キム・ギヒョン
1945年生まれの声優・俳優。60年以上にわたり低く重厚な声で吹き替えやナレーションを担い、ドラマ『第5共和国』の張泰玩役やアイスクリームCMの「サーティーワン」で幅広い世代に知られる。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
大田で育ち声優の道へ
キム・ギヒョンは1945年に忠清北道沃川郡で生まれ、大田で少年時代を過ごした。大田高校を経て中央大学で哲学を学んでいる。若い頃には論山の陸軍訓練所で助教として兵役を務め、そこで訓練兵として出会った俳優ソ・サンイクが、のちに声優デビューを後押ししてくれたという。1964年に大田の特別採用声優としてマイクの前に立ち、1970年にMBC声優劇会の4期生として入社。1973年以降はフリーランスとして活動を続けている。
活動の歩み
声と顔の両方で残した代表作
本業はあくまで声優で、アニメでは『銀河鉄道999』の車掌、トゥーニバス版『カウボーイビバップ』のジェット・ブラック、『カンフー・パンダ』シリーズのシーフー老師、『ONE PIECE』の金獅子のシキなどを担当した。ゲームでは『スタークラフト2』以降ゼラトゥルの声を務め、本人も最も記憶に残る作品に挙げている。俳優としては歴代の「共和国」シリーズに出演し、ドラマ『第5共和国』で12・12事態に抵抗した張泰玩少将を演じて反乱軍を一喝する場面が語り草となった。2017年の映画『鋼鉄の雨』では北朝鮮の内閣総理役を演じ、80代に入っても現役を続けている。
エピソード
「サーティーワン」誕生秘話
一般の知名度を一気に押し上げたのは1997年のバスキン・ロビンスのCMである。重々しい声で店名を「サーティーワン」と韓国語の数字で読み上げる演出が大評判となり、その年の大韓民国広告大賞でモデル賞を受けた。もともと用意されていた締めのセリフに納得できず、深夜2時まで考えた末に自ら別の一言に差し替えたと本人が明かしている。身長181cmの大柄な体格で、40代まではベンチプレスで120kgを挙げたという鍛錬家でもあり、タクシーに乗ると運転手が顔を見る前に声で気づくことが多かったと話している。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- キム・ギヒョン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 鋼鉄の雨 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09