カン・ナムギル
カン・ナムギルは1958年生まれのベテラン俳優。子役として映画デビューし、『一つ屋根の三家族』や「ダルス」シリーズで庶民派スターとなった。離婚後の渡英を経て復帰し、脇役で存在感を示している。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
鉄道官舎育ちの子役
ソウルの水色洞(現在の恩平区)で鉄道公務員の家に生まれ、官舎で育った。新聞広告で知った1968年の映画『修学旅行』に出演して子役としてのキャリアを始めた。大信高校を経て漢陽大学英語英文学科に進んだが中退し(のちに名誉学士)、陸軍で兵役を終えている。成人俳優としての本格的な出発は1981年のドラマ『사랑합시다』(愛しましょう)だった。
活動の歩み
庶民の顔として
茶の間の人気者になったのは、1986年に始まったMBC『一つ屋根の三家族』でユン・ボンスを演じてからである。とぼけた芝居が受け、1995年から1999年にかけてはMBCベスト劇場の連作単発ドラマ「ダルス」シリーズで、平凡な会社員ダルスという当たり役を得た。妻役イム・イェジンとの掛け合いも好評で、勤め人の悲哀を描くシリーズとして数年にわたり続いた。1990年代は俳優業と並行して、料理番組の進行役やクイズ番組の常連としてもテレビに出続けた。2000年に離婚すると芸能界を離れ、約4年間をイギリスで過ごす。本人はのちに、留学する子どもたちの世話が渡英の本当の目的だったと明かした。2004年のMBC『물꽃마을 사람들』(ムルコッ村の人々)で復帰してからは、『宮〜Love in Palace』のヒロインの父や、2013年のKBS『秘密』で序盤に命を落とす父親カン・ウチョルなど、短い出番でも印象を残す脇役を重ねている。
エピソード
台本を破った日
離婚が公になる前のバラエティー番組で、のちに語り草となる一幕があった。共演したチェ・スジョンが妻ハ・ヒラのためにサプライズを用意する映像が流れると、カン・ナムギルは「あんなのはありえない」と声を上げ、台本を破ってスタジオを出てしまったのである。居合わせた制作陣も観客も、笑いを取るための大げさな芝居だと受け取った。真相が知られたのは前妻との訴訟が報じられてからで、かつて自分も妻を驚かせようとした記憶がよみがえっての本気の怒りだったと理解されるようになった。なお、人気の絶頂にあった1990年には、日本の特撮ヒーローものを下敷きにした子ども向け映画『지구방위대 영웅후레쉬』(地球防衛隊ヨンウンフレッシュ)にも出演している。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- カン・ナムギル — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 左利きの妻 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08