イ・ミンジョン
イ・ミンジョンは1982年ソウル生まれの女優。大学演劇から舞台・映画の端役を経て、2009年の『花より男子~Boys Over Flowers』で注目を集め、映画『シラノ恋愛操作団』で新人賞を総なめにした。2013年に俳優イ・ビョンホンと結婚し、2026年には約6年ぶりの連続ドラマ主演で復帰した。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
演出志望から舞台女優へ
イ・ミンジョンは1982年2月16日、ソウルで生まれた。母方の祖父は水墨画の大家として知られる朴魯壽画伯で、芸術家の家系に育ったことになる。成均館大学の演技芸術学科に進んだが、当初志していたのは俳優ではなく演出だった。ところが指導教授に勧められて舞台に立ったことが転機となり、演じる側の道を歩み始める。2004年の演劇『不器用な人々』(原題『서툰 사람들』)が実質的なデビューで、同じ年に映画『知り合いの女』(原題『아는 여자』)にも小さな役で出演した。その後、映画『ブドウの木を切れ』(原題『포도나무를 베어라』)では初めて主演を務めた。華やかなデビューではなく、小劇場と端役から地道に経験を積んだ下積み型のスタートだった。
活動の歩み
『花より男子』と新人賞ラッシュ
大衆に名前が知られたのは2009年のKBS『花より男子~Boys Over Flowers』で、ク・ジュンピョの婚約者ハ・ジェギョン役を演じたことによる。明るく奔放なキャラクターは強い印象を残し、同年にはドラマ『그대, 웃어요』(「君よ、笑って」の意)で主演に起用された。翌2010年の映画『シラノ恋愛操作団』では、恋の成就を請け負う「恋愛操作団」が絡む物語のヒロイン、ヒジュンを演じ、作品の興行的な成功とともに青龍映画賞や大鐘賞などの新人賞を相次いで受賞した。2012年には映画『ワンダフル・ラジオ』で主演を務めるなど、ロマンスとコメディを軸に主演女優としての地位を固めた。
結婚後の歩みと2026年の復帰
2013年8月10日、前年から交際が報じられていた俳優イ・ビョンホンと結婚した。2015年に長男、2023年12月に長女が誕生し、二児の母となっている。結婚後は作品数こそ絞ったものの、ドラマや映画への出演を続けてきた。2025年3月には自身のYouTubeチャンネルを開設し、飾らない日常や家族との時間を発信している。開設からわずか数日で登録者10万人を突破し、新たなファン層の獲得につながった。2026年8月にはKBSドラマ『그래, 이혼하자』(邦題未定、「よし、離婚しよう」の意)がスタートし、キム・ジソクと夫婦役で共演。ウェディングドレス店を営む夫婦が離婚に向き合う物語で、約6年ぶりの連続ドラマ復帰として話題になった。
エピソード
夫をめぐる騒動と家族の姿
結婚生活は順風満帆だけではなかった。2014年、夫イ・ビョンホンが女性2人から私的な会話の録画をもとに巨額の金銭を要求される恐喝事件が起き、イ・ビョンホン側の通報で2人は逮捕され有罪判決を受けた。事件の過程で夫の言動も大きく報じられ、夫婦は激しい世間の視線にさらされたが、彼女は結婚生活を続ける道を選んだ。その後はSNSやYouTubeで夫や子どもとの何気ないやりとりを、子どもの顔や個人情報は伏せつつユーモアを交えて公開しており、さっぱりした人柄が改めて好感を集めている。女優としての顔と、親しみやすい母親としての顔を自然に行き来できることが、デビュー20年を超えてなお支持される理由といえる。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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