イ・イギョン
清州出身の俳優・タレント。遅いスタートから『ゴー・バック夫婦』などの怪演で頭角を現し、『私の夫と結婚して』の悪役で評価を高めた。バラエティの司会やレギュラーとしても活躍している。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
優等生から回り道の青春
1989年、忠清北道清州の生まれ。少年時代は空手の選手として汗を流しながら、中学では学年トップクラスの成績を取る優等生だった。ところが高校で競技から離れると目標を見失って沈み込み、見かねた父の助言で高校を中退する。18歳でソウルに出て、受験予備校の集まる鷺梁津で高卒認定と大学入試の勉強をやり直し、体育大学に合格した。しかし膝のけがで通学が難しくなり、休学して兵役に就く。この回り道が、のちに俳優という思いがけない進路につながることになる。
軍で見たドラマが転機
進路を決めたのは軍隊生活だった。厳しい家庭で育ちテレビとは縁が薄かったが、兵営で初めてドラマを見て、当時大流行していた『IRIS』に引き込まれた。演じる側に回ればもっと面白いに違いないと思い立ち、最後の休暇には家の近くの演技学院を自ら訪ねている。除隊後は演劇映画系の学科を12校受けて10校に合格し、ソウル芸術大学演技科へ進んだ。映画デビューは2012年の『白夜』。同じ時期のドラマ『学校2013』では自分と同じ名前の生徒役を演じ、台本上は目立たない役だったが、現場で加えたアドリブが好評を得て存在感を増していった。
活動の歩み
コメディと硬派を行き来する
『太陽の末裔 Love Under The Sun』などへの出演を経て、2017年の『ゴー・バック夫婦』で突き抜けたコメディ演技を見せ、一躍注目を浴びた。翌2018年の『으라차차 와이키키(ウラチャチャ ワイキキ)』ではさらに振り切った笑いを担い、シーズン2にも続投している。一方、同時期の独立映画『아기와 나(赤ちゃんと僕)』では迷う若者を繊細に演じている。2018年はさらに『検法男女』、地上波初主演の『赤い月青い太陽』と出演が続いた。2020年の映画『히트맨(ヒットマン)』では国家情報院の要員を演じ、同年には「칼퇴근(定時退社)」でトロット歌手にも挑戦した。
バラエティの顔と悪役の当たり役
2021年のKBS演技大賞では『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』で助演賞を受けた。2022年からMBCの看板バラエティ『遊ぶなら何する?』のメンバーとなり、同局の芸能大賞では2022年と2023年に人気賞、2024年に男性優秀賞を受けたほか、事件を語る番組『勇敢な刑事たち』の進行役でも幅広い世代に知られるようになった。2024年の『私の夫と結婚して』では主人公を裏切る婚約者パク・ミンファンを憎々しく演じ、「人生作」との声が上がるほどの評価を得た。2025年には映画『히트맨2』で同じ役に戻っている。
エピソード
漢南大橋での救助
2020年3月の未明、ソウルの漢南大橋で、泥酔して車道や川へ飛び込もうとした人を車から降りて引き止め、警察に引き渡した。寒さに震える相手に自分の上着を着せ、しばらく押さえていたことが目撃者の情報提供で後から知られた。本人は、危なそうに見えたのですぐに車を降りたと振り返り、話が広まることには照れくさそうだった。2021年の演技大賞の受賞スピーチでは、生放送中に母親へ電話をかけ、「多くの人に楽しさを届ける俳優になって」と励まされて涙ぐむ姿が話題になった。
噂騒動と番組降板
2025年秋、外国人女性と卑わいなメッセージを交わしたとする画像がネット上に出回った。所属事務所は虚偽だとして法的対応を表明した。投稿者は一度はAIで作った捏造だと認めて謝罪したが、その後また主張を翻すなど、騒動は混乱が続いたと報じられた。同年11月には『遊ぶなら何する?』を降板。当初はスケジュールの都合と説明されたが、本人は制作陣から降板を勧められたと明かし、制作陣が謝罪したと伝えられた。その後国内の番組からは遠ざかっていたが、2026年10月には刑事トーク番組『형사들의 수다3(刑事たちのおしゃべり3)』の司会に起用されたと報じられている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- イ・イギョン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 私の夫と結婚して — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- FACE ME — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- ウラチャチャ My Love — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08