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イ・ジェフン

이제훈Lee Je-hoon
俳優・女優

1984年ソウル生まれの俳優。工学系の大学を中退して演技の道に進み、2011年の『番人』『高地戦』で新人賞を総なめにした。『建築学概論』『シグナル』を経て、『模範タクシー』シリーズでSBS演技大賞の大賞を二度受けた。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

遠回りして選んだ演技の道

1984年、ソウル生まれ。2003年、高麗大学の生命情報工学系の学科に入学した。本当は演劇や映画を学びたかったが、安定した将来を望む両親の意向をくんで工学を選んだのだという。それでも大学で過ごすうちに迷いは消えず、今始めなければ一生後悔すると考えて中退を決意した。その後、韓国芸術総合学校演劇院の演技科に入り直し、大学路の劇場で雑用をこなしながら舞台や短編映画、インディーズ映画に出演して経験を積んだ。2006年の短編映画『진실, 리트머스』(真実、リトマス)が最初の出演作とされる。小さな役も断らずに続けた下積みの先にあったのが、ユン・ソンヒョン監督の長編デビュー作『番人』だった。

活動の歩み

新人賞を総なめにした2011年

2011年、『番人』では父子家庭で愛情に飢えながら友人を追い詰めていく少年ギテを、『高地戦』ではモルヒネに頼りながら部隊を率いる若い中隊長を演じ、両作でこの年の新人賞を次々と手にした。大鐘賞と青龍映画賞は『番人』、釜日映画賞などは『高地戦』での受賞である。翌2012年の『建築学概論』では大学生時代の主人公スンミンを演じ、「初恋」の代名詞として一般の観客にも広く知られるようになる。同年10月に入隊して義務警察として服務し、2014年の除隊後すぐに時代劇『秘密の扉』で復帰した。2016年のtvN『シグナル』では、過去と無線でつながるプロファイラーのパク・ヘヨンを演じ、日本や中国でもリメイクされるヒット作となった。

『模範タクシー』で二度の大賞

2017年には『朴烈 植民地からのアナキスト』と『アイ・キャン・スピーク』が続けて公開された。前者では独立運動家の朴烈を演じるため、1か月にわたる断食まで行った。2021年に始まったSBS『模範タクシー』では、被害者に代わって復讐を請け負う元特殊部隊員の運転手キム・ドギを演じ、同じ年のNetflix『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』も海外で高い評価を得た。2023年のシーズン2は最高視聴率21%を記録し、初のSBS演技大賞の大賞をもたらした。さらに2025年11月から2026年1月まで放送されたシーズン3で2度目の大賞を受け、同じシリーズ作品で大賞を二度受けた初の俳優となった。ほかに『捜査班長1958』や映画『脱走』(いずれも2024年)、白髪姿で話題を呼んだJTBC『협상의 기술』(交渉の技術、2025年)があり、2027年放送予定のSBSドラマ『승산 있습니다』を控えている。

エピソード

作り手としての顔

演じるだけでなく、映画製作会社ハードカットを立ち上げた。その最初の作品として2021年12月にWATCHAで公開された『アンフレームド』は、イ・ジェフン、パク・ジョンミン、ソン・ソック、チェ・ヒソの4人の俳優がそれぞれ脚本と演出を担当した短編集で、本人も監督に挑んでいる。2024年5月にはYouTubeチャンネル「제훈씨네」(ジェフンシネ)を開設し、各地の独立系映画館や小規模な作品を紹介し始めた。俳優へのインタビューに加えて劇場の運営者にも話を聞く内容が評価され、韓国芸術映画館協会から表彰を受けた。インディーズ映画で育った俳優ならではの恩返しといえる。

語り継がれる名場面

『番人』でパク・ジョンミンと向き合う場面は、鋭い目つきと台詞の迫力から、今も新人俳優がオーディションでよく演じる定番になっているという。『建築学概論』では、ヒロインのソヨンが彼の耳にイヤホンを差し込み、デュオ展覧会(전람회)の「記憶の習作」が流れるシーンが今も名場面として語られる。共演したスジとは10歳離れていたが、ほとんど同い年に見えるほど若々しい演技が称賛された。また入隊前に『パパロッティ』など複数の作品を撮り終えていたため、服務を始めた後も出演作の公開が続き、長い間入隊に気づかなかった人が多かったそうだ。

プロフィール

生年月日
1984年7月4日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2021年ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士ですAmazonで探す무브 투 헤븐: 나는 유품정리사입니다出演[2]
  2. 2024年捜査班長1958Amazonで探す수사반장 1958出演[3]
  3. 2019年트래블러 (텔레비전 프로그램)出演[4]
  4. 2021年模範タクシー (ドラマ)Amazonで探す모범택시出演[5]
  5. 2017年朴烈 植民地からのアナキストAmazonで探す박열出演[6]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. イ・ジェフン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. 捜査班長1958 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. 트래블러 (텔레비전 프로그램) — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  5. 模範タクシー (ドラマ) — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  6. 朴烈 植民地からのアナキスト — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08