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ソン・ソック

손석구Son Seok-koo
俳優・女優

1983年大田生まれの俳優。米国の美術大学、イラク派兵、カナダでのバスケットボール挑戦という回り道を経て俳優になった。『私の解放日誌』のク氏と『犯罪都市 THE ROUNDUP』の悪役カン・ヘサンで一躍トップ俳優の仲間入りを果たした。

更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

遠回りだらけの青春

ソン・ソックは1983年2月7日、大田で生まれた。子どものころは内向的な性格だったといい、中学生のときにアメリカへ留学する。美術に関心が強く、シカゴ美術館附属美術大学(SAIC)に進んでドキュメンタリーを専攻し、当初は記録映画の監督を目指していた。兵役のために一時帰国した際には、自ら志願してイラクのザイトゥーン部隊に加わり、アルビルで約6か月間を過ごした。見知らぬ土地で努力が正当に評価されたこの時期を、彼は人生で最も幸せだった時間の一つとして振り返っている。

バスケから演技の道へ

除隊後、韓国社会にすぐにはなじめなかった彼は、26歳でプロのバスケットボール選手を目指してカナダへ渡る。年齢的に現実は厳しかったが、練習のない時間に通い始めた演技教室と小劇場の舞台で、自分に向いているものを見つけた。その後はビザを取り直してバンクーバーの演技学校に入学し、本格的に俳優を志すようになる。この間には家族が関わる会社の営業として訪問販売もしたが、一台も売れなかったという。帰国後は演劇や短編映画、オーディションに挑み続ける長い無名時代を過ごした。

活動の歩み

『センス8』から『私の解放日誌』へ

行き詰まりを感じていたころに合格したのが、Netflixドラマ『センス8』シーズン2のオーディションである。これを足がかりに、韓国では『マザー』『最高の離婚』『サバイバー: 60日間の大統領』『恋愛体質』と出演作が続き、2021年には『D.P. ―脱走兵追跡官―』と映画『恋愛の抜けたロマンス』で注目度を高めた。決定的だったのは2022年である。JTBC『私の解放日誌』では、素性の知れない無口な男「ク氏」を演じて社会現象とも呼ばれる人気を得た。同じ年の映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』では冷酷な悪役カン・ヘサンを演じ、青龍映画賞の助演男優賞を受賞。作品は大ヒットし、正反対の二役で一気に知名度を上げた。

主役級として広がる仕事

その後はディズニープラスの『カジノ』、2024年のNetflixシリーズ『殺人者のパラドックス』での刑事チャン・ナンガム役、映画『コメント部隊』などに出演。2025年にはJTBC『君は天国でも美しい』でキム・ヘジャの夫コ・ナクジュンを演じ、ディズニープラスの『ナインパズル』では刑事キム・ハンセムを担当した。さらに『D.P.』のハン・ジュニ監督と再び組み、日本の俳優・永山瑛太と日韓の刑事コンビを演じるNetflixシリーズ『푸른길(青い道)』に主演。同作は第31回釜山国際映画祭のオンスクリーン部門に招待され、2026年11月20日の配信開始が発表されている。

エピソード

「偽物の演技」発言と手紙

2023年、舞台『木の上の軍隊』に出演していた彼は、記者懇談会で、愛をささやく場面なのに客席に届くよう声を張らされるのが偽物の演技に思え、舞台から映像へ移ったという趣旨の発言をした。これにベテラン舞台俳優のナム・ミョンリョルがSNSで、ささやきを数百人の観客に届ける方法こそ考えるべきだと苦言を呈し、論争に発展した。ソン・ソックは同年7月、JTBC『ニュースルーム』に出演して言葉が未熟だったと認め、ナム・ミョンリョルに手書きの手紙で謝罪したことを明かした。先輩からも返事が届いたと伝えられ、騒動は収束した。公演自体は論争のさなかも完売が続いた。

プロフィール

生年月日
1983年2月7日[1]
出生地
大田広域市 / 中区[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優・女優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2019年サバイバー: 60日間の大統領Amazonで探す지정생존자 (2019년 드라마)出演[2]
  2. 2021年D.P. ―脱走兵追跡官―Amazonで探すD.P.出演[3]
  3. 2021年恋愛の抜けたロマンスAmazonで探す연애 빠진 로맨스出演[4]
  4. 2022年私の解放日誌Amazonで探す나의 해방일지出演[5]
  5. 2022年犯罪都市 THE ROUNDUPAmazonで探す범죄도시2出演[6]
  6. 2022年カジノAmazonで探す카지노出演[7]
  7. 2023年大丈夫、大丈夫、大丈夫!Amazonで探す괜찮아 괜찮아 괜찮아!出演[8]
  8. 2024年殺人者のパラドックスAmazonで探す살인자ㅇ난감出演[9]
  9. 2024年コメント部隊Amazonで探す댓글부대出演[10]
  10. 2025年君は天国でも美しいAmazonで探す천국보다 아름다운出演[11]
  11. 2025年ナインパズルAmazonで探す나인 퍼즐出演[12]
  12. 2026年Blue RoadAmazonで探す푸른길出演[13]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. ソン・ソック — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  2. サバイバー: 60日間の大統領 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  3. D.P. ―脱走兵追跡官― — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  4. 恋愛の抜けたロマンス — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  5. 私の解放日誌 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  6. 犯罪都市 THE ROUNDUP — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  7. カジノ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  8. 大丈夫、大丈夫、大丈夫! — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  9. 殺人者のパラドックス — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  10. コメント部隊 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  11. 君は天国でも美しい — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  12. ナインパズル — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  13. Blue Road — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09