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ソルリ

설리Sulli
f(x)K-pop俳優・女優歌手

子役から出発し、2009年にf(x)のメンバーとして歌手デビューした歌手・女優。ドラマ『花ざかりの君たちへ』や映画『リアル』で主演を務め、率直な言動で常に注目を集めたが、2019年10月に25歳で亡くなった。

更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

釜山生まれ、10歳で単身ソウルへ

ソルリ(本名チェ・ジンリ)は1994年3月29日、釜山で生まれた。幼い頃から女優を志し、母親の勧めで早くから演技教室にも通っていた。本格的に夢を追うため、小学4年生だった2004年にひとりでソウルへ移り、歌・ダンス・演技を教える養成スクールに入っている。芸名の「ソルリ」は、本名の「真理(ジンリ)」がキリスト教色の強い名前に聞こえるという記者の助言から改めたもので、本人は後に「雪の中の梨の花」という意味に解釈して語った。親元を離れて大人の世界に飛び込んだ早熟な歩みは、その後の彼女の生き方にも通じている。

子役デビューとSMの寮生活

2005年、11歳でSBSの大河ドラマ『ソドンヨ(薯童謡)』に出演し、新羅の善花公主の少女時代を演じて子役デビューを果たした。同じ頃SMエンターテインメントのオーディションを受け、S.E.S.の「Chingu」を歌って練習生に選ばれたとされる。練習生時代は少女時代のテヨンやティファニーと同じ寮で暮らし、少女時代がデビューする2007年まで共同生活を続けたという。その間も映画『バケーション』(2006年)や独立映画『パンチ・レディ』(2007年)、『BA:BO』(2008年)などに出演し、子役としての経験を少しずつ重ねていった。

活動の歩み

f(x)のマンネとして

2009年9月5日、シングル「LA chA TA」で5人組ガールグループf(x)の一員としてデビューした。グループ最年少のマンネで、透明感のあるビジュアルと屈託のない笑顔で一気に人気を集める。f(x)は個性的なサウンドと実験的なコンセプトで評価を受け、韓国の音楽番組で何度も1位を獲得した。グループ活動と並行して演技にも復帰し、2012年にはSBSドラマ『花ざかりの君たちへ』(原題『아름다운 그대에게』)で主演に抜擢される。男装して男子校に潜り込むク・ジェヒ役のため、トレードマークだった長い髪を60cmも切り、その演技でSBS演技大賞の新人賞を受賞した。2013年にはメンバーのクリスタルとともに化粧品ブランドの顔も務めた。

活動休止とグループ脱退

2014年7月、f(x)が『Red Light』で活動していた最中に、SMは彼女が絶え間ない悪質な書き込みや根拠のない噂で心身ともに疲弊したとして、芸能活動の休止を発表した。このため出演映画『パイレーツ』(2014年)では宣伝活動に参加できなかったが、同年後半には主演作『ファッション王』の宣伝で公の場に戻っている。そして休止から約1年後の2015年8月、f(x)からの正式な脱退が発表され、以後は女優活動に軸足を移した。2015年から2017年にかけては広告モデルの仕事を重ね、エスティローダーのモデルにも起用されている。

『リアル』から再び音楽へ

2017年には映画『リアル』でキム・スヒョンの相手役を務め、主演級の女優として改めて注目された。翌2018年には『진리상점(真理商店)』というリアリティ番組で自らブランドの店づくりに挑み、同年11月にはDEANのシングル「Dayfly」に客演し、脱退後初めて歌声を届けた。2019年6月29日にはシングルアルバム『Goblin』でソロデビューを果たし、収録曲すべての作詞と制作に関わっている。同じ年にはJTBC2のトーク番組『悪プルの夜』でMCを務め、Netflixのオムニバス『ペルソナ』シーズン2の主演撮影にも臨んでいたが、2019年10月14日、京畿道城南市の自宅で亡くなっているのが見つかった。25歳だった。

エピソード

「悪プルの核爆弾」と呼ばれて

2019年の『悪プルの夜』は、芸能人が自分に向けられた悪質なコメントを読み上げて答えるという番組だった。第1回でソルリは辛辣な書き込みにも笑いながら応じ、「悪プルの核爆弾」という呼び名がついた。瞳孔が大きいせいで薬物を使っているように見えるという書き込みには、違法なことは何もしておらず、『リアル』の役作りで薬物を扱う演技を研究しただけだと説明した。下着を着けない写真への批判にも「楽だし、自然できれい」と答え、偏見をなくしたかったと語っている。かつて悪質な書き込みをした名門大学の学生を告訴しかけたが、長い謝罪の手紙を受け取って許したことも明かし、ただ次は許さないとも付け加えた。

交際、不安、そして残された影響

ソルリはラッパーのチェジャ(Dynamic Duo)との交際を公にし、2013年から2017年まで続いたとされるが、交際中も2人は激しい誹謗中傷にさらされた。2018年10月には、幼い頃からパニック障害と社会不安障害を抱えてきたことを打ち明けている。また親友IUの曲「Red Queen」は彼女の描いた絵から着想を得たもので、IUの「Peach」もソルリを思って書かれた曲として知られる。死後、悪質な書き込みへの規制を求める請願や「ソルリ法」をめぐる議論が起き、カカオは芸能ニュースのコメント欄を一時停止した。2023年には生前最後のインタビューを軸にした記録映画『진리에게(ジンリへ)』が釜山国際映画祭で上映され、同年Netflixでも公開された。

賛否を呼んだ自由な発信

f(x)脱退後のソルリは、SNSに投稿する写真や言葉が絶えずニュースになる存在だった。2017年には韓国で最もGoogle検索された人物にも挙がり、コメディ番組『SNL Korea』でパロディの題材にされたこともある。2018年8月には日本軍「慰安婦」被害者を記憶する国の記念日に賛同を示し、ノーブラ運動への支持も公言した。こうした振る舞いを一部のメディアは「型破り」「時代の先を行く」と評し、保守的な論調は「不適切」と批判するなど、評価は真っ二つに割れた。アイドルとして作り込まれたイメージに収まらず、韓国社会が女性芸能人に求める枠にも従わなかったことが反発の背景にあると分析する報道も多い。

プロフィール

生年月日
1994年3月29日[1]
出生地
釜山広域市[1]
国籍
韓国[1]
職業
K-pop / 俳優・女優 / 歌手[1]
関連グループ
f(x)[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2023年ペルソナ - 仮面の下の素顔 - : ソルリAmazonで探す페르소나: 설리出演[2]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. ソルリ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
  2. ペルソナ - 仮面の下の素顔 - : ソルリ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09