ユン・ボミ
京畿道水原市出身の歌手・タレント。2011年にApinkのメンバーとしてデビューし、メインダンサー兼リードボーカルを務める。飾らないキャラクターでバラエティの常連となり、見事な始球式でも話題に。2024年の『涙の女王』で演技でも評価を得て、2026年に作曲家ラドと結婚した。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
水原で育った活発な少女
ユン・ボミは1993年8月13日、京畿道水原市に生まれた。幼い頃から体を動かすことが得意で、テコンドーを長く続けて有段者となり、その腕前は後にバラエティで何度も披露されることになる。ダンスを始めたのは小学5、6年生の頃で、友人に誘われてダンス教室に通い出したのがきっかけだった。高校ではチアリーディング部の団長を務め、風車のように腕を回す大技を得意とした。家族の営むスーパーのレジを手伝った思い出も、後にラジオで笑い話として語っている。
3度目の挑戦でつかんだ合格
歌手を目指す道は平坦ではなかった。オーディション番組『スーパースターK』シーズン1では2次予選で落選している。その後、エージェンシーを経てキューブエンターテインメントのオーディションを受け、3回目の挑戦でようやく合格したと本人がラジオで明かしている。事務所にはダンスの実力を買われて入ったが、歌が弱いことを自覚して懸命に練習を重ね、練習生期間はメンバーの中で最も長い約3年に及んだ。その努力が実り、2011年のApinkのデビュー曲『モルラヨ』では、チョン・ウンジと並んで最も多くのパートを任された。
活動の歩み
Apinkの踊れるボーカル
Apinkではメインダンサーとリードボーカルを兼ねる。長い手足を生かした切れのある振付と、メンバーの中でも特にハスキーな声が持ち味で、カムバックのたびにタイトル曲のサビを担うことが多い。喉を痛めやすい体質と向き合いながら歌唱力を磨き、2016年にはMBC『覆面歌王』に「バニーバニー」として出演して、BoAの『アトランティス少女』を歌いながら仮面を脱いだ。出演理由について、バラエティのイメージのせいで真剣な舞台でも笑われてしまうので、本気の姿を見せたかったと語っている。ユニットでは2014年にキム・ナムジュとのApink BnNで『My Darling』を、2022年にはパク・チョロンとの「チョボム」で『Copycat』を発表した。
バラエティの常連として
デビュー直後から番組出演が多く、2011年末から翌年初めにかけてはMnet『M COUNTDOWN』でトニー・アンとともにMCを務めた。2013年7月からはMBC every1『週刊アイドル』のレギュラーとなり、チョン・ヒョンドンやデフコンに容赦なくいじられる役回りで知名度を大きく伸ばした。女性アイドルとしては同番組への出演回数が最も多いとされ、2015年7月に降板している。その後もSBS『ランニングマン』、MBC『本物の男』女性軍特集、MBC『私たち結婚しました』(チェ・テジュンと共演)、SBS『ジャングルの法則』、MBC『マイ・リトル・テレビジョン』などで体当たりの姿を見せた。2018年4月にはYouTubeチャンネル「뽐뽐뽐(ポムポムポム)」を開設し、食べる動画や日常を発信している。
女優業とMC、15周年へ
2024年にはtvN『涙の女王』で、キム・ジウォン演じるヒロインを最後まで支える秘書を演じ、アイドル出身の先入観を覆す自然な演技で好評を得た。この役で同年の大田特殊映像映画祭の女優助演賞を受賞している。同じ2024年11月からは、ENA『私はSOLO、その後も愛は続く』のMCをデフコンらとともに務め、約1年半後の2026年5月に降板した。デビュー15周年を迎える2026年には、その記念として1月に11枚目のミニアルバム『RE : LOVE』を発表し、Apinkは5人そろって約2年9か月ぶりのカムバックを果たした。グループとしての活動を軸にしながら、俳優、MC、YouTuberと活動の幅を広げ続けている。
エピソード
「ポムガナー」と呼ばれた始球式
彼女の名を一般層に広めたのは野球の始球式である。2014年8月2日、蚕室球場でのLG対ネクセン戦でピッチャーズプレートを踏み、正しいフォームでノーバウンドの球を捕手のミットまで届けた。映像は翌日には100万回再生を超え、本番前に50球以上の投球練習をしていたことも後に伝えられた。メジャーリーグの投手マディソン・バムガーナーにちなむ「ポムガナー」の愛称がつき、2015年の始球式では解説者ホ・グヨンが「女性芸能人の始球式で一番だ」と絶賛した。その後もLGの始球式に何度も招かれ、野球バラエティ『魔女たち』には投手として出演している。
ゴリラの物まねと天然ぶり
代表的な持ちネタはゴリラの物まねで、高校時代から教室や廊下でやっていた芸だという。デビュー初期のアイドル運動会や『週刊アイドル』、SBS『強心臓』などで披露するたびにスタジオを沸かせ、ドレス姿のまま演じたこともある。一方で言い間違いや勘違いの多さでも知られ、ラジオで視聴者の電話番号をうっかり読み上げてしまったり、番組で簡単な足し算を間違えたりした逸話が残る。かつてのマネージャーによれば、地方へ向かう車がガス欠で路肩に止まった際、皆が慌てるなか事情を聞いた彼女は「じゃあもう少し寝られる」と言ってすぐに眠りに戻ったという。
9年の交際を経た結婚
2024年4月23日、作曲家ラドと2017年4月から交際していることが報じられた。彼女はApinkのファンカフェに手書きの手紙を載せ、自らの言葉で交際をファンに伝えた。2人はApinkの楽曲制作を通じて縁を結んだとされる。2025年12月に結婚を発表し、2026年5月16日にソウル市内のホテルで式を挙げた。式にはApinkのメンバーや元メンバーのホン・ユギョンらが駆けつけ、Apinkが祝歌を歌ったと伝えられている。また、2016年の『내가 설렐 수 있게(I'm Your Girl)』の活動で急激に減量した後に成人アトピーを発症し、夜に掻かないよう両手をストッキングで縛って寝たほどだったと番組で打ち明けている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- ユン・ボミ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 涙の女王 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08