オム・ジウォン
1977年大邱生まれの女優。演技を専攻しないまま2002年の連続ドラマで主演デビューし、映画『ソウォン/願い』『ザ・フォン』などで実力派として評価された。『シスターズ』の悪役で再び注目され、2025年にはKBS演技大賞の大賞を受けた。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
専攻外からの出発
大邱で生まれ、慶北大学では地理学を専攻した。演劇や映画を学校で学んだ経験はない。女優としての本格的な出発点は2002年のMBC朝の連続ドラマ『황금마차』(黄金馬車)で、いきなり主役を任された。後年、大きな賞を受けた席で本人は、この作品が初めての演技だったこと、専攻者ではなかったので何も分からず、キム・ヘスク、ペク・イルソプ、ヨ・ウンゲといった先輩たちに演技を教わったことを振り返っている。翌2003年には映画『トンケの蒼い空』でスクリーンにも進出した。以後はドラマよりも映画に軸足を置き、出演作が安定して観客を集める女優としてキャリアを築いていく。
活動の歩み
映画で積み上げた信頼
気品のある声と確かな発声には定評があり、つらい境遇に置かれても立ち上がるヒロイン役を数多く任されてきた。SBSの芸能情報番組『한밤의 TV연예』(真夜中のTV芸能)で司会を務めたこともある。映画での代表作に挙げられるのが2013年の『ソウォン/願い』だ。幼い娘が性暴力の被害に遭った母親という難役に挑み、その苦しみを真に迫る演技で表現して高い評価を受け、作品も270万人以上を動員した。2015年のスリラー『ザ・フォン』では、ソン・ヒョンジュ演じる主人公の妻として、殺人犯に追われる恐怖を体現した。同作も160万人を超える観客を集めている。
悪役での再評価と初の大賞
ドラマへの本格的な帰還となったのが2022年のtvN『シスターズ』である。財閥一家の一員でありながら、平然と人の命を奪うサイコパスのウォン・サンアを演じ、優雅な話しぶりと冷酷さが同居する人物像で主演キム・ゴウンと火花を散らした。殺人のたびに画面に現れる青い花は、その年のネットミームになったほどである。2025年はNetflix『おつかれさま』で主人公エスンの継母ナ・ミノクとして短く登場し、その場面の切り抜きは600万回を超えて再生された。同じ年、KBS2の週末ドラマ『독수리 5형제를 부탁해!』(ワシの5兄弟をよろしく!)で主人公マ・グァンスクを演じる。結婚からわずか10日で夫を失い、家業の酒蔵を継ぐために離れて暮らす義弟たちを呼び戻す女性で、理不尽な目に遭えば真っ向から立ち向かう爽快さが受けた。不振が続いていた同局の週末枠で視聴率は20%を超え、年末のKBS演技大賞ではアン・ジェウクと並んで大賞に選ばれた。
エピソード
ミームと涙のスピーチ
『シスターズ』の余韻は放送後もしばらく続いた。バラエティ『놀라운 토요일』(驚きの土曜日)に出演した際、隣のヘリの口元をそっと拭いてあげる場面が流れると、視聴者は「このまま青い花を取り出しそう」と面白がり、この冗談が長く出回った。2025年末のKBS演技大賞では、授賞式で流れた故イ・スンジェの追悼映像を見て感情がこみ上げ、スピーチの途中で泣き崩れた。演技を教えてくれた先輩たちへの感謝を口にし、大賞の重みと真心を知る俳優として成長していきたいと誓っている。デビューから20年以上を経てつかんだ初めての大賞だった。私生活では2014年に結婚したが、2021年に夫婦としての関係に区切りをつけたことを本人が明らかにしている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- オム・ジウォン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 呪呪呪/死者をあやつる者 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 謗法 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08