ユン・ユソン
1969年ソウル生まれの俳優。5歳で子役デビューし、1980年代には青春スターとして人気を集めた。2000年代以降は母親役の名手としてドラマや映画に欠かせない存在となり、50年を超えるキャリアを重ねている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
「トスニ」と呼ばれた子役時代
1969年1月17日、ソウルで生まれた。わずか5歳だった1974年に映画『만나야 할 사람』(会うべき人)でスクリーンに登場し、以後は子役として映画とテレビを行き来した。東洋放送(TBC)の子ども番組『호돌이와 토순이』では補助司会を務め、当時を知る世代には「トスニ」の愛称で記憶されている。KBSの子ども歌番組にも出演し、歌と演技、進行を兼ねる子どもタレントとして育った。1981年の映画『氷点'81』ではウォン・ミギョンの少女時代を、1982年のドラマ『女人列伝―張禧嬪』ではイ・ヘスク演じる仁顕王后の少女時代を演じるなど、名だたる女優の子ども時代役を任されている。のちにソウル芸術専門大学で放送芸能を学んだ。
活動の歩み
青春スターから実力派へ
1980年代に入ると、KBSの学園ドラマ『고교생 일기』(高校生日記)などで10代のスターとして人気を得た。1987年からの大河ドラマ『土地』で1989年の百想芸術大賞TV部門女子新人演技賞を受け、映画『두 여자 이야기』(二人の女の物語)では大鐘賞の新人女優賞に輝いている。1995年にはKBS『바람은 불어도』(風は吹いても)でKBS演技大賞の優秀演技賞と人気賞を獲得し、大人の俳優としての地位を固めた。2002年から2004年まで子ども向けドラマ『魔法少年マスリ』で母親役を務め、2006年の『宮〜Love in Palace』では皇后を演じるなど、作品の幅を着実に広げていった。
「国民の母」として
2000年代以降は母親役を中心に、主演を張らずとも作品を支える名脇役となった。2011年のMBCシットコム『ハイキック3〜短足の逆襲』ではMBC放送芸能大賞コメディ・シットコム部門の女子最優秀賞を受賞。その後も『グッド・ドクター』(2013年)、『彼女はキレイだった』(2015年)、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022年)、Netflix『猟犬たち』(2023年)など話題作に次々と顔を見せた。2024年にはKBS2の週末ドラマ『美女と純情男』でKBS演技大賞の女子助演賞を受け、2025年の『私の完璧な秘書』、2026年の『猟犬たち2』へと出演が続く。2023年から翌年にかけてはラジオ番組『윤유선의 가정음악』のDJも務めた。
エピソード
ドラマに映った出産と長い縁
子ども向けドラマ『魔法少年マスリ』の撮影期間中に妊娠したとき、制作陣はそれを脚本に生かし、彼女が演じる母親が出産のため釜山の実家へ帰るという筋立てで一時降板させた。後年『ラジオスター』に出演した際には、出産直後の実際の姿がそのまま劇中の場面に使われたと笑いながら振り返っている。子役時代には、1980年のドラマ『破天舞』で少女の身ながら幼い王・端宗に扮したこともある。2019年のKBS『TVは愛を乗せて』では、2000年に別の番組の企画で知り合った親のいない3きょうだいを探す姿が放送された。支援物資よりも「母親のような存在」を求めた彼らの願いに応え、収録後も週末ごとに会いに行き、結婚して2人の子を育てながら7年ほど関係を保っていたという。2001年に結婚し、1男1女の母である。女優オ・ヨンスとは30年来の友人で、近所に住み、互いの家の暗証番号を知っているほど信頼し合う仲だと伝えられている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- ユン・ユソン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 美女と純情男 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- アビス — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08