コ・ギュピル
慶尚南道統営出身の俳優。子役として映画に出た後いったん演技を離れ、2003年にKBS公採タレントとして再出発した。長い端役時代を経て『熱血司祭』のオ・ヨハン役で知られ、『犯罪都市 NO WAY OUT』のチョロンイ役で一躍注目を集めた。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
子役から一度離れて再出発
1982年、慶尚南道統営に生まれた。1993年、イ・ジュニク監督の初長編『キッドコップ』(原題:키드캅)に子役で出演したのが最初の仕事である。演技学校に2週間通っただけで抜擢された作品だったが、両親からは「演技は向いていない」と言われ、その後は高校3年になるまで演技から遠ざかった。百済芸術大学の放送芸能科に進み、のちに中央大学の演劇映画学科へ編入。在学中、友人たちが本人に内緒で願書を出したKBSの公採試験に一人だけ合格し、2003年に20期公採タレントとして俳優の道を歩み始めた。同期には、中央大学の後輩でもあり今も大の親友であるチョン・ギョンホがいる。
活動の歩み
端役の時代から“名脇役”へ
再デビュー後は『不滅の李舜臣』の兵士役や、映画『マザー』などで小さな役を重ねた。社会服務要員としての兵役を終えた後は仕事が途絶えたが、2013年の映画『ローラーコースター』で再起のきっかけをつかみ、2015年の『ベテラン』では巡査役として出た短い場面が観客の記憶に残った。その後OCN『38師機動隊』、MBC『検法男女』のチャン・ソンジュ役、SBS『熱血司祭』のオ・ヨハン役、tvN『愛の不時着』のホン・チャンシク役と、気弱で憎めない人物を次々に演じて存在感を増した。2023年の『犯罪都市 NO WAY OUT』でチョロンイを演じると、同作が1000万人を超える大ヒットとなり、一気に顔と名前が浸透した。『熱血司祭2』でもオ・ヨハン役に復帰し、2024年のSBS演技大賞ではアン・チャンファンとともにシーンスティーラー賞を受けた。
エピソード
引退を考えた日のアドリブ
兵役後に仕事がまったく来なくなった時期には、周囲に「演技はやめる」と言って回るほど追い詰められ、応援してくれていた母親にまで別の仕事を考えないかと聞かれたという。そこへ同期のチョン・ギョンホが主演の『ローラーコースター』で彼をマネージャー役に推薦し、1ページ丸ごと罵声という長ぜりふを70日間練習して臨んだ。『ベテラン』で電話口の妻に放つ「なんで悪口を言うんだよ…」は台本になかったアドリブで、カフェで隣の席の男女が言い争う声を聞いて思いついたものだと明かしている。私生活では9歳年下のシンガーソングライター、エイミンと9年間交際した末、2023年11月に結婚した。式の司会は親友のキム・ナムギルが務めた。
プロフィール
作品
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出典
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