チョン・ホジン
1983年にMBC公募タレントとしてデビューし、40年以上にわたり善良な父親から冷酷な権力者まで演じ分けてきた名脇役である。2017年にはKBS演技大賞で大賞を受けた。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
ロバート・デ・ニーロに憧れて
俳優を志すきっかけは、培材高校時代に観た映画『ディア・ハンター』だった。ロバート・デ・ニーロの演技に心を奪われたものの、どうすれば俳優になれるのかは見当もつかず、まずは放送局のタレント公募に挑んだ。KBSでは不合格だったが、MBCの試験に通って1983年に芸能界入りする。本人は当時の自分を「台本を教科書のように読んでいた」と笑うが、そんな新人の素質を見抜いて残してくれた人物として、コ・ソンマン・プロデューサーの名を挙げている。
活動の歩み
単幕劇から国民的な父親役へ
下積みの時期は単幕劇の端役が中心だったが、1986年に『ベストセラー劇場』で貧しいボクサーを演じ、同年には映画『チョン・ブルー・スケッチ』で主演も務めた。広く顔を知られたのは、1990年から1998年まで放送された農村ドラマ『テチュナム・サラン・コルリョンネ』(ナツメの木に愛が実った)の純朴な青年役で、1992年に百想芸術大賞の新人賞を受けている。一方で1994年の『愛をあなたの胸に』では卑劣なライバル役に回り、善人と悪役の両方をこなす俳優として地歩を固めた。中年以降は『黄金の私の人生』(2017年)の父ソ・テス、『私の解放日誌』(2022年)の寡黙な父親など家族劇の柱を担う一方、『雲が描いた月明り』(2016年)の権力者キム・ホンのような冷徹な役でも存在感を放つ。2025年は『天国より美しい』でデビュー以来初の一人二役に挑み、『善良な男』『華麗なる日々』でも父親を演じた。
エピソード
34年越しの約束
2017年12月31日のKBS演技大賞では、『黄金の私の人生』での演技によりキム・ヨンチョルと並んで大賞に選ばれた。実力に見合う賞にはなかなか縁がなかっただけに、芸能生活34年目の受賞は大きな話題となった。壇上では両親への感謝を口にしたうえで、長く支えてくれた妻に向けて「34年ぶりに約束を守った」と語りかけ、会場の涙を誘った。その3年後、2020年の『一度行ってきました』でも同賞の大賞を受け、KBS演技大賞で2度目の頂点に立っている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- チョン・ホジン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 必ず捕まえる — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 私の解放日誌 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 華麗な日々 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09