チョン・ジョンソ
1994年生まれの俳優。演技経験のないままイ・チャンドン監督の『バーニング 劇場版』のヒロインに抜擢され、デビュー作でカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを踏んだ。『ザ・コール』『バレリーナ』などで強烈な役柄を演じ、ハリウッド映画にも出演。イ・チュンヒョン監督と交際を公表している。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
カナダと韓国を行き来した少女時代
チョン・ジョンソは1994年、ソウルの永登浦で生まれた。幼い頃は韓国とカナダを行き来しながら育ち、その後は安養芸術高校を経て世宗大学の映画芸術学科に進んだが、中退している。演技の勉強を続けてはいたものの、出演実績は皆無だった。転機は2017年に訪れる。事務所と契約してわずか3日後にイ・チャンドン監督の新作オーディションを受け、そのまま主人公の一人シン・ヘミ役を射止めたのである。演技経験のない新人が巨匠の作品のヒロインに抜擢されたことは、それ自体が大きな話題となった。
活動の歩み
衝撃のデビューから怪演へ
2018年公開の『バーニング 劇場版』はカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に招待され、無名の新人だった彼女はユ・アイン、スティーヴン・ユァンと並んで一躍注目の的となった。2020年のNetflix映画『ザ・コール』では、過去と現在を電話でつなぐ物語の中で、狂気をはらんだ連続殺人犯ヨンスクを演じ、デビュー作とは正反対の顔を見せて「怪演」と評された。続く2021年の『恋愛の抜けたロマンス』ではラブコメディーにも挑戦し、同じ頃アナ・リリー・アミリプール監督の米映画『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』で主演を務め、海外作品にも活動の場を広げた。
配信作品とジャンルを越えて
その後は配信ドラマでも存在感を示す。2022年の『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』では、スペイン原作でも人気の高い語り手トーキョーを演じ、同年のTVING『身代金』では、震災で崩れかけた建物を舞台にした緊迫のサバイバル劇に挑んだ。2023年のNetflix映画『バレリーナ』では、親友の死の真相を追う元ボディーガードのオクジュに扮し、本格的なアクションを披露している。2024年には時代劇『ウ氏王后』で王妃役を、ロマンティックコメディー『ウェディング・インポッシブル』では財閥家の御曹司と偽装結婚する無名俳優を演じ、正反対の二役で振り幅を見せた。2026年1月にはハン・ソヒとダブル主演した犯罪映画『プロジェクトY』が公開され、裏社会の金塊を狙う若い女性たちを演じた。
エピソード
公の場での騒動と公開恋愛
デビュー直後には思わぬ騒動にも見舞われた。2018年、カンヌへ出国する仁川空港で、上着で顔を隠し硬い表情を見せたことが「態度が悪い」と報じられたのである。事務所は初めての経験で報道陣に戸惑ったと説明し、本人も後のインタビューで、その日は個人的な事情でひどく泣いた後だったと明かし、自分の不注意ではあったが、それを「間違い」と決めつけないでほしいと語った。2024年10月には、彼女がSNSでフォローしていた非公開アカウントが別の芸能人をめぐる書き込み騒動に関わっていたとネット上で取り沙汰されたが、事務所は個人のSNSについては確認が難しいとの立場を示すにとどめた。私生活では、『ザ・コール』と『バレリーナ』でタッグを組んだイ・チュンヒョン監督と2021年から交際を公表しており、2026年のインタビューでは、恋人が自分の人間関係をすべて応援してくれる存在だと語っている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- チョン・ジョンソ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 于氏王后 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- バーニング 劇場版 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ザ・コール — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08