チュ・ジンモ
1958年ソウル生まれの俳優。国立劇団出身の舞台俳優として出発し、『タチャ』の“片耳”や『新しき世界』の警察幹部など短い出番でも強烈な印象を残す名脇役である。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
大学演劇から国立劇団へ
チュ・ジンモは1958年2月26日、ソウルに生まれた。演技との出会いは大学時代で、普成高校を出て1976年に高麗大学農科大学へ進むと、学内の演劇団体「高大劇会」の活動にのめり込んだ。プロの舞台に立ったのは1983年、フェルナンド・アラバールの戯曲『建築家とアッシリアの皇帝』である。1987年からは国立劇団に籍を置き、1995年まで多くの公演に出演した。入団当時は最も若い正団員として注目を集めた。兵役は海兵隊で満期除隊している。
活動の歩み
短い出番で残す強い印象
スクリーンには1996年の『학생부군신위(学生府君神位)』で本格的に進出したが、長い間は舞台と映画の端役を行き来していた。風向きを変えたのはテレビで、ドラマ『復活』と『魔王』の出演後は、ファンクラブが結成されるほど顔を覚えられるようになった。2006年には『家族の誕生』と『タチャ イカサマ師』に出演し、どちらも出番は多くないものの観客に強い印象を残した。『タチャ』で演じた片耳の賭博師“チャククィ”には、2019年の続編でも特別出演で再び扮している。チェ・ドンフン監督の作品には欠かさず顔を出す常連で、鋭い目つきを生かして『新しき世界』『VIP』などで警察や情報機関の幹部を演じることが多い。近年も映画『勝負』、ドラマ『智異山』『トリガー』などに出演している。
エピソード
二人のチュ・ジンモ
同じ名前の1974年生まれの俳優がいるが、本名がチュ・ジンモなのはこちらで、年下のほうは芸名である。若手のチュ・ジンモが先に主演級として知られたため、映画のポスターで名前を見た観客が別の俳優を思い浮かべることも少なくなかった。それでも『タチャ』などで顔が売れ、『新しき世界』の台詞が後に改めて話題になったことで、ベテランのほうも広く認知された。両者は一時期同じ事務所に所属し、『バッドガイズ2 ~悪の都市~』で初めて共演している。『保安官』の撮影では、船を操縦する場面に備えて船舶免許を取得したという。私生活では、同じ大学演劇団体の出身だった妻を2023年4月に亡くした。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- チュ・ジンモ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 智異山 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- バッドパパ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08