キム・ジェウォン
2002年のドラマ『ロマンス』で「殺人スマイル」の異名をとり、一躍トップスターとなった俳優である。中華圏でも人気を集めた韓流初期のスターで、除隊後は演技派として再評価され、司会や料理番組でも活躍してきた。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
モデルから俳優の道へ
1981年ソウル生まれ。長身と色白の端正な顔立ちを生かし、10代後半からモデルとして活動を始めた。デビュー前にはレストランの厨房で補助として働いた経験もあり、これが後の料理好きの素地にもなっている。2001年にSBSのシットコム『ハニーハニー』で本格的に俳優デビューし、同じ時期に音楽番組『SBS人気歌謡』の司会も務めて、若手のホープとして顔を知られるようになった。
活動の歩み
『ロマンス』で頂点へ
転機は2002年のMBCドラマ『ロマンス』である。教師と生徒の恋を描いた同作は、日韓ワールドカップの熱狂に沸いた年にあって高い人気を集め、彼の柔らかな笑顔は「殺人スマイル」と呼ばれて流行語になった。この年は同作のほかSBS『ライバル』などにも出演し、年末にはMBCで新人賞と人気賞、SBSでもニュースター賞を受けた。その後もチャン・ナラと共演した『내사랑 팥쥐』(わが愛しのパッチ)などに主演し、2004年には映画『내 사랑 싸가지』(生意気な恋人)でスクリーンにも進出した。同年の『兄嫁は19歳』では、話題作『フルハウス』と同じ時間帯で戦いながら最終回で24.4%を記録した。
中華圏の人気と兵役、そして再評価
国内では『酒の国』『北京 我が愛』『ワンダフルライフ』と数字に恵まれない時期が続いたが、中国や台湾では逆に人気が高まり、韓流第1世代のスターとして存在感を示した。入隊直前には途中から合流したKBS『ファン・ジニ』で初の時代劇に挑み、好評を得ている。その後は中国ドラマの撮影を経て入隊し、国内の活動は約4年空いた。除隊後の2011年、聴覚障害のある青年を演じた『私の心が聞こえる?』で復帰を飾り、続く『メイクイーン』『スキャンダル』とあわせてMBC演技大賞で3年連続の受賞(2011年は優秀賞、2012・2013年は最優秀賞)を果たし、アイドル的な人気だけでなく演技力でも評価される俳優になった。
エピソード
撮影現場での負傷
2011年10月、主演に決まっていたMBC『私も花』の撮影中には、乗っていたバイクが急に走り出し、それを止めようと力を込めた拍子に肩を脱臼する大けがを負った。もともと肩の脱臼癖があったこともあって治療に4週間ほどかかると診断され、制作陣と話し合った末に降板することになった。
司会と料理の腕前
兵役は国防広報院の広報支援隊で務め、慰問公演『慰問列車』の司会を何度もこなした。その経験が生きたのか、除隊後は美容番組『ゲット・イット・ビューティー・オム』や2012年の『MBC演技大賞』の進行役を任され、安定した進行で好評を得た。教養番組『リアルストーリー 目』のナレーションも担当した。料理の腕前は折り紙つきで、かつてフュージョンレストランを経営した経験があり、2020年からは料理バラエティ『新商品発売 コンビニレストラン』でその実力を披露した。私生活では2013年に一般女性と結婚し、息子が一人いる。2020年代に入ってからは俳優業をほぼ休み、バラエティへの出演が中心となっている。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- キム・ジェウォン — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- お父様、私がお世話します — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09