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ウォン・ジナ

원진아Won Jin-ah
俳優・女優

天安出身の女優。会社員やアルバイトで家計を支えながら俳優を目指し、2015年の短編映画でデビュー。2017年にJTBC『ただ愛する仲』の主演に新人で抜擢され、のちに『地獄が呼んでいる』や『二度目の裁判』などで評価を広げてきた。

更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

天安で育った遅咲きの俳優志望

1991年3月29日、忠清南道天安市に生まれる。生まれてから一度も引っ越さなかったという生粋の天安っ子で、弟が2人いる3人きょうだいの長女である。演技に関心を持ったきっかけはKBSドラマ『秋の童話』で、地元で演技塾に通い演劇映画系の大学受験に挑んだが不合格となった。浪人する余裕はなく、自宅近くの大学で文化企画を学ぶも1年ほどで中退。長女として家計を助けようと高卒で保険会社に就職し、コールセンターや産後ケア施設、百貨店、ウォーターパークなどでも働いた。転機は両親の「家のことは気にせず、やりたいことをやりなさい」という後押しだった。ソウルに出てアルバイトを掛け持ちしながらCMのエキストラやオーディションに通い続け、2015年、韓国映画アカデミーのオーディションを経てユ・ウンジョン監督の短編『キャッチボール』で俳優デビューを果たした。

活動の歩み

新人で掴んだ主演と試練

デビュー作の現場で彼女を気に入ったスタッフが次々に作品を紹介し、事務所との契約にもつながった。短編の主演や長編の端役を重ねたのち、2017年の映画『鋼鉄の雨』で北朝鮮の少女役を演じて顔が知られ始める。同年、120倍の倍率を勝ち抜いてJTBC『ただ愛する仲』のヒロイン、ハ・ムンス役に抜擢された。演出のキム・ジンウォンPDは、企画段階から新人を起用したいと考えていたと明かしている。2018年には同作でアジア太平洋スターアワードの新人賞を受賞した。一方、続くJTBC『ライフ』や映画『英雄都市』、tvN『날 녹여주오(私を溶かして)』ではヒロインを任されながらも、役柄とのミスマッチや台詞回しのぎこちなさを指摘され、演技力をめぐる厳しい評価にさらされた時期でもあった。映画『돈(マネー)』の証券ブローカー役のように、出番は少なくても印象を残した仕事もある。

『地獄』以降の再評価と現在

評価が大きく変わったのは、ヨン・サンホ監督のNetflixシリーズ『地獄が呼んでいる』(2021年)である。わが子に下された「地獄行きの告知」を前に崩れていく母親ソ・ソヒョンを演じ、弱点とされた発音や発声がかえって武器になったと評された。2023年にはヤン・ジョンウン演出の舞台『ファウスト』で初めて演劇に挑戦し、ユ・インチョンやパク・ヘスらと共演した。2025年は台湾映画をリメイクした『シークレット・メロディ』でヒロインを務め、ENA『アイショッピング~返品された子どもたち~』では生き残った子どもたちを率いるキム・アヒョン役で初のアクションに挑んだ。2026年1月からはMBC『二度目の裁判』にチソン、パク・ヒスンと並ぶ主演級で出演し、これが初の地上波出演作となった。2023年から所属したアーティストカンパニーを離れ、2026年9月にヌンカンパニーと専属契約を結んだ。

エピソード

映画館スタッフからの舞台挨拶

下積み時代はCGVでスタッフとして働きながら俳優活動を続けており、自分が出演した映画を上映していても誰にも気づかれなかったという。映画『マネー』で初めて舞台挨拶に立った際には、劇場で働くアルバイトの若者たちを見て、少し前まで同じ制服で同じ場所に立っていた自分を思い出し、思わず涙がこぼれたと語っている。『ただ愛する仲』では、大勢の関係者が並ぶ席での読み合わせに緊張を抑える漢方薬を飲んで臨んだものの、それまでの面談より出来が悪かったが、それでも関係者全員が彼女を推したというのがPDの証言である。女性としてはかなり低い声の持ち主で、幼い頃はそれがコンプレックスだったが、演技を始めてからは長所になったという。趣味でキックボクシングを半年ほど習ったことがあり、PCバンで流行りのゲームをするのも好きだという。パン作りやキャンプ、登山など多趣味でも知られる。エネルギッシュな性格から「ボーダーコリー」というあだ名もある。

プロフィール

生年月日
1991年3月29日[1]
出生地
天安市 / 東南区[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優・女優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2017年ただ愛する仲Amazonで探す그냥 사랑하는 사이出演[2]
  2. 2018年ライフAmazonで探す라이프 (2018년 드라마)出演[3]
  3. 2019年英雄都市Amazonで探す롱 리브 더 킹: 목포 영웅出演[4]
  4. 2021年声/姿なき犯罪者Amazonで探す보이스出演[5]
  5. 2021年地獄が呼んでいるAmazonで探す지옥出演[6]
  6. 2025年シークレット・メロディAmazonで探す말할 수 없는 비밀出演[7]
  7. 2025年アイショッピング~返品された子どもたち~Amazonで探す아이쇼핑出演[8]
  8. 2026年二度目の裁判Amazonで探す판사 이한영出演[9]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. ウォン・ジナ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  2. ただ愛する仲 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  3. ライフ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  4. 英雄都市 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  5. 声/姿なき犯罪者 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  6. 地獄が呼んでいる — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  7. シークレット・メロディ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  8. アイショッピング~返品された子どもたち~ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  9. 二度目の裁判 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09