キム・シンロク
ソウル大学出身で、大学の演劇サークルから舞台の世界に入った女優。長く演劇界で活動したのち、Netflix『地獄が呼んでいる』のパク・ジョンジャ役で百想芸術大賞助演女優賞を受賞し、2026年には舞台『プリマ・ファシィ』で同賞の演劇部門演技賞も手にした。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
地理学科から舞台へ
キム・シンロクは1981年3月24日生まれ。ソウル大学の地理学科で学んだ異色の経歴を持つ。演技との出会いは大学時代で、社会科学大学の演劇サークルに入ったことが始まりだった。2004年に舞台『서바이벌 캘린더(サバイバル・カレンダー)』でデビューすると、その後は演技を体系的に学ぶ道を選び、漢陽大学大学院演劇映画学科で修士課程を修め、韓国芸術総合学校演劇院の演技科でも学んだ。高学歴の演劇人として、出演だけでなく演技について考え、言葉にすることにも力を注いできた。
活動の歩み
演劇人から映像へ
長年、彼女の主な活躍の場は小劇場を中心とした舞台と独立映画だった。映画『バーニング 劇場版』などにも顔を見せていたが、映像の世界で本格的に知られるようになったのは2020年のtvNドラマ『謗法〜運命を変える方法〜』で、30代後半になってからの本格的な映像進出である。翌2021年にはJTBC『怪物』で警察官オ・ジファを演じ、同年配信のNetflix『地獄が呼んでいる』では、「地獄行き」を告知され、その「試演」を全世界に中継される母親パク・ジョンジャを演じて一躍注目を浴びた。デビューから17年、40歳にして訪れた大きな飛躍だった。
受賞と現在の活動
パク・ジョンジャ役は高く評価され、第58回百想芸術大賞のテレビ部門助演女優賞、第1回青龍シリーズアワードのドラマ部門助演女優賞などを受賞した。その後も『涙の女王』、2024年の『地獄が呼んでいる』シーズン2、2025年の『私の完璧な秘書』『アンダーカバー・ハイスクール』などに出演し、映像作品でも欠かせない顔となる。一方で舞台を離れることはなく、2025年には演劇『프리마 파시(プリマ・ファシィ)』の韓国初演で主人公テッサを演じた。この舞台で2026年5月の第62回百想芸術大賞演劇部門演技賞を受賞し、個人として2つ目の百想トロフィーを手にしている。
エピソード
監督の信頼と役作り
『地獄が呼んでいる』のヨン・サンホ監督は、『謗法』で見せた彼女の没入した演技に驚き、パク・ジョンジャ役を任せたとされる。シーズン2では復活したパク・ジョンジャという難しい人物を演じることになり、彼女は「未来から来たターミネーター」をイメージしたと明かした。監督が細かな指示よりも「キム・シンロクを信じて進もう」と任せたことも話題になった。2026年の百想の受賞スピーチでは涙を流し、「母が私を産んでくれたおかげで、こんなに楽しく生きている」と感謝を伝えた。
23回別れた夫
夫は俳優のパク・ギョンチャンである。2人は2007年に劇団のワークショップで出会い、8年半の交際期間中に23回も別れては復縁を繰り返したことが知られている。性格の違いからぶつかることも多かった。彼女にとって夫は、恋愛で唯一思い通りにならない相手だったという。電話を切られると夫の家に駆けつけ、窓に小石を投げて呼び出したこともある。結婚直前にもう一度別れたが、1か月後に今度は夫が石を投げに来て「もう別れずに結婚しよう」と告げ、2人は2016年に結婚した。彼女は、演技と夫の2つだけは長く続けていきたいと語っている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- キム・シンロク — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 模範家族 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 誘拐の日 (小説) — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 地獄が呼んでいる — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 財閥家の末息子 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08