オ・ヨンソ
オ・ヨンソは韓国の俳優。中学生でガールズグループLUVの一員としてデビューした後に俳優へ転じ、長い下積みを経て『棚ぼたのあなた』『来た!チャン・ボリ』『輝くか、狂うか』などで人気を得た。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
晋州で生まれ、昌寧で育つ
1987年6月22日、慶尚南道晋州市にある母方の実家で生まれ、父方の地元である昌寧郡で育った。本名はオ・ヘンニム(「ヘンニム」は「お日さま」の意)。両親が出会ったのは、かつて新婚旅行先として人気を集めたレジャー施設「釜谷ハワイ」で、2017年に同施設の閉業が伝えられると、家族の思い出の場所がなくなると寂しさを口にした。芸能界デビューの準備のため中学2年で学校を移り、その後は安養芸術高校の演劇映画科を経て東国大学で演劇映画を学んでいる。
LUVでの歌手デビューと挫折
2002年、中学3年生でガールズグループLUVのメンバーとして歌手デビューした。もともとのメンバーだったファン・ボラがアルバム発売直前に抜けたため、その代わりとして加わったものである。しかしグループは長続きせず、解散に至る。後にチョン・ヘビンとともに、デビューがちょうど2002年のワールドカップの時期に重なったのが不振の理由だったと笑いを交えて振り返っている。歌手活動に早々に区切りをつけ、翌2003年にはKBSの青春ドラマ『반올림』(「四捨五入」の意)で主人公と張り合う姉イ・イェリムを演じ、俳優としての歩みを始めた。
活動の歩み
10年に及ぶ下積み
その後も大小さまざまな役で出演を重ね、半年以上仕事が途切れたことはなかったというが、オーディションには何百回も落ち、無名に近い時期が10年ほど続いた。2009年の映画『女子高怪談5 同伴自殺』で意地の悪い役を演じ、一時的に注目されたのが数少ない成果だった。流れが変わったのは2011年の『童顔美女』のイ・ソジン役を経た2012年、KBS週末ドラマ『棚ぼたのあなた』である。演じたのは義妹パン・マルスク。わがままで嫌味な人物だが、気の強い兄嫁との対決ではいつも分が悪いという役柄で、どこか抜けた可笑しさが視聴者に愛され、同年のKBS演技大賞で新人賞を手にした。
初主演と『来た!チャン・ボリ』
2012年はもう一つの当たり役にも恵まれた。MBC『オ・ジャリョンが行く』で初めて主演を務め、裕福な家に育った心根の優しい娘ナ・コンジュを演じたのである。KBSに続いてMBC演技大賞でも新人賞に選ばれ、同じ年に二つの局から新人賞を受けるという珍しい記録を残した。翌年の『メディカル・トップチーム』では、それまでと違うボーイッシュな人物を演じている。人気を決定づけたのは2014年のMBC週末ドラマ『来た!チャン・ボリ』だった。物語の注目は悪女ヨン・ミンジョンの暴走にさらわれがちで、まっすぐすぎるヒロインのボリにはもどかしいという声もあったが、作品は大ヒットし、彼女自身も同年のMBC演技大賞で連続ドラマ部門の最優秀演技賞を手にした。
時代劇と変わり種の役
2015年のMBC時代劇『輝くか、狂うか』では、男装と女装を行き来するヒロインのシン・ユルを演じ、チャン・ヒョクとのロマンスが好評を得た。放送開始当初は裏番組に押されて最下位だったが、やがて同時間帯の首位に立っている。2016年のSBS『돌아와요 아저씨』(「帰ってきて、おじさん」の意)ではRAIN(ピ)と共演し、急死した中年男性が彼女の姿でよみがえる二人一役の設定をこなして、SBS演技大賞の優秀演技賞を受けた。2017年には『猟奇的な彼女』で王女ヘミョンを、年末からはtvN『花遊記』で三蔵法師の宿命を負うチン・ソンミを演じ、2018年の映画『チーズ・イン・ザ・トラップ』では原作ウェブ漫画のヒロイン、ホン・ソルに扮した。
近年の主演作
2019〜2020年のMBC『欠点ある恋人たち』では、イケメン嫌いの臨時体育教師チュ・ソヨンを演じた。2021年のカカオTV『このエリアのクレイジーX』では心の傷から周囲を極度に警戒して暮らすイ・ミンギョンを演じ、配信の週間ランキングで上位を争った。2022年のKBS『美男堂-事件手帳』では刑事ハン・ジェヒとしてソ・イングクと組み、KBS演技大賞のベストカップル賞を受賞。2024年にはtvN『플레이어2: 꾼들의 전쟁』(『プレーヤー2』)に加わり、2026年はチャンネルA『아기가 생겼어요』(「赤ちゃんができました」の意)でチェ・ジニョクと主演を務めた。国内視聴率は1%台にとどまったものの海外の配信サービスでは週間1位を記録し、本人は終了に際して「とても楽しく、愛されながら撮影できた」と語っている。
エピソード
熱愛説と降板、不倫説の否定
2012年、MBC『私たち結婚しました』でMBLAQのイ・ジュンと仮想夫婦を演じていた最中に、『オ・ジャリョンが行く』の相手役イ・ジャンウとの熱愛説が報じられた。2013年1月の放送で本人は交際をはっきり否定し、騒ぎに巻き込んだイ・ジュンに謝る場面も流れたが、翌月には番組を降板している。2019年には、俳優アン・ジェヒョンとク・ヘソンの離婚騒動の中でク・ヘソンが夫と共演女優の不適切な関係を主張し、『欠点ある恋人たち』に出ていたオ・ヨンソにも疑いの目が向けられた。これに対し事務所は「明白な虚偽」だとして、ク・ヘソンらに法的措置をとる方針を表明し、疑惑を強く否定した。
芸名の由来と素顔
「ヘンニム」という本名は子どもっぽいうえ、占いで火の気が強すぎると言われたため、芸名オ・ヨンソを使うようになった。ただし本名は今もヘンニムのままだと2014年の番組で明かしている。大の漫画・アニメ好きで、『銀魂』の坂田銀時が理想のタイプだとSNSで明かしたこともある。サムギョプサルは朝から食べるほどの好物で、『女子高怪談5』のオーディションでは食事中に台本を渡されたものの、目の前の肉に気を取られて覚えきれなかったという。LUV時代の仲間とは今も交流があり、チョン・ヘビンが『ジャングルの法則』に出演した際には応援メッセージを送った。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- 欠点ある恋人たち — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
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