カン・ハヌル
1990年生まれ、釜山出身の俳優。ミュージカルや演劇の舞台で実力を磨き、『ミセン-未生-』などで注目を集めた。初の連続ドラマ主演作『椿の花咲く頃』でブレイクし、近年は『イカゲーム』シーズン2をはじめ映画・配信作品で主演を重ねている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
舞台にこだわった若手時代
カン・ハヌルは1990年2月21日、釜山に生まれた。カン・ハヌルは芸名で、本名はキム・ハヌルという。中央大学で演劇を専攻し、在学中からミュージカルや演劇に出演して経験を積んだ。整った顔立ちと歌唱力・演技力を備えた若手として舞台ファンには早くから名が知られ、いくつかの大手事務所から声もかかったが、「舞台の仕事はやめること」という条件を受け入れられず、誘いを断ったという。映像デビューは2007年、KBS2のドラマ『最強!うちの母さん』(原題:최강 울엄마)でチェ・フン役を演じたときだが、その後もしばらくは舞台が活動の中心であり続けた。
活動の歩み
脇役から椿の花咲く頃の主演へ
映像作品では長く助演が中心だったが、2013〜14年のSBS『相続者たち』とtvN『ミセン-未生-』で一気に顔が知られるようになった。『ミセン』では冷静なエリート新入社員チャン・ベッキを演じ、プライドと挫折の間で揺れる姿が共感を呼んだ。映画では詩人・尹東柱を演じた『空と風と星の詩人 尹東柱の生涯』、青春コメディ『二十歳』や『ミッドナイト・ランナー』、えん罪事件を題材にした『再審』などで幅を見せ、2016年のドラマ『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』にも出演した。2017年9月に陸軍に入隊し、2019年5月に除隊。その年のKBS2『椿の花咲く頃』でデビュー後初めてドラマの主役を務め、まっすぐな田舎の警察官ファン・ヨンシク役で大ヒットを記録、翌2020年の百想芸術大賞でテレビ部門の男性最優秀演技賞を受賞した。
コメディから過酷な役柄まで
除隊後のフィルモグラフィーは振れ幅が大きい。映画『30日』(原題)やドラマ『あなたの味』(原題:당신의 맛)では、体を張ったコメディで憎めない人物を演じて笑いを誘った。その一方で、さかのぼれば2015年の映画『純粋の時代』(原題:순수의 시대)で卑劣な悪役に挑んだこともあり、好青年のイメージに収まらない役者である。近年目立つのは、理不尽な状況に追い込まれる役柄だ。ドラマ『インサイダー』や映画『再審』『野党』(原題:야당)では身に覚えのない罪を背負わされ、2025年の映画『84㎡』(原題:84제곱미터)ではマンションの騒音問題の加害者だと疑われる男を演じた。2024年末に公開されたNetflix『イカゲーム』シーズン2ではカン・デホ役で世界的なヒット作にも加わり、2025年には『ストリーミング』(原題)などの公開も続いた。
エピソード
「俳優」の二文字を消す人
人柄をめぐる話としてよく知られるのが、肩書きへのこだわりである。カン・ハヌルは自分をまだ演技を学ぶ途中の身だと考えており、いつか胸を張って「俳優カン・ハヌル」と名乗ることを最終的な目標に掲げてきた。若い頃、自身のミニホームページに出演公演のポスターを載せた際も、自分の名前の前に付いた「俳優」の二文字をわざわざ消していたことがファンに知られている。また、画面の中ではエリート高校生や財閥家の息子、大企業の社員といったクールで隙のない役が多かった。ところが共演者の前では人懐っこく、どこか抜けた一面もある人物とされ、この落差を魅力に挙げるファンは多い。舞台の観客に向けた気取らないファンサービスでも知られている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- カン・ハヌル — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 椿の花咲く頃 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 雨とあなたの物語 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- カーテンコール — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- イカゲーム (シーズン2) — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- インサイダー — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 記憶の夜 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08