リュ・ヒョンギョン
1983年生まれの俳優・映画監督。1996年に子役としてデビューし、30年にわたり映画とドラマで個性的な役を重ねてきた。短編やミュージックビデオの演出も手がけ、2025年には自ら設立した会社で長編監督デビューを果たした。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
ソテジに憧れた少女
1983年3月10日、慶尚南道馬山(現・昌原市)で生まれたが、育ったのはソウルの江南である。演技の世界に入った原点は、小学生時代に見たソテジのミュージックビデオで、それを機に演技教室へ通うようになった。初めての作品は1996年、中学1年生のときに出演したSBSの旧正月特集ドラマ『コムタン』で、キム・ヘスが演じる主人公の少女時代を担当した。その後もコ・ソヨンやソン・ユナの子ども時代役などを務め、1999年には学園ドラマ『学校2』にも顔を出している。のちに漢陽大学で演劇映画を専攻し、演技だけでなく作り手としての視点も育てていった。
活動の歩み
子役から実力派の脇役へ
大人の俳優としての存在感を示したのは2010年である。時代劇映画『房子伝』で春香の侍女ヒャンダンを演じ、大韓民国大学映画祭で助演女優賞を受けた。同年の『ラブ・フィクサー』(原題『シラノ;恋愛操作団』)でも印象を残し、2011年にはMBC『深夜病院』でドラマ主演を務めた。2013年の映画『全国のど自慢』や、伝説的な巫女キム・グムファの若き日を演じた2014年の『マンシン』など、一本立ちした主演作も増えていく。2015年の『オフィス』では翌2016年に黄金撮影賞の最優秀助演女優賞を獲得し、2017年には芸術家ジゼル(本名オ・インスク)を演じた『아티스트: 다시 태어나다』(アーティスト:生まれ変わる)で主演を務めた。ドラマでもtvN『ああ、私の幽霊さま』、SBS『模範タクシー』(特別出演)、『チアアップ』、Disney+『カジノ』、SBS『トロリー』などで脇を固め、2024年にはNetflix『誰もいない森の奥で』、2026年にはJTBC『アパート』(原題)に出演している。
演出家としての顔
俳優業と並行して、早くからメガホンも握ってきた。2009年に短編映画『광태의 기초』(クァンテの基礎)を演出し、翌2010年の『날강도』(白昼強盗)では脚本・監督・主演を兼ねた。歌手チョンインやギルのミュージックビデオも手がけている。2025年12月には、自ら立ち上げ、一人で切り盛りする会社「リュネ」を通じて長編映画『고백하지마』(告白しないで)を公開し、長編監督としてデビューした。企画から演出、出演、編集、さらに配給登録や宣伝まで一人で担い、インタビューでは撮影が終われば映画は完成だと思っていたが、観客に届けるまでがまったく新しい挑戦だったと振り返っている。
エピソード
実話から生まれた監督作と素顔
『고백하지마』の出発点は、別の映画の撮影現場で空き時間ができた際、俳優キム・チュンギルが即興で彼女に告白した場面である。そのやり取りを面白いと感じて長編に発展させ、台本なしで感情の動きを追ったことで、演技と現実の境目が曖昧な作品になったという。私生活では、2016年の舞台『オールモスト・メイン』で共演した俳優パク・ソンフンとの交際を2017年に双方の事務所が認め、約6年にわたって公開恋愛を続けたが、2022年8月に破局を発表し、良き同僚として残ると伝えられた。防弾少年団のファンとしても知られ、幼いころからヒップホップを好んで聴き、「R1」というラップネームで自ら歌詞を書いたこともあると明かしている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- リュ・ヒョンギョン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 車輪 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- チアアップ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08