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チェ・ミョンギル

최명길Choi Myung-gil
俳優・女優

チェ・ミョンギルは1962年ソウル生まれの女優である。1981年にMBC公採タレントとして出発し、1980〜90年代には時代劇の王妃役や現代劇の主演で放送局の看板女優となった。映画でも主要な主演女優賞を受け、還暦を過ぎた現在も新たな役柄に挑み続けている。

更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

浪人中に受けた公採試験

1962年11月11日、ソウルで生まれ、高校までソウルで過ごした。卒業後は大学の新聞放送学科を志望したが不合格となり、浪人生活を送っていた。その最中に応募したのが1981年のMBC第13期公採タレント試験である。見事合格し、同年MBCのドラマ『성난 눈동자(怒った瞳)』でデビューした。合格後はソウル芸術専門大学の放送演芸科に進み、演技を基礎から学んでいる。1983年にはMBC演技大賞の新人賞を受賞し、早くから将来を嘱望された。

活動の歩み

王妃役と現代劇で看板女優に

新人だった彼女を一気にスターへ押し上げたのは時代劇である。MBCの長寿シリーズ『朝鮮王朝五百年』では、1984年の『雪中梅』で成宗の妃・貞顕王后に扮し、翌年の『風蘭』で同じ人物の晩年までを演じ通した。1988年の『恨中録』ではチェ・スジョン演じる思悼世子の妻・恵慶宮洪氏を務め、シリーズに欠かせない顔となる。現代劇にも代表作がある。1990年のMBC『그 여자(あの女)』は農村の日常を淡々と描く異色作ながら週末ドラマをしのぐ人気を集め、都会育ちの美術教師が嫁ぎ先の暮らしに溶け込んでいく役で、同年のMBC演技大賞最優秀賞を得た。1993年にSBSへ活動の場を移すと、『結婚』で夫に裏切られる妻を生々しく演じて注目され、翌1994年には同局の授賞式で大賞を受けている。

映画賞と円熟期の悪役

映画では1987年の主演作『안개기둥(霧の柱)』で大鐘賞主演女優賞を受賞した。受賞が集中したのは1994年で、久々の主演映画『薔薇色の人生』で恋に身を焦がす店の女主人を演じ、青龍映画賞と百想芸術大賞の主演女優部門に加え、フランスのナント三大陸映画祭でも主演女優賞を獲得している。結婚後の復帰作は1996年に始まったKBS『龍の涙』で、気丈な元敬王后を演じた。2014年末からのSBS『パンチ~余命6ヶ月の奇跡』では、清廉さを装う法務部長官ユン・ジスクに扮し、放送中に視聴者の非難が殺到するほどの憎まれ役ぶりで2015年のSBS演技大賞最優秀賞を受けた。その後も『優雅な母娘』『赤い靴』、2023年の『お嬢さんドゥ・リアン』と、主要な役を任され続けている。

エピソード

ラジオが結んだ縁

ラジオとの縁も深い。1987年にMBC FMでDJを始め、1992年からの約3年間は朝の音楽番組『최명길의 음악살롱(チェ・ミョンギルの音楽サロン)』を担当して多くの常連リスナーをつかんだ。人生の伴侶とも、マイクの前で出会っている。作家のキム・ハンギルが司会を務めるMBCのラジオ番組にゲストとして招かれたのがきっかけで、二人は1995年に結婚した。夫は翌1996年の総選挙で国会議員となり、政界へ進んでいる。1990年代半ばには、当時の高級百貨店の代名詞だった三豊百貨店の専属モデルも務めた。2017年に夫がステージ4の肺がんと診断されると、付き添いを人任せにせず自ら看病にあたり、その日々はのちに夫婦そろって番組で語られた。

二人の王妃を演じた女優

王妃役の多さは際立っている。太宗の妃・元敬王后は『龍の涙』に続き2008年の『大王世宗』でも演じた。KBS『明成皇后』では、主演のイ・ミヨンが放送延長を前に降板したため、晩年の明成皇后役を引き継いでいる。若い頃にMBCの作品で同じ人物をごく短い出番で演じていたことから、驪興閔氏出身の王妃二人をいずれも複数回演じた珍しい女優となった。一方でコメディにも物おじしない。2011年12月にはKBS『ギャグコンサート』の人気コーナー「생활의 발견(生活の発見)」に登場し、ソン・ジュングンの恋人役で裕福さを鼻にかける女性を演じて笑いを取った。2023年の『お嬢さんドゥ・リアン』でも60代でクラブのダンスシーンに挑み、上品一辺倒のイメージを自ら崩してみせた。

プロフィール

生年月日
1962年11月11日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優・女優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2019年優雅な母娘Amazonで探す우아한 모녀出演[2]
  2. 2021年赤い靴 (2021年のテレビドラマ)Amazonで探す빨강구두出演[3]
  3. 2023年お嬢さんドゥ・リアンAmazonで探す아씨두리안出演[4]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. チェ・ミョンギル — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  2. 優雅な母娘 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  3. 赤い靴 (2021年のテレビドラマ) — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  4. お嬢さんドゥ・リアン — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09