韓国芸能人wiki
バインダーに戻る

ソン・ナウン

손나은Son Na-eun
Apink歌手俳優・女優

1994年ソウル生まれの俳優。2011年にガールズグループApinkのセンターとしてデビューし、清楚なイメージで人気を集めた。2022年にグループを離れて俳優業に専念し、『대행사』『家族X멜로』、2026年の『김부장』などで存在感を広げている。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

画家志望の少女だった

ソン・ナウンは1994年2月10日、ソウル・江南区に生まれた。幼いころの夢は歌手ではなく画家で、芸能界とは縁の薄い進路を思い描いていたという。転機は偶然に訪れた。親戚に付き添ってJYPエンターテインメントのオーディション会場を訪れたところ、その場で受けてみるよう勧められたのである。Wonder Girlsの「미안한 마음」を歌って合格し、こうして練習生生活が始まったが、彼女はその後キューブエンターテインメントへ移り、そこでデビューを目指すことになった。

MVのヒロインからApinkへ

練習生時代の彼女を最初に世に知らせたのは、ステージではなく映像だった。16歳のとき、同じ事務所系列の先輩グループBEASTの「숨(Breath)」と「Beautiful」のミュージックビデオにヒロインとして出演し、「あの少女は誰か」と話題になった。2011年2月、新ガールズグループApinkのメンバーとして最初に公開されたのが彼女で、同年4月にミニアルバム『Seven Springs of Apink』とタイトル曲「몰라요(知らない)」で正式にデビューした。学業も続け、ソウル公演芸術高校を2013年に卒業した後、東国大学の演劇映画学科に進んで演技を専攻している。

センターという役割

Apinkでの彼女のポジションはセンターとサブボーカルである。デビュー当時のApinkは、セクシーさや強さを打ち出すグループが多いなかで、白を基調にした清純なコンセプトを掲げていた。その象徴として正面に立ったのがソン・ナウンであり、透明感のあるビジュアルはグループの顔として広く知られるようになった。一方で本人は、もともと内気で知らない人の多い場では打ち解けるまでに時間がかかると明かしており、華やかな立ち位置と内向的な素顔との落差も、のちに彼女を語るうえでの一つの要素となった。

活動の歩み

アイドルと演技の二足のわらじ

グループ活動と並行して、演技の仕事は早い段階から始まっていた。2012年、SBSの時代劇『大風水』でヒロインの少女時代を演じたのが俳優としての第一歩で、同じ時期に映画『家門の栄光』シリーズ第5作でスクリーンにも登場した。その後はJTBCの家族劇『무자식 상팔자(子なしは気楽)』、tvNの『二度目の二十歳』で脇を固め、2016年にはtvN『シンデレラと4人の騎士』で主要キャストの一人を務めた。2017年にはノ・ヒギョン脚本の4話構成ドラマ『世界で一番美しい別れ』に出演し、2018年公開のホラー映画『女哭声』では主要な役を担った。

『私たち結婚しました』の最年少夫婦

バラエティでの代表作は、2013年から2014年にかけて出演したMBC『私たち結婚しました』シーズン4である。SHINeeのテミンと仮想夫婦を組み、番組史上最年少のカップルとして注目を集めた。初々しいやり取りが人気を呼び、2013年のMBC芸能大賞では「今年のスター賞」を受賞、ベストカップル賞の候補にも挙がった。二人の物語は約8か月続き、2014年1月4日の放送で幕を閉じた。この出演は、グループの外でも彼女の名前を広く浸透させるきっかけになった。

グループを離れ俳優の道へ

2020年にはMBC『夕食、一緒にどうですか?』でSNSの人気インフルエンサー役を演じた。2021年4月、デビューから10年在籍した所属事務所Play Mとの契約を終え、5月には俳優としてYGエンターテインメントと契約した。移籍後もApinkの活動は続けるとされていたが、スケジュールの調整がつかず2022年2月の10周年スペシャルアルバム『HORN』には参加できなかった。同年4月、事務所の発表と本人の手紙でグループ活動の終了が伝えられ、デビュー11周年のファンソングが最後の参加作となった。以後は俳優一本に絞り、JTBC『대행사(代行社)』では大企業グループの末娘カン・ハンナを演じ、JTBC『家族X멜로』では一家の長女ピョン・ミレ役に挑んだ。

