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ユ・ジテ

유지태Yoo Ji-tae
俳優・女優

ソウル出身の俳優・映画監督。舞踊からモデルを経て映画界に入り、『春の日は過ぎゆく』『オールド・ボーイ』で評価を確立した。監督作で海外の映画祭でも受賞し、大学教授も務める。2026年の映画『왕과 사는 남자』で初めて観客1000万人を超えた。

更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09

生い立ちとデビューまで

裕福な家と傾いた家計

1976年、ソウルで裕福な家の一人息子として生まれた。祖父は全羅南道で塩田を経営した実業家で、国会議員に5回当選したユ・オグである。しかし祖父が亡くなると父の事業がうまくいかなくなり、家計は急速に苦しくなった。父を失った後は、看護師として働く母のもとで厳しくしつけられて育つ。20歳から積立貯金を続けたという堅実さや福祉への強い関心は、この母の影響によるところが大きいとみられている。

ダンサーからモデルへ

最初に打ち込んだのは現代舞踊だった。身長188cmと舞踊には不利な体格ながら、1993年には現代舞踊の大会で大賞を受賞し、将来を期待されていた。だが腰のけがで1996年に舞踊の道を断念し、モデルに転じる。二重まぶたではない目元が若い頃のリチャード・ギアを思わせると評され、長身を生かしたスタイルとあわせて注目を浴びた。

活動の歩み

青春スターから『オールド・ボーイ』へ

俳優としての評価を不動のものにしたのは、パク・チャヌク監督の『オールド・ボーイ』である。過去の傷にとらわれたまま生きる悪役イ・ウジンを演じて高く評価された。この役の候補にはハン・ソッキュやイ・ビョンホンらも挙がっていたという。それ以前は青春映画のスターとして知られていた。キム・ハヌルと共演した『バイ・ジュン』で映画デビューし、『アタック・ザ・ガス・ステーション!』で顔が売れ、再びキム・ハヌルと組んだ『リメンバー・ミー』で人気を確立。イ・ヨンエとの『春の日は過ぎゆく』で演技力も認められた。穏やかにも冷酷にも見える風貌から、善悪の読めない人物を任されることが多い。2016年のtvN『グッドワイフ~彼女の決断~』では、出世のために家庭を顧みない検事イ・テジュンを演じ、スーツ姿も話題を呼んだ。

監督・教授として、そして初の1000万映画

2003年の短編『自転車少年』で監督としてもデビューし、短編を4本発表した。初の長編『マイ・ラティマ』は2013年に第15回ドーヴィル・アジア映画祭で審査員大賞を受けている。2004年には舞台『海溢』で演劇にも進出した。2018年にはラース・フォン・トリアー監督の『ハウス・ジャック・ビルト』に端役で出演。2023年9月に建国大学映像映画学科の専任教授に就任し、同年11月公開のディズニープラス『ヴィジランテ』では怪物のような刑事チョ・ホンを演じた。2026年2月公開の映画『왕과 사는 남자(王と暮らす男)』では権力者ハン・ミョンフェを演じ、作品は1600万人以上を動員して自身初の1000万人映画となった。

エピソード

役への執念とスタッフへの気配り

『オールド・ボーイ』では共演のチェ・ミンシクの圧倒的な演技を前に自分の芝居に納得できず、パク・チャヌク監督とチェ・ミンシクの前でひざまずいて「もっとうまくやる」と誓ったという逸話がある。一方、撮影現場を訪れたソン・ガンホは監督に彼の演技を絶賛していた。『ヴィジランテ』では役のために16kg増量し、劇中の「今からタメ口をきいてもいいですか」という台詞は名台詞として広まった。監督としては、制作費5億ウォンのうち6割を出演者とスタッフの人件費に充て、自らの監督料を手放してまで賃金を支払ったことで知られる。目標は俳優、監督、そして福祉士だと語り、2006年にはカトリック大学大学院で社会福祉学の課程を修了した。

キム・ヒョジンとの結婚

妻は女優のキム・ヒョジンである。二人は2003年に衣料ブランドの広告撮影で知り合い、しばらく友人として過ごした後に交際へ発展した。約5年の交際を経て、2011年12月に結婚している。

プロフィール

生年月日
1976年4月13日[1]
出生地
ソウル特別市 / 中区[1]
国籍
韓国[1]
職業
俳優[1]

作品

年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。

  1. 2022年ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪えAmazonで探す종이의 집: 공동경제구역出演[2]
  2. 2023年ヴィジランテAmazonで探す비질란테 (드라마)出演[3]
  3. 2017年マッド・ドッグAmazonで探す매드 독出演[4]

出典

リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。

  1. ユ・ジテ — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  2. ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  3. ヴィジランテ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
  4. マッド・ドッグ — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08