キム・テハン
キム・テハン(김준배、キム・ジュンベ)は1969年生まれ、釜山出身の韓国の俳優である。スキンヘッドと強烈な風貌で悪役やヤクザ役を数多く演じ、『ボイス』『高麗契丹戦争』などで強い印象を残してきた。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
演劇ワークショップから映画へ
1969年7月16日に釜山で生まれ、作品では主に김준배(キム・ジュンベ)の名で活動している。バラエティ番組で語ったところでは、父は大邱で数十頭の牛を飼う畜産農家で、牛舎の匂いが染みついていても本人は気付かなかったという。芝居を始めたのは1990年代半ば。市民向けに開かれた演劇ワークショップに参加したことがきっかけで舞台に立つようになり、1999年の映画『イ・ジェスの乱』で映像作品に初めて出演した。トレードマークの剃り上げた頭については、若い頃に小説を書くと決めて山にこもり、寝食を忘れて過ごすうちに疲労と栄養不足で髪を失ったのだと、本人がMBC『ラジオスター』で語っている。
活動の歩み
悪役で光る名バイプレーヤー
2000年代の映画では主に助演や端役を務め、『熱血男児』(2006年)や『トラック』(2008年)、『黒く濁る村』(2010年、ハ・ソンギュ役)などで顔を覚えられた。『トラック』の出番はわずかだったが、凄みのある組長役は強い印象を残している。テレビで一気に名前が知られたのは2017年のOCN『ボイス』である。殺人事件の真犯人チョ・グァンチョンとして第1話から登場し、隠れていた被害者を見つけた瞬間の「ここにいたのか?」という一言は視聴者の間で語り草になった。2023〜2024年のKBS『高麗契丹戦争』では契丹の名将・蕭排押を冷徹に演じて評価を高め、2023年KBS演技大賞では優秀賞の候補にも挙がった。その後も映画『キル・ボクスン』『リボルバー』、ディズニープラス『殺し屋たちの店』、Netflixの『カマキリ』『エマ』などに出演し、2026年もENA『新兵4』への特別出演などが続いている。
エピソード
強面と素顔のギャップ
威圧感のある外見のせいで誤解されることも少なくない。京畿道のコンビニでは、何度も顔を合わせていたアルバイト店員にいつも本物の組関係者と思われて身構えられていたが、ある日ほかの客が「俳優だ」と教えたことで誤解が解け、記念写真まで撮ることになったという。私生活では『ラジオスター』で離婚歴を明かし、2022年に再婚した。現在は忠清南道論山で花を育てて暮らしており、『高麗契丹戦争』が話題になってからは村の里長から劇中の肩書きで「都統」と呼ばれていると笑いを誘った。東洋画風の絵を描くのも得意で、作品がバラエティ番組『악카펠라』のオープニングに使われたこともある。2023年KBS演技大賞では、実際は7歳年上の共演者チェ・スジョンが大賞の受賞スピーチで、外見のせいで自分のほうが年下に見られる話をネタにし、会場を沸かせた。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- キム・テハン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 隠された時間 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08