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ユ・ジェミョン

유재명Yoo Jae-myung
俳優・女優

ユ・ジェミョンは1973年釜山生まれの俳優である。釜山の小劇場で俳優・演出家・劇作家として約15年活動したのち映像に進み、『応答せよ1988』で広く知られた。『秘密の森』のイ・チャンジュンや『梨泰院クラス』のチャン・デヒなど、作品ごとに別人に見える演技で評価が高い。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

釜山の大学劇団から

釜山の龍湖洞で生まれ育った。母が商売をしている間、店の前の労働会館で一日中映画を観て過ごし、ぼんやりと俳優に憧れるようになったという。しかし母も担任も演劇映画科への進学には反対し、教師になってほしいという母の願いもあって、1992年に釜山大学に入学した。入学した年の3月、学内の劇場の前を通りかかると演劇のリハーサル中で、そっと入って最後列で観ているうちに、説明のつかない感情がこみ上げてきたという。そのまま大学の演劇サークルに入り、学生時代のほとんどを劇場で過ごした。1997年に劇団「열린무대」(開かれた舞台)に入団し、演劇『서툰 사람들』(不器用な人々)でプロとしてデビューした。

活動の歩み

演劇人から映像の世界へ

釜山では小劇場の存続運動に関わり、2004年には自ら劇団「배우, 관객, 그리고 공간」(俳優、観客、そして空間)を立ち上げた。15年ほどの間に演出・脚本・出演を合わせて150本もの作品に携わり、燃え尽きたような状態になって、2010年頃にソウルへ活動の場を移す。釜山時代にはロケに来た映画に地元俳優として出ることが多く、2009年の映画『바람』(風)で演じた教師役が、のちに『応答せよ』シリーズのシン・ウォンホ監督の目に留まった。ソウルではオーディションを重ねて端役を積み上げたが、思うように道が開けず、釜山へ戻ろうと決めた2015年、同監督から『応答せよ1988』への出演依頼が届く。トンリョンの父である生活指導教師役は大評判となり、道で初めてサインを求められるようになった。

イ・チャンジュンと以後の飛躍

2017年のtvN『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』では、善悪の境界に立つ次長検事イ・チャンジュンを演じ、代表作となった。トンリョンの父と同じ俳優だと後から気づいて驚く視聴者が続出したという。以後は『刑務所のルールブック』の弁護士、『ライフ』の胸部外科センター長と役の幅を広げ、2018年のアジア太平洋スターアワードで自身初の演技賞を受けた。2020年の『梨泰院クラス』では外食大企業を築いたチャン・デヒを、2021年の『ヴィンチェンツォ』では負け続けても戦う弁護士を演じた。映画でも2019年の『비스트』(ビースト)で初の商業映画主演を務め、2024年には『ハルビン』や『소방관』(消防官)、2025年には『귀시』(鬼市)に出演するなど、主演級として作品を支えている。

エピソード

現場で生まれた名台詞

『秘密の森』でイ・チャンジュンが口にする「『先輩』と呼ばれるのは悪くないな」という台詞は、本人が今も最も好きな台詞として挙げるものだが、前半部分は台本になく、撮影現場で自ら付け足したものだった。映画『나를 찾아줘』(私を探して)と『ライフ』は撮影時期が重なっており、冷たい警察官と温かい医師を同時に演じ分けていたことが後に知られて驚かれた。『秘密の森』『ライフ』、映画『명당』(明堂)と立て続けに3作で共演したチョ・スンウとは息の合う間柄で、『명당』の制作発表会ではチョ・スンウが「この先30作品はついて回る」と冗談めかして語り、笑いを誘った。

結婚と家族

2018年10月、5年間交際した12歳年下の女性と結婚した。二人は本人が舞台の演出を手がけていた時期に知り合ったと伝えられている。結婚式の司会を務めたのは、釜山時代に自らの劇団の公演に参加し、のちに同じ事務所に所属した後輩俳優テ・インホだった。2019年8月には第一子となる男の子が生まれ、結婚から間もない時期の妊娠だったことから「ハネムーンベビー」として報じられた。2018年2月には故郷釜山の仲間と7年ぶりに組み、2001年に初演した演劇『트라우마』(トラウマ)を再演して全公演を完売させた。映像で成功した後も舞台の原点を大切にしていることがうかがえる。

プロフィール

生年月日
1973年6月3日[1]
出生地
釜山広域市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2024年NO WAY OUT:ザ・ルーレットAmazonで探す노 웨이 아웃出演[2]
  2. 2023年剣の詩Amazonで探す도적: 칼의 소리出演[3]
  3. 2021年ヴィンチェンツォAmazonで探す빈센조出演[4]
  4. 2022年アンナラスマナラ - 魔法の旋律 -Amazonで探す안나라수마나라出演[5]
  5. 2017年秘密の森〜深い闇の向こうに〜Amazonで探す비밀의 숲出演[6]
  6. 2020年梨泰院クラスAmazonで探す이태원 클라쓰出演[7]
  7. 2016年花郎Amazonで探す화랑出演[8]
  8. 2016年花郎Amazonで探す화랑演奏・歌唱クレジット[8]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. ユ・ジェミョン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. NO WAY OUT:ザ・ルーレット — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. 剣の詩 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. ヴィンチェンツォ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  5. アンナラスマナラ - 魔法の旋律 - — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  6. 秘密の森〜深い闇の向こうに〜 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  7. 梨泰院クラス — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  8. 花郎 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08