キム・ジョング
キム・ジョング(1955年生まれ)は慶尚南道晋州出身の俳優。約30年間国立劇団の団員を務め、大学教授としても後進を指導。渋い中低音の声で会長や組織のボスを演じる名脇役である。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
国立劇団の看板団員
キム・ジョングは1955年6月8日、慶尚南道晋州市に生まれた。演劇映画を学んだ中央大学を出ると、1982年2月に国立劇団の正団員となり、2011年1月に退くまで約30年をそこで過ごした。舞台に立つかたわら研究も続け、母校の芸術大学院で修士号(1998年)を、さらに同大学院で演劇学の博士号(2013年)を得ている。教育者としての顔も持ち、中央大学、西京大学、祥明大学、江原大学で兼任教授を歴任した後、現在は東洋大学公演映像学部で教授を務める。
活動の歩み
映画・ドラマの重鎮
映像作品では1990年の映画『ウムクペミの愛』から出演を重ね、2010年代に一気に露出が増えた。映画は『ポエトリー アグネスの詩』『悪いやつら』『王になった男』『群盗』『パンドラ』『EXIT イグジット』『はちどり』など話題作が並ぶ。ドラマでも『シグナル』『花郎』(2016年)、『熱血司祭』のほか、2023年の『キング・ザ・ランド』、2024年のNetflix『돌풍(突風)』やDisney+『サムシクおじさん』まで途切れることなく出演している。
エピソード
一度聞けば忘れない声
画面に映る時間は短いことが多いのに、視聴者に「あの人は誰だろう」と思わせる。その理由は声にある。年齢相応のかすれを帯びた中低音には独特の重みがあり、財閥の会長、組織のボス、政府や警察、軍のトップといった役が自然と集まってくる。学術面でも、修士論文では韓国の俳優が抱える舞台恐怖を、博士論文では役と俳優の心理的な境界を研究テーマに選んでおり、演じる側の内面に強い関心を持ち続けてきた。舞台にも立ち続けており、2024年には『ハムレット』でポローニアスを演じ、2026年の映画『철들 무렵(大人になる頃)』にも名を連ねるなど、70代に入っても現役である。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- キム・ジョング — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 花郎 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08