で、社会に出てから回り道をして入学した彼女の経歴は異色だった。在学中から短編や学生作品に出演して経験を積み、2014年、商業映画への本格的な第一歩を踏み出すことになる。
活動の歩み
新人賞を総なめにした2年間
転機は在学中に出演したチョ・グニョン監督の低予算映画『봄(春)』(2014年)である。1960年代を舞台に、病で創作意欲を失った彫刻家のヌードモデルを引き受ける貧しい村の女性ミンギョンを演じ、ミラノ国際映画祭で主演女優賞を受賞した。国内でも大鐘賞や釜日映画賞などで新人女優賞を受け、翌2015年にはミン・ギュドン監督の『背徳の王宮』で野心を秘めた妓生ソルジュンメを熱演し、青龍映画賞の新人女優賞まで手にした。どちらも大胆な露出を伴う役だったが、評論家からは作品と人物を生かすための演技として評価された。2016年にはホン・サンス監督の『あなた自身とあなたのこと』で主演し、以後もホン監督の『草の葉』に出演している。
ドラマでも主役級に
初のドラマ出演となったOCN『トンネル』(2017年)ではシン・ジェイ役で主要キャストに名を連ね、作品はOCN史上最高視聴率を更新するヒットとなった。2018年はSBS『親愛なる判事様』でユン・シユンと共演してSBS演技大賞の女性新人賞を受け、映画『ワンダフル・ゴースト』ではマ・ドンソクと共演するなど一気に仕事の幅を広げる。その後もKBS『국민 여러분!(国民の皆さん!)』、OCN『みんなの嘘』、『Dr.ブレイン』、『インサイダー』と主演・準主演が続いた。MBCのSFアンソロジー『シネマティックドラマ SF8』の一編「看護中」では看護ロボットと人間の二役を演じ、劇場版も公開されている。2024年には映画『세기말의 사랑(世紀末の愛)』と『소방관(消防士)』、ドラマ『むやみに接してくれ』に出演し、2025年からはドラマ『프로보노(プロボノ)』に出演した。
エピソード
印象的な瞳と家族
イ・ユヨンの特徴としてよく挙げられるのが、韓国人には珍しい明るい茶色の瞳である。学生時代にはカラーコンタクトをしていると誤解されて先生に目をつけられたことがあったという。本人は幼い頃この瞳があまり好きではなかったと明かしているが、『SF8』で看護ロボットを演じた際には、その不思議な目の色が人間離れした雰囲気を際立たせたと評された。私生活では、2024年7月に一般人男性との結婚と第一子の妊娠が遅れて報じられ、同年5月にすでに婚姻届を提出していたことが明らかになった。同年8月に長女を出産し、2025年9月に改めて結婚式を挙げ、2026年9月には次女が誕生している。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- イ・ユヨン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- シネマティックドラマ SF8〜夢見た未来〜 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- むやみに接してくれ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- みんなの嘘 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- Dr.ブレイン — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- トンネル — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- インサイダー — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 親愛なる判事様 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08