新事務所と初のアクション

2025年5月、YGエンターテインメントを離れ、ジェイワイドカンパニーと専属契約を結んだ。新天地での大きな仕事となったのが、2026年6月に放送が始まったSBSの金土ドラマ『김부장(キム部長)』である。主演ソ・ジソプが演じる主人公の勤める貯蓄銀行の会計チーム代理チョン・サンアを演じたが、その正体は特殊任務局の要員という二面性のある役で、素手での格闘や銃撃シーンなど本格的なアクションに初めて挑戦した。主人公を監視する立場から、やがて頼れる協力者へと変わっていく人物像を演じ切り、アイドル出身俳優という枠を越えて演技の幅を示した作品になった。

エピソード

涙もろいセンター

ソン・ナウンを語るうえで、涙は欠かせないキーワードである。本人によれば、ふだん気持ちをうまく口に出せない分、ステージでファンの顔を見るとありがたさと申し訳なさが一度にあふれてしまうのだという。実際、Apinkの単独コンサートでは、アンコール曲「네가 손짓해주면」の途中で歌えなくなり、リーダーのパク・チョロンに支えられた。グループのリアリティ番組『Apink's 쇼타임』でも、チョロンに「表現は下手でも、さりげなく気持ちを伝えてくれる子」と評されたとたんに泣き出し、チョロンまで涙ぐむ場面が放送された。クールに見える第一印象と感情の豊かさとのギャップは、ファンに長く愛されている。

意外な度胸と明るさ

控えめな性格の一方で、スリルにはめっぽう強い。メンバーが悲鳴を上げるような絶叫マシンに乗っても平然としており、ウェブ番組では乗り終えて「무섭진 않은데?(別に怖くないけど?)」と首をかしげてみせた。旅先のハワイではスカイダイビングにも挑んでいる。ただし何でも平気というわけではなく、バンジージャンプについては番組で尻込みし、なぜわざわざ飛ぶのか分からないと本音を漏らした。デビュー初期はバラエティで口数が少なく目立たないと言われたが、活動10年目を過ぎるころには気負わない明るさを見せるようになり、弾けた姿を披露したツナ缶のCMはファンの間で語り草になっている。

SNS投稿の波紋と現場の縁

2018年には、SNSに載せた写真に写り込んだスマートフォンケースの「Girls can do anything」という文言をめぐり、フェミニズムへの支持表明ではないかとネット上で議論が起き、一部で批判の声が上がったと報じられた。女性アイドルのSNS投稿が過敏に受け止められていた時期を象徴する出来事として、今も言及されることがある。一方、『김부장』の撮影後のインタビューでは、共演したソ・ジソプから金(きん)の贈り物を受け取って驚いたと明かし、「存在だけで心強い先輩」と感謝を口にした。目標とする俳優像については、「잔잔한 여운(静かな余韻)」を残し、さまざまな役をこなせる俳優になりたいと語っている。

プロフィール

生年月日
1994年2月10日[1]
出生地
ソウル特別市[1]
国籍
韓国[1]
職業
歌手 / 俳優[1]
関連グループ
Apink[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2024年家いっぱいの愛Amazonで探す가족X멜로出演[2]
  2. 2022年ゴーストドクターAmazonで探す고스트 닥터出演[3]
  3. 2020年一緒に夕飯食べませんか?Amazonで探す저녁 같이 드실래요?出演[4]
  4. 2018年미추리 8-1000出演[5]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. ソン・ナウン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. 家いっぱいの愛 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. ゴーストドクター — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. 一緒に夕飯食べませんか? — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  5. 미추리 8-1000 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08