キム・ビョンオク
キム・ビョンオクは1960年生まれの韓国の俳優である。長い無名の舞台俳優時代を経て、40代で出演した『オールド・ボーイ』で注目され、冷酷な悪役の名手として知られるようになった。シットコム『心の声』の父親役ではコミカルな一面も見せている。
更新 2026-10-08/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
極貧の無名時代
キム・ビョンオクは京畿道富川の比較的裕福な家に生まれたが、父を早くに亡くし、本人が芝居に打ち込むうちに家計は傾いていった。青年期は母が市場で営む青果店の稼ぎで一家が食いつなぎ、劇団に寝泊まりしながら舞台を続けた時期には、15年間ジャージャー麺とチャンポンばかり食べていたと語っている。結婚後は扶養の重圧が増し、友人の保証人になって両親から受け継いだ家と店舗を手放したこともあった。映像の端役の話がまれに来ても、殺し屋役で傘をたためずNGを重ね、降ろされた苦い経験もある。
活動の歩み
『オールド・ボーイ』から悪役の顔へ
映画デビューは40代に入ってからの『ラブストーリー』(2003年)で、同年の『オールド・ボーイ』で一躍顔を知られた。続く『親切なクムジャさん』などで残忍な悪役を重ね、強面のイメージが定着した。一方、2016年のシットコム『心の声』では主人公チョ・ソクの父親を演じ、原作ウェブ漫画とのそっくりぶりで好評を得た。本人にとっては初のコメディー役で、出演は娘の勧めが大きかったという。以後も『キム秘書はいったい、なぜ?』など多くのドラマで脇を固めている。
エピソード
飲酒運転と“お人好し”の素顔
2019年2月、富川のマンション駐車場で飲酒運転により摘発され、運転代行で帰宅した後に自分で駐車しようとしたと釈明して謝罪した。この件でJTBC『リーガル・ハイ』を降板している。画面の印象とは裏腹に、本人は小心で頼みを断れない性格だと明かし、保証人や偽の株情報で何度も財産を失ったとバラエティ番組で打ち明けた。悪役は相手を殴る場面でNGを出すのが怖く、かえって神経をすり減らすとも話している。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
リンク先の著作権は各発行元に帰属します。本文は転載せず、確認した事実をもとに書き起こしています。
- キム・ビョンオク — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- キム秘書はいったい、なぜ? — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08
- 猟奇的な彼女 — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-08