ユン・ジンソ
ユン・ジンソは1983年生まれの俳優。パク・チャヌク監督『オールド・ボーイ』で主人公の宿敵の姉イ・スアを演じて注目を集め、百想芸術大賞の新人賞を受賞した。映画を中心にドラマにも出演し、エッセイや小説も手がける。2016年から済州島に暮らしている。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
演劇部から映画の世界へ
本名はユン・スギョンで、1983年8月5日にソウルで1男2女の次女として生まれた。家庭は円満とは言えず、2013年のエッセイ集では父と暮らせなかったことや、父親に可愛がられる同年代の子がうらやましかったことを打ち明けている。陽川女子高校で演劇部に入ったのも、もとは仲良しの友人たちと一緒にいたかったからにすぎない。映画に本気で惹かれたのは高校2年の夏休みで、祥明大学の高校生向け映画講座で知り合った仲間を通じてヨーロッパ映画の面白さを知った。自ら短編映画を撮った際、起用した後輩が可愛く映ることばかり気にしているのがもどかしく、「それなら自分で演じよう」と考えたことが俳優を志すきっかけになったと、のちに雑誌の取材で語っている。2001年、高校3年でオーディションに通り、映画『バス、停留所』の端役で映画界に入った。大学はソウル芸術大学演劇科を卒業している。
活動の歩み
『オールド・ボーイ』で一躍注目
初めて役名のある役をつかんだのが、2003年11月に公開されたパク・チャヌク監督の『オールド・ボーイ』である。演じたのは、イ・ウジンが忘れられずにいる姉のイ・スア。出番は多くないが物語の鍵を握る役で、どこか現実離れした清らかな雰囲気が評判を呼び、翌2004年の百想芸術大賞で映画部門の女性新人演技賞を手にした。同じ2004年にはソ・テジの7集の収録曲のミュージックビデオにも起用されている。続く野球映画『スーパースター カム・サヨン』では球場で働くパク・ウナを演じ、2005年の群像ラブストーリー『私の生涯で最も美しい一週間』では、修道女を目指しながらアイドル歌手に恋する女性という一風変わった役を選んだ。その後も『ビースティ・ボーイズ』『秘密愛』など、映画を軸に癖のある役柄を積み重ねていった。
ドラマ、そして新しい生き方
テレビでは2009年の『帰ってきたイルジメ』で1人2役を演じ、『逃亡者 PLAN B』『一年に十二人の男』『匂いを見る少女』『テバク』などに出演した。2014年には映画『慶州』、2018年にはアクション映画『リベンジャー 無敵の復讐心』にも出ている。2022年にはNetflixシリーズ『模範家族』でカン・ウンジュを演じ、久しぶりに大きな作品で存在感を示した。2016年にはケーブルドラマ『私に乾杯』でケーブルTV放送大賞の共感スター賞を受けている。2012年には韓国映画界の内側を映したドキュメンタリー『ヨンファパン(原題:영화판)』で主演を務めた。演技以外でも、2008年にデジタルシングルを出し、2013年にエッセイ集、2015年に小説を刊行するなど、表現の幅は広い。
エピソード
済州島での暮らしと家族
2016年に済州島へ移住し、サーフィンを通じて知り合った一般人男性と2017年4月に結婚した。済州でのサーフィンやヨガを楽しむ日常をSNSで発信しており、2024年1月には第一子となる娘が誕生している。それ以前には、2009年にケーブル番組で知り合ったプロ野球選手イ・テックンとの交際を公表し、カップルでのグラビア撮影などで話題になったが、2010年11月に破局が報じられた。双方の多忙が理由で、友人に戻ったと伝えられている。また、2004年には映画誌が業界関係者に行ったアンケートで「過大評価された女優」の2位に挙げられたこともある。本人は『スーパースター カム・サヨン』の撮影を通じて発音の弱さを自覚し、声優のもとで発声と発音を学び直したという。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- ユン・ジンソ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- リベンジャー 無敵の復讐心 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- 模範家族 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